≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡
= 食肉は将来、どんな風に作られるようになるだろうか =
- ここに一つの未来図がある -
【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】
◇◆ アスパラガスは19世紀のバイアグラだった =2/2= ◆◇
ベルサイユ宮殿で6000本のアスパラ栽培
熱心な園芸家として知られるフランス国王ルイ14世は、ベルサイユ宮殿の菜園に温床を作らせ、6000本のアスパラガスの苗を栽培した。おかげで毎年12月早々にはアスパラガスが宮廷の食卓を賑わした。
ルイ14世の曾孫、ルイ15世もまた、王家のアスパラガス畑を受け継ぎ、存分に味わった。王の愛人として権勢を振るったポンパドール夫人のレシピが残されている。使われたのは「オランダ人の」アスパラガスと呼ばれていたホワイトアスパラガス。穂先がほんのりと紫色に染まっている。これにバターたっぷりのソースをかけた一皿だ。紫はポンパドール夫人が身につけた下着の色だったとも言われている。
ポンパドール夫人のレシピ
ではこの料理、アスパラガス・ア・ラ・ポンパドールの作り方を紹介しよう。
太くて新鮮な極上のオランダ産アスパラガス(穂先が紫色のホワイトアスパラガス)を用意する。根元の堅い部分は取り除き、沸騰した湯に入れて茹で上げる。一番美味しい穂先だけを小指の長さほどに斜めにカットし、残りの茎は捨てる。茹でた穂先は温かい布巾に包んでおく。こうすることで余分な水分を切ると同時に、ソースを準備する間、アスパラガスを保温しておける。
ソースにはフランスのバンブレ産またはプレバレ産の最高級バターを使用。中瓶1本分のバターを銀の皿に入れ、塩少々、ナツメグの粉末ひとつまみ、小麦粉大さじ山盛り1杯を加えて練り合わせる。マスカットで作った酸味のあるジュース大さじ4杯と新鮮な卵黄2個をときほぐして、バターに加える。
これを湯煎にかけてよくかき混ぜる。煮詰まってソースが濃くなり過ぎないように気をつけること。アスパラガスにソースを合わせ、冷めないように蓋付きのキャセロールに盛りつけ、テーブルに運ぶ。最後の1本まで、うるわしき最高の美食を堪能しよう。
※ ポンパドゥール夫人(Madame de Pompadour)ことポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソン(Jeanne-Antoinette Poisson, marquise de Pompadour, 1721年12月29日- 1764年4月15日)は、ルイ15世の公妾。
公妾たるその立場を利用してフランスの政治に強く干渉し、七年戦争ではオーストラリア・ロシアの2人の女帝と組んでプロイセン・イギリスと対抗した。 弟にはマリニー侯爵アベル=フランソワ・ポワソン・ド・ヴァンディエールがいる。
フランス国王の公式の愛妾となったポンパドゥール夫人は、湯水のように金を使って、あちこちに邸宅を建てさせ(現大統領官邸エリゼ宮は彼女の邸宅のひとつ)、やがて政治に関心の薄いルイ15世に代わって権勢を振るうようになる。
◇◆ たかシェフのアスパラガスの下処理 ◆◇
・・・・・・https://youtu.be/uRQWk3yHyac ・・・・・
//////参考資料///////
◎ 参考資料:アスパラガス(竜髭菜、Asparagus spp.) (2/2) ◎
ドイツやおオーストラリアでは白アスパラはSpargel(シュパーゲル)と呼ばれ、日本での筍のように、春から初夏にかけての味覚として珍重されている。ドイツ国内産の収穫時期は、始まりはその年の天候によって変動し、おおむね4月頃であるのに対して、終わりは毎年一律に6月24日(聖ヨハネの日)までとなっている。外国産についてはこのルールに制約されないため、国内産シーズンの前後にも入手できる。一般的な食べ方は、茹でた白アスパラガスに溶かしバターやオランデーズソースをかける。ハムやジャガイモを付け合わせにしたり、逆に肉料理の付け合せにする場合もある。
◇◆ アスパラの下処理/美味しい食べ方 ◆◇
・・・・・・https://youtu.be/D4FOnoLTtbo・・・・・
調理法として茹でる、炒める、役の方法があり、茹でたあと冷ましてサラダにすることもできる。また基本的に皮が固いことが多いので、ゆでる前に皮をむく必要がある。ゆでる際はむいた皮を一緒にゆでると風味が良くなるといわれている。 冷蔵庫では濡れた新聞紙等で包んで乾燥を防止したうえで立てて保存すると、鮮度と味を維持できる。コップなどで水を吸わせる際は水中にニンニクなどを入れると切り口の腐敗を防げる。
アスパラガスの加工品として水煮の瓶詰や缶詰、ピクルスなども市販されている。 学名の"officinalis"は「薬用の」という意味で、古くから利尿作用や健胃作用が知られていた[。 ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、アスパラギン酸などを含む。ちなみに、アスパラギン酸はアスパラガスから発見されたことにちなんで命名された。
近年、アントシアニン色素の多い紫色品種のアスパラガス(米国原産「パープルパッション」、福島県産「はるむらさきエフ」など)や桜色の品種も登場した。加熱すると紫色は失われ緑色になるため、色を楽しむためには生食するか、食酢・レモン汁を入れてさっと湯通しする程度にとどめることが必要となる。
雌雄異株であり雄株のほうが勢いが強く収穫量も多いが、1年生株の促成栽培では雌株の方が茎径が太く、成育が旺盛である。しかし外見では見分けられないので、花が咲くまで待たなければならない。翌年の良質な芽の発生のためには、収穫しすぎない事と夏に茎が倒れずに充分に繁茂している必要がある。
繁殖は実生による。4月から5月にかけてが蒔き時で、収穫できる株に仕上げるまでに2年から3年かかる。春になると園芸店などに、その年から収穫できる苗が出回る。 主要産地は北海道、佐賀県、長野県。このほか日本各地で露地栽培またはハウス栽培される。
・・・・・・つづく
_ グリーンアスパラの美味しい茹で方 _
・・・・・・ https://youtu.be/nvJHCpcL_78 ・・・・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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