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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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皇帝ペンギンの潜水戦略_学究達=253=/塩見こずえ(02/mn)

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長くて27分以上、深さにして560m以上 鳥類でいちばんの潜水能力

-65℃の氷原上で身を寄せ合い、雪しかない絶食状態にて繁殖地で抱卵するオス

卵が孵化する約120日間で体重は40%以上減少、再び海洋に戻る途中に死ぬオスがいる

オスだけが抱卵するコウテイペンギン、その潜水戦略を解き明かす塩見こずえ

【この企画はWebナショジオ_【研究室】「研究室」に行ってみた】 を基調に編纂

(文=川端裕人/写真=藤谷清美、塩見こずえ(調査) & イラスト・史料編纂=涯 如水)

◇◆ 塩見こずえ(02) / 第1回 コウテイペンギンのギャップに萌える=2/2= ◆◇

南極に来た時点では、研究者の先達が取ってきたコウテイペンギンのデータの解析は経験していたものの、実物が海で泳ぐ姿は見たことがなかった。データだけではイメージできないものをまのあたりにして「こういうことだったのか!」という新鮮な感動があったそうだ。

 塩見こずえさんは、世のペンギン好きから見ると、まれに見るラッキーガールである。

 なにしろ2008年、大学院修士課程2年目にして、南極、それも昭和基地ではなく、アメリカ合衆国のマクマード基地を拠点にコウテイペンギン三昧の研究生活を送った。生まれてはじめて訪れる南極で、生まれてはじめて見る野生のペンギンが、コウテイペンギンだったというのは、非常に「ミーハー」な観点から、うらやましくてならない。

 ペンギンというのは実に魅力的な生き物で、熱烈なファンは多い。ぼくもその1人ということになっており、ペンギンに関する本もいくつか書いてきた。文筆キャリアの最初の頃なので、今も書店に売られているものが少なく残念なのだが、とにかくペンギンについては取材をしてきたし、今も時々している。未発表のネタもかなり溜まっている。

 ただ、ぼくが扱ってきたのはだいたい「温帯」の環境に住んでいるペンギンだ。ペンギンの種類は、17種とも18種とも言われるけれど、南極でのみ繁殖する純然たる南極のペンギンは、アデリー、コウテイの2種だけなのだ。

南極のペンギンに本格的に会うためには、南極大陸に行かなければならない。日本の昭和基地の近くにはアデリーペンギンの営巣地(コロニー)がある。しかし、残念ながら、コウテイペンギンの方は周囲にほとんど見られない。結局、野生のコウテイペンギンに会うためには、日本以外の南極基地に入るのが近道だ。

塩見さんがアメリカのマクマード基地を拠点にして研究を行うことになったのは、そういうわけだ。

 マクマード基地は、通称マックタウンとも言われる南極最大の基地で、基地内にはバーもあれば教会もある。かつては原子力発電で電力をまかなっていた時期もあるほどの、本当にちょっとした規模の町である。と、行ったこともないのに、ぼくは知ったかぶりをするわけだが、それほどに有名な南極観測のセンターだ。

 塩見さんが主に滞在したのは、この「マックタウン」からスノーモービルで30分ほど離れた所に設置されたペンギン観察用の前線基地ともいえる「ペンギン牧場」だった。

 ペンギン牧場での観察と研究の日々、さらにはそこから分かってきたことを教えてもらおう。

次回は“第2回 “長く深く”潜るコウテイペンギンの思いを探る”に続く

■□参考資料: 可愛くて愛くるしいコウテイペンギン=皇帝ペンギン= (2/6) □■

次に、コウテイペンギンの身体の各部分の特徴について細かく解説していきます。上記の通り、コウテイペンギンは、頭から喉の部分が黒色をしており、眼の後ろ部分から首の付け根の部分がオレンジ・イエローの模様があるのが特徴的です。

また、お腹部分は光沢のある白さですが、背中黒色をしています。幼少期の灰色の毛とは変わって、大人になると白黒ハッキリとした、勇ましい色合いに変化するようです。 ちなみに、コウテイペンギンの虹彩は茶色をしていて、どこが優雅な顔つきをしています。クチバシにはピンクまたはオレンジの装飾欠があるのも、コウテイペンギンの特徴ですね。 一方でコウテイペンギンのヒナは、身体のほとんどが銀色で、頭が黒いのがポイント。眼の周りが白くて、超絶キュートなフェイスをしています。

頼もしい大人の姿とは一変して、あまりにも愛くるしい姿ですね…!この姿に一目惚れした人も、多いのではないでしょうか?こんな可愛い姿をしているのに、自然環境の厳しい南極大陸にいるなんて、想像がつきません。

コウテイペンギンの性格は怖い?大人しい?

コウテイペンギンの性格は落ち着いていて、攻撃性が低いと言う特徴があります。 コウテイペンギンには密集して過ごすと言う習性があるので、基本的に縄張り意識を持たず、争いの起こりにくいことが理由では無いかと推測されているようです。

また、餌を取りに行くのも集団で行動しているので、協調性のある落ち着いた性格であることが分かります。

コウテイペンギンの寿命は約20歳前後

コウテイペンギンの寿命は約20歳前後。中間値としては19.9歳と言うデータが出ていました。

野生と飼育されているペンギンにおける寿命の違いなどを知りたい方は、下記記事を参考にしてみてくださいね!

・・・・・・明日に続く

○○-----○○-----○○-----○○-----○○

◆ Emperor Penguin Feeding Her Chick ◆

 

動画のURL: https://youtu.be/jm2ST6yNq10  

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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