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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「90億人の食」、食に纏る世界の話題 =002=

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≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡

= 食材は30%強が捨てられ、今日の食料廃棄量は年におよそ13億トン =

- 地球環境に負担をかけずに、何か改善する方法はないだろうか?-

【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】

(文=ミーガン・ヘルツェル(National Geographic Travel)/訳=小野智子 : イラスト/涯 如水)

◇◆ その土地ならではのおすすめ料理 =1/3= ◆◇

 旅の楽しみ方は人それぞれだが、欠かせない醍醐味はその土地ならではの料理を味わうこと。地元で人気の店を探して歩くのも楽しいものです。

 今回のフード・トピックスでは、米国のナショナル ジオグラフィック トラベルがFacebookに寄せてもらった世界各地のおすすめ料理を紹介します。

トルコへ行くなら「キョフテ」

 まずは東欧、チェコ共和国オロモウツ市。ここの名物は、何と言ってもオロモウツケ・トヴァルーシュキ。オロモウツチーズとも呼ばれる、柔らかく熟成させた独特の香りをもつチーズだ。「チェコだったらたいていどこにでも売っているわ」と紹介してくれたテレザさん。現地ではいろいろな料理に使われている。

 クロアチア第四の都市オシエクが故郷というマテアさんのおすすめの店は、「スラボンスカ・クーチャ(Slavonska Kuća)」。街の名物料理、チョバナツで有名という。チョバナツはスラボニア地方風のビーフシチューだ。もしも口に合わないようなら、魚のスープ、フィスを注文してみよう。「ほっぺたが落ちるほど美味しい」のだそう。

 イスタンブールに行ったらトルコ風の肉団子、キョフテを食べない手はない、と地元のギュルデレンさんは言う。おすすめの店は「スルタンアフメット・キョフテジシ(Sultanahmet Köftecisi)」、美味しくて値段も手頃だ。

◇◆ 世界に知られていないトルコの郷土料理! ◆◇

・・・・・・https://youtu.be/EAQILHBBtBg・・・・・・

//////参考資料///////

◎  キョフテ ◎

キョフテ(köfte)は中東や南アジアに広まっているミートボールミートローフ等の肉料理である。キョフテの呼称にはコフタ(kofta)やコフテなど各国でいろいろな呼び名がある。キョフテは通常、牛肉やラム挽肉スパイスタマネギを加え団子状に丸めたり平たく形を作って調理される。ベジタリアン用のラウキコフタ(lauki kofta)やシャヒアルーコフタ(shahi aloo kofta)はインドではポピュラーである。

肉には滑らかなペーストを形作るために米やブルグァ(火にあぶって乾燥して砕いた小麦)、野菜、卵などが混ぜ込まれる。インドでは赤身の肉よりも魚や野菜などから作られる場合もある。調理法もグリルフライ、蒸し物、ポーチ(湯で加熱)、焼き、マリネなど様々でスパイシーなソースが添えられ、北アフリカや地中海、バルカン、南アジアなど広い範囲に多様なバリエーションがある。パキスタンのコフタは牛肉や鶏肉から作られている。ナルギシコフタには卵が使われ、パキスタンではとても一般的である。2005年のある食品会社の調査によれば、トルコには291種類ものキョフテがあるとされる。アラブ圏の国々のキョフテは通常、葉巻型のシリンダーにより成形されている。

アラビア語の最古の料理本等の初期のレシピでは通常、味付けしたラム肉をオレンジ大に丸め卵の黄身で光沢を付けサフランを加えることもあった。この調理法は西洋にもたらされ、「gilding」「endoring」などと呼ばれた(ともに「金メッキする」の意味)。様々な地域に存在するキョフテだがその中でもイランのタブリーズ名物のクーフテ・タブリーズィーは直径20cmと大きなサイズである。

南アジア料理のコフテにはスパイシーなカレーが使われるのが一般的で、固ゆで卵が使われることもありインドやパキスタンのレストランや南アジアの家庭料理として広く食されている。固ゆで卵がスパイシーなコフテの肉の層に入れられたものはナルギシコフタと呼ばれ、イギリスのスコッチエッグムガル料理であったこの料理にインスパイアされたとも考えられている。インド北東部ベンガル地方ではテナガエビや魚、バナナ、キャベツ、ヤギの肉などから作られる。レバノン料理のカフタは牛の挽肉とタマネギ、パセリ、オールスパイス、黒胡椒、塩を混ぜて下ごしらえされる。モロッコではクフタはタジン鍋を使って調理される。

ペルシャ語での呼び名「クーフテ」は、「たたく」「かき混ぜる」「挽く」などを意味する動詞「クーフタン」(kūftan)の過去分詞であり、「挽かれたもの(名詞)」を意味する。ペルシア語と同じ語派に属するヒンドゥースタン語における呼び名「コフタ」も同様である。トルコ語やアゼルバイジャン語などにおける呼び名「キョフテ」はペルシア語からの借用語である。以下、各国での呼び名。

アフガニスタン: (kofta),コフタ/ アルバニア: qofte,チョフテ/ アラブ: (kufta アラブ圏ではクフタが一般的、カフタはレバノン シリア、'kefta'ケフタはモロッコ)/ アルメニア: (kyuft’a)キュフタ/ アゼルバイジャン: küftə/ バングラデシュ: kofta/ ボスニア・ヘルツェゴビナ: ćuftaチュフタ/ ブルガリア: (kyufte)キュフテ/ クロアチア: ćufta/ ギリシャ: (keftés)ケフテス/ イスラエル: (kufta, クフタと呼ばれスープに添えられるのが一般的)/ インド: kofta/ イラン: (kūfteh, kofteh) クーフテ又はコフテ/ クルディスタン: Kifte / パキスタン: kofta/ マケドニア共和国: (kjofte)キョフテ/ ルーマニア: chifteaキフタ/ セルビア: (ćufta)チュフタ/ トルコ: köfteキョフテ

 ・・・・・・つづく

_ POTATO KOFTE RECIPE ジャガイモのキョフテ _

・・・・・・ https://youtu.be/sdM8WMKyCq8 ・・・・・・

=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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