≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡
= 食肉は将来、どんな風に作られるようになるだろうか =
- ここに一つの未来図がある -
【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】
◇◆ 補講(参考資料): 人造肉(4/4) ◆◇
◇◆ 試食会を紹介するEuronewsの動画 ◆◇
・・・・・・https://youtu.be/2o0MCZwL_VE・・・・・
世界初の人工肉バーガーの味は? ロンドン …
(CNN) ウシの筋肉組織の幹細胞から作った人工肉のハンバーガーを調理、試食するデモンストレーションが5日、ロンドン市内で開催された。
人工肉はオランダ・マーストリヒト大学のマルク・ポスト氏が開発。幹細胞を培養し、3カ月かけて作った筋肉組織2万本分の人工肉に、パン粉と粉末卵を加えて味を調える。
牛肉らしい色を出すために赤カブの汁とサフランを加え、ひまわり油とバターで焼いた。調理を担当したシェフは、「通常よりわずかに色が薄いようだ」と語った。
142グラムの肉にバンズと野菜を添えた試食セットが2人に提供された。
オーストリア人の食文化研究家ハンニ・ルツレル氏は、ひと口目を注意深く何度もかんでから「もっと柔らかいと思った。あまりジューシーではない。本物の肉に近いが塩こしょうが足りない」と、辛口の感想を述べた。
続いて試食したのは、食の将来をテーマとする文筆家で米シカゴ在住のジョシュ・ションウォルド氏。「慣れ親しんだ肉の舌触りだが、味が違う。脂肪がない」と語った。
ポスト氏は会場に集まった報道陣や来賓約200人を前に、「人工肉が架空のアイデアではないことが証明できた。しかし生産効率やコストといった課題は残る」と説明した。
作製にかかった約3300万円の費用は、匿名の資金提供者からの援助などでまかなった。4年間に及んだ研究の中で、何度か自分でも味見をしたという。「私の子どもに食べさせることにもまったく抵抗はない」と断言する。
同氏らのチームは、10~20年後までに人工肉をスーパーの店頭に並べ、食料問題への対策などに貢献したい考えだ。肉の中に脂身をどうやって混ぜ込むかが、次の課題だという。
味が判明:世界初の人造肉ハンバーガー / 試食する食品科学者のハンニ・ルツラー
筋細胞を培養してつくった人造肉ハンバーグを試食する会が開催され、味や食感が批評された。グーグルのサーゲイ・ブリンが支援している研究プロジェクトだ。
ロンドンで8月10日(現地時間)、世界初の「試験管で培養された人造肉」を使ったハンバーガーを試食する会が開催された。希望者2名も試食できる会だったが、会場を埋めたたくさんのジャーナリストたちが味見をしたがった。
残念ながら、牛の肩肉から採取した筋細胞を基につくられたこのハンバーガーは、作成するのに25万ポンド(約3,770万円)の費用がかかったため、多くの人が食べるわけにはいかなかった。
この人造肉は、マーストリヒト大学のマルク・ポスト教授が開発したもの(日本語版記事)で、研究プロジェクトには、グーグルの共同創設者サーゲイ・ブリンが資金を提供している。(最初はオランダ政府から支援(日本語版記事)を受けていたが、それが終了した後、ブリン氏からの支援で研究を続けている)。
ポスト教授は試食会の前に、このハンバーガーが成功とみなされるには、「見た目、食感、そして願わくは味までが本物に近い」ものにしなければならないと話していた。
料理人のリチャード・マギューンは、ヒマワリ油とバターを混ぜたものでハンバーグを焼き上げた。マギューン氏によると、形が崩れることはなく、普通のハンバーグとまったく同じ時間がかかったという。
本物のハンバーグらしく見せるために、肉はビートの根とサフランで色付けされ、加熱によってチョリソ(スペインのポークソーセージ)に非常に近い色合いとなった。
先に試食した食品科学者のハンニ・ルツラーは、「肉に近いが、肉ほどジューシーではない」と述べた。外側の口当たりは適切だが、内側はもう少し柔らかいことを期待していたという。
◇◆ Would you eat meat grown in a lab? - BBC Newsnight ◆◇
・・・・・・https://youtu.be/kReHrebnzzc・・・・・
ハンバーガーを試食したもうひとり、ジャーナリストのジョシュ・ションワルドは、「最も顕著な違いは匂いだ」と述べている。美味しかったかと聞かれたションワルド氏は、「ニュートラル」と答え、パスタについて感じるのと同様だと話している。
試食したふたりが同意見なのは、ハンバーグに脂肪が含まれていないことが、味や口当たりに影響を与えているという点だ。これについては、香辛料や、おそらくケチャップを使うことにより、本物のハンバーグを食べる感じにさらに近づけることができるだろうと述べている。
ポスト教授は、10年から20年以内に人造肉の商業生産が始まる可能性があると見ている。
豚肉や鶏肉などではなく、牛肉を選んだのは、持続可能性の問題がいちばん大きいからだという。また、肉市場の50%は加工肉であるため、ひき肉の開発も意味があるのだという。
医療科学で利用されている技術を使えば、将来的にはステーキの人造も可能だとポスト教授は考えている。
2017年、合成牛乳が市場に出るかもしれない:新しいヴィーガン : https://wired.jp/2015/01/02/new-veganism/
「人工肉」は普及する。たとえあなたがそれを嫌っても : https://wired.jp/2016/07/26/lab-grown-meat/
20年後、人工肉が食卓に並ぶ?わずか2年で人工バーガーの値段は3250万円から1100円に :
http://www.vegworld.jp/blog/news/jinkouniku/
・・・・・・つづく
_ 細胞から「培養肉」牛も豚もいらず ポスト平成の未来学 _
・・・・・・ https://youtu.be/o1RYVQBfJWg ・・・・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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