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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「90億人の食」、食に纏る世界の話題 =025=

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≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡

= 関心が高まっているのが昆虫食 =

- 養殖しやすく環境にやさしいタンパク源だ -

ここに一つの未来図がある

【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】

 

◇◆ アメリカの昆虫料理本の著者がすすめる絶品レシピ3 =2/3=  ◆◇

昆虫料理で地球を救う

 そうと決まったら、まずは近所のペットショップか釣り具店へ出かけよう。手に入れるのは生きたコオロギを数十匹。成虫になっていないものを選ぶ。翅が生えていないので、口の中でジャリジャリしない。いったん冷凍し、水ですすいで解凍すれば、料理に使いやすい。

 まずは簡単な一品から。解凍したコオロギを、低温(約100℃)のオーブンで20~30分ほど焼き、塩またはスパイスで味付けする。脚や触角が気になるようなら、焼いたコオロギを紙袋に入れ、袋ごとよく振ればよい。

 コオロギを他の食材といっしょに中華鍋で炒めてもよい。私のオリジナルレシピ「コオロギのオルゾーパスタ」は、さいの目に切った赤や青のピーマン、タマネギ、すり下ろしたニンジン、それにオルゾーパスタとコオロギを炒め合わせた一皿。あっという間に出来上がる絶品メニューだ。

 コオロギが食べられたら、次はサソリやワックスワーム(蛾の幼虫)にも挑戦してみよう。世界を飢餓から救う一助になるかもしれない。私がおすすめする三つのレシピを紹介する。

コオロギとオルゾーパスタの炒め物

オルゾーはパスタの一種。名前は大麦を意味するイタリア語に由来するが、形が幼虫っぽいので、コオロギにはお似合いの取り合わせだ。若いコオロギなら翅が生えていないし、メスの成虫がもつ堅い産卵管もない。幼虫の脚は華奢なので調理の際に取り除かなくてもよい。触角も短いから、食べても気にならないだろう。

材料(6人分)
野菜ブイヨン カップ3 ; オルゾー(米粒形のパスタ) カップ1 ; ニンジンのすり下ろし カップ1/2 ; 赤ピーマンの粗みじん切り カップ1/4 ; 緑ピーマンの粗みじん切り カップ1/4 ; バター 大さじ1 ; ニンニクのすり下ろし 1かけ分 ; タマネギのみじん切り カップ1/2 ; 孵化後2~3週目のコオロギ カップ1 ; みじん切りのパセリ 大さじ2

1 沸騰した野菜ブイヨンにオルゾーを入れてよくかき混ぜる。
2 10分ほど煮込んでオルゾーが柔らかくなったら、しっかり汁気を切り、ニンジンと赤、緑ピーマンを素早く加えてよく混ぜる。
3 別のフライパンにバターを溶かし、ニンニク、タマネギ、コオロギを加える。タマネギが透き通り、ニンニクとコオロギが小麦色になるまで手早く炒め合わせる。
4 3と2を混ぜ合わせ、上にパセリを散らす。

◇◆ 【昆虫食】 3種の昆虫を食べ比べてみた  ◆◇

・・・・・・https://youtu.be/hX9QkUuMOQQ ・・・・・

//////参考資料/////// 

■□ 参考資料:昆虫食/ Insect eating (2/4) □■

風味・栄養

味に関しては様々に言われており、扱う種の範囲が広いため一括りにすることもできないが、ハチなどを美味とする資料では、同じく節足動物である甲殻類(エビ、カニ)に近い味がするとされる。はちのこは高級珍味として食され、特に秋はクロスズメバチの幼虫の旬で、美味になり、その味を求めて採集をしたり、飼育をしたりする人たちがいる。

旬のムネヒロウスバカミキリの幼虫は『ファーブル昆虫記』でも試食して美味であった旨が記されている。昆虫は変態をするため、同じ種でも時期によって風味が変わり、美味な時期が限られるものも多い。また、おいしく食べるために、羽根をむしったり、内臓を絞り出したりという工夫を各民族が行っている。昆虫食がある地域でも、食用とする種や時期には限定性があるのが普通で、食べるものがないから虫を食べているという見方は、正しくない場合が多い。

昆虫の中には、各種の寄生虫がいる例もあり、また雑菌を保有していることも考えられるため、生食するのは他の動物同様それなりに危険である。ただし、昆虫を中間宿主とし、ヒトを終宿主とする寄生虫は知られていない。これはまた、昆虫食がヒトの食として恒久的かつ安定に存在していなかったことを意味するのかも知れない。ガ、ハチ、カミキリムシの幼虫など、生であるがゆえに美味なものもある。

栄養学的には、例えばガの蛹や幼虫では、乾燥重量の50%以上がタンパク質であり、ミネラル類にも富む。加熱することで雑菌等の問題もなくなるので、食品として摂取にはなんら問題はない。生態学的に見ると、昆虫が食べた植物のエネルギーを体質量(ボディマス)に変換する二次生産の効率は平均40%で、魚類の10%や恒温動物の1 - 3%に比べ非常に優れているため、昆虫類は生態学的および経済的に効率の良い動物性蛋白質の供給源となりうる。

ただし、農地周辺から昆虫を採って食べる場合は、農作物を育てる過程で使用する農薬が昆虫に残留、蓄積している可能性があるため、健康への害に留意すべきである。同様に、肉食性ないし腐植食性の昆虫に対しても、あらかじめ絶食させたり内臓を取り去るなどして、内臓の内容物を除去しておく場合がある。

食用にされる主な昆虫と常食する地域 その一

カメムシ目・タガメ / 主にタイワンタガメなどの大型の種を用いる。タイワンタガメの雄の成虫にはキンモクセイにも似た芳香があり、珍重される。ベトナム、タイ、広東省、台湾など。タイではすり潰したペーストが調味料として売られているほか、魚醤の香り付けに使われる例もあり、昆虫食文化に乏しい首都バンコクでも人気がある。タガメの香りを再現した化学調味料も市販されている。

カメムシ目・カメムシ / メキシコでは人気が高い。生食が多い。ラオスで、そのままや炒め物、素揚げで食べる。南アフリカでは、湯をかけて臭い分泌液を出させてから、塩茹でし、干してそのまま食べる。炒めるなど、料理に使うこともある。

カメムシ目・セミ / 河南省、山東省、雲南省などや東南アジアなどではセミの成虫や幼虫を食べる例がある。河南省では主に土から出たばかりの、羽化前の終齢幼虫を捕まえて、素揚げにして塩を振って食べる。山東省では、河南省と同様の方法の他、羽化前の終齢幼虫を煮付けにしたり、揚げたり、炒めたりして食べる。雲南省のプーラン族は夕方に弱ったセミの成虫を拾い集め、ゆでて羽根を取り、蒸してからすり潰して、セミ味噌を作り食用にする。このセミ味噌には腫れを抑える薬としての作用もあるという。

 ・・・・・・つづく

 

_ お味は?タイの昆虫食 _

・・・・・・ https://youtu.be/-3qiP8nflAU  ・・・・・・

=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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