≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡
= アルゼンチンに持ち込まれたイタリア移民の「牛カツ」 =
- 牛肉にパン粉をつけて揚げ焼きにした人気料理 -
日本では「牛カツ」が昨今ブームなのだが、「ミラネッサ」は南米の「牛カツ」
【この企画はWebナショジオ_「世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅」】
(文=中川明紀・ライター、編集者 イラスト・史料編纂=涯 如水)
◇◆ 参考資料: 代表的なアルゼンチン料理20選(4/4) ◆◇
⑩:ロクロ ; ロクロは、アルゼンチンのサルタ州で見ることが多いアルゼンチン料理です。ホワイトコーンが入っていることが多く、野菜をたっぷり食べることができるアルゼンチン料理です。/ このアルゼンチン料理は、革命記念日など特別なお祝いの時に提供されることも多いです。ロクロは、アルゼンチンの先住民の影響を受けている料理と言われています。
⑪:タジャリン ; タジャリンとは、アルゼンチン料理では定番のパスタのことです。日本でお馴染みのパスタよりは、平たい印象を受ける形をしています。/ イタリア・スペイン料理の影響を受けているアルゼンチン料理では、タジャリンは好んで食べられます。レストランだけでなく、家庭の味として頻繁に登場します。タジャリンは、柔らかくなるまで茹でるのがアルゼンチン料理風です。
⑫:ウミータ ; ウミ―タは、トウモロコシを使って作られるアルゼンチン料理です。先住民の影響を受けているアルゼンチン料理として、広く知られています。/ 作り方は、熟しきっていないトウモロコシを玉ねぎやトマト、香辛料とともに煮詰めていくというシンプルな調理法です。トウモロコシの皮で包んで再び煮込めば簡単に作ることができます。ウミ―タは、アルゼンチンの北西部でよく食べられています。
⑬:トルーチャ ; アルゼンチン北東部のパタゴニアの川周辺では、トルーチャを使ったアルゼンチン料理が有名です。トルーチャとは、マスのことです。/ トルーチャは、焼いて食べることが一般的です。アレンジとしては、アーモンドたっぷりのソースやレモンと共に食べられます。アルゼンチン北東部に足を運んだ際には、自分でトルーチャを釣り上げて料理してみましょう。
⑭:トスターダ ; トスターダは、アルゼンチン料理やメキシコ料理の定番メニューです。サンドイッチの変化形という感じで、アルゼンチンでも広く親しまれています。/ 一般的には、コーントルティーヤの上に好みの野菜やチーズをトッピングしていく簡単な作り方です。自分で作る際には、具材をたっぷり乗せて楽しんでみましょう。アルゼンチン料理を提供するレストランでも、人気があります。
⑮:プチェーロ ; プチョ―ロは、アルゼンチンで広く愛されている何でも煮です。中に入れる具材については、取り決めがありません。プチョ―ロは各家庭やお店の特徴のある味付けに仕上がっていることが多いです。/ 元々プチョ―ロとは、スペイン語で深めの鍋を意味する言葉です。味付けは、具材の旨味を引き立てるようにコショウ程度にしておくが多いです。
◇ Empanadas Argentinas ◇
・・・https://youtu.be/lRRECiZ9iRQ・・・
⑯:プロボレタ ; プロボレタは、バーベキューの前菜として登場することが多いアルゼンチン料理です。プロボレタは、プロヴォローネチーズを小さ目のフライパンやアルミホイルで焼いて提供されます。/ プロボレタは、丸い形をして提供されることが多いので、見た目もとても愛らしいです。オレガノがトッピングされていて、独特の旨味を感じます。本場では、牛ではなくヤギの乳をベースにしたプロヴォローネチーズが使われる場合もあります。
⑰:ドゥルセデレチェ ; ドゥルセデレチェは、キャラメルを使った糖菓です。アルゼンチンだけでなく、チリやウルグアイなど周辺の国でも愛されています。/ アルゼンチンでは、ドゥルセデレチェに関しては1829年にブエノス・アイレス知事だったフアン・マヌエル・デ・ロサスの召使が偶然発見したという話が有名です。実際に起源ついては諸説ありますが、1829年頃から愛されている国民的スイーツと言えるでしょう。
⑱:アルファホル ; アルファホルは、1日に600万個食べられるという国民的なお菓子です。クッキーを練乳で作ったドゥルセ・デ・レチェでサンドし、チョコレートをかけた濃厚な味わいが人気です。/ 有名なお菓子メーカーから発売されているものは、アルゼンチンの名物のお土産としても人気です。アルゼンチンでは、長距離バスや飛行機でサービスとして提供されることもあります。
⑲:リャマ ; アルゼンチンでは、リャマを使ったステーキ料理も人気です。リャマの肉は低脂肪なので、健康的な肉として注目を集めています。/ アルゼンチン北西部のノルム地方で食べられることが多いので、足を運ぶ機会があれば食べてみましょう。
⑳:タマル ; タマルは、北西部の特徴的なアルゼンチン料理です。とうもろこしの粉をふやかしていることが特徴的で、干しぶどうなどを具材として入れていきます。/ タマルはウミータとよく似ている料理ですが、作り方が違います。
次回“幸福を招くインドネシアの「黄色いごはん」”に続く
How to Make Argentine Empanadas ◆・・・https://youtu.be/g5Pfgfvz99k・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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