≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡
= 遠い異国の地にいる時、ふと懐かしくなる料理がある。 我が味噌汁のように =
- ひとくち口にすれば体が喜び、心が落ち着き、自分のルーツを実感するまさに“魂の食” -
ヒマラヤ・タクラマカン・北極圏の地を彷徨った小生、“味噌汁の味”に己が自分のルーツを実感した
一昨年に中断した《ソウルフード巡礼の旅へ》再び、ナビ無しで
【この企画はWebナショジオ_「世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅」】
(文=中川明紀・ライター、編集者 イラスト・史料編纂=涯 如水)
◇◆ 安くて美味くてボリューミー!なニュージーランド版おにぎりといえば =3/3= ◆◇
ソーセージロールはコンビニやガソリンスタンドで購入できる。スポーツ観戦の時に食べるという。ソーセージロールは、「パイよりライトで、分けるとしたらパイはランチに食べ、ソーセージロールはスナック感覚で食べます」とヴァネッサさん。ニュージーランド人にとっては明確な違いがあるようだ。要するにおにぎりとのり巻き、具を包むか巻くかといった違いということだろうか。のり巻きが酢飯なのはさておき、そう納得してみる。
でも、パイと同じくらい愛されていると言うなら食べてみたい。そこで、キーウィキッチンのソーセージロールをいただくことにした。羊の肉も使うが牛の方がポピュラーで、この店のソーセージロールも牛肉だ。ミンチにした肉と玉ネギやハーブを混ぜてソーセージをつくり、パイ生地で巻く。テーブルに置かれたのは大きなソーセージが入った長さ10センチくらいのソーセージロール。パイよりライトというがけっこうなボリュームだ。
スナック感覚というので手づかみでかぶりつく。ぎっしりとつまったソーセージに皮はなく、思ったよりやわらかくてなめらかだ。素朴に見えてハーブが複雑な風味を与えて奥深い。やはりケチャップが添えられていて、ケチャップの甘みと酸味がばっちり合う。「子どもたちはパイよりも好きかもしれませんね」とヴァネッサさんは言って、自身の思い出を話してくれた。
ヴァネッサさんが生まれ育ったのはニュージーランドの北部、オークランドから車で1時間半くらい走ったところにある人口3万~4万人の町。海に近くサーフィンをする人も多い町で、両親は牧場を経営していたという。
「パパはよく新鮮なお肉を使ってソーセージをつくってくれました」とヴァネッサさん。それがすごく美味しくて大好きだったと懐かしむ。
「だからお店を始める時は、パイと一緒にソーセージロールも並べようと、パパのソーセージの味を思い出しながらレシピをつくりました。このソーセージロールはパパから受け継いだ味なんですよ」
故郷の味をゆっくりとかみしめながら、さらに話に耳を傾ける。20年ほど前に英語の教師として来日したヴァネッサさんは、日本ではニュージーランドの料理があまり食べられないことからお店をつくった。当初は外資系の会社を中心としたデリバリーだけを展開していたが、2011年に白金台にオープンカフェを開いている。
「私がニュージーランドで一番好きな文化は、オープンカフェでパイやソーセージロールとコーヒーをゆっくりと楽しむこと。ニュージーランドにはよくある風景でとてもリラックスできる時間なのですが、日本にはそういう場所が少ないと感じました。この幸せな時間を知ってほしくてカフェを始めたんです」
顔を上げて外を見ると晩秋のプラチナ通りは銀杏が黄金色に輝いていた。いつの間にかこんなに色づいていたんだなあと、しばらく眺める。パイとソーセージロールとコーヒー。ここには確かにニュージーランドの時間が流れていた。
明日に続く…
◇ 初体験 ~ハンギ料理~ ◇
・・・・・・ https://youtu.be/6MtfwIlbddM ・・・・・
//////参考資料///////
■□ 参考資料:ニュージーランドの伝統料理 □■
ニュージーランド人にニュージーランドの伝統料理は何かと聞くと、たいていの場合「フィッシュ・アンド・チップス」や「バーベキュー」、「マオリのハンギ料理」などを挙るのです。
でもそれ以外にどんな料理があるか聞くと、言葉に詰まる人がとても多いのがニュージーランドのグルメ事情。というのも、ニュージーランドはイギリスからの移民とマオリ人により、1840年に建国された新しい国なので、移民の出身国の料理の影響が今でも色濃く、現在独自の食文化を形成中といえるでしょう。
そこで今回は、ニュージーランドに14年間に在住している私がオススメする「ニュージーランドで絶対に食べておきたいニュージーランド料理を10個」紹介する。まとめてみました。
ニュージーランド独自の伝統料理といえば、マオリのハンギ料理です。マオリの新年「マタリキ」や、その他マオリのお祝いごとの際に振る舞われる、特別なときに食べる料理ですね。
ニュージーランド料理の定番中の定番といえば、フィッシュ・アンド・チップス。イギリスからの移民がもたらした、魚フライとフライドポテトというシンプルな組み合わせの料理。
バーベキューは、ニュージーランドの家庭料理の決定版。
ラム料理、人口1人あたりの羊の数が6匹といわれ、世界1の羊大国であるニュージーランド。当然の」料理。
ニュージーランド人なら誰もが知る、国内最高級の牡蠣「ブラフ・オイスター」でしょう。
「ホワイトベイト」とはシラスのことです。ニュージーランドではシラスを捕獲できる量と時期が厳しく定められているので、1キロあたり70ドルから100ドル以上と値段がとても高いんです。
マッスル(ムール貝)はニュージーランドでは、学生の定番食材として知られています。
ニュージーランドで1度試してほしいのがカフェで食べるサラダです。
ニュージーランド独特のデザートといえば、「パブロバ」です。パブロバはメレンゲのケーキにクリームや果物を乗せたお菓子。
パブロバ以外のニュージーランド独自のデザートといえば、「ホーキーポーキー(Hokey Pokey)」アイスクリームが有名です!
◆ Visiting Maori Village in Rototua, New Zealand! ◆
・・・・・・ https://youtu.be/LK93bfSZ7xw ・・・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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