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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「90億人の食」、食に纏る世界の話題 =003=

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≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡

= 食材は30%強が捨てられ、今日の食料廃棄量は年におよそ13億トン =

- 地球環境に負担をかけずに、何か改善する方法はないだろうか?-

【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】

(文=ミーガン・ヘルツェル(National Geographic Travel)/訳=小野智子 : イラスト/涯 如水)

◇◆ その土地ならではのおすすめ料理 =2/3= ◆◇

カレーじゃないインドの郷土料理

 インド・ムンバイからのおすすめは、名物ワダパブ。スパイシーなポテトコロッケをパンに挟んだインド風サンドイッチだ。キルティ大学近くに立つ屋台で食べるのが一番と言う。「セレブから庶民まで、誰もが大好きな屋台の味」なのだそう。

 ベトナムのハノイ名物はスープたっぷりの米粉麺フォー。アンさんは、寒い日には、屋台の味、香草たっぷりのフォーで身も心も温まるのだとか。

 フィリピンに行ったら、とにかくバロットを食べてみるべきだと、投稿者のレイザさんは力説する。孵化しかけのアヒルの卵を茹でたもので、独特な美味しさ。フィリピンではどこの屋台でも見かける庶民の味だ。

 インドのラグハビさんが教えてくれたのは、ハイデラバードの郷土料理、ハイデラバード風ビリヤニ。インドの長粒米バスマティにスパイスとラム肉で作るこの「スパイシーで食欲をそそる料理」を食べるなら、ハイデラバード・ハウス(Hyderabad House)に限るとのこと。

※    ビリヤニ、ビリヤーニー(Biryani,birianiもしくはberiani)は、インド亜大陸のムスリムにその起源を持つ混ぜご飯料理である。スパイスと米(通常バスマティ米)、肉、魚、卵や野菜などから作る米料理である。同じ米料理であるプラオとビリヤニとの違いは、プラオは生の米から炊き込むのに対して、ビリヤニは米とカレー(肉か野菜のカレー)を別々に作る点にある。特にビリヤニの製法において米とカレーを層状に重ねることは、カレーと米が融合した香り高い一品を生み出すために非常に重要である。

◇◆ ビリヤニって何?【屋台】 ◆◇

・・・・・・https://youtu.be/vxsu2avdssY・・・・・・

//////参考資料///////

◎ フォー & バロット ◎

フォーとは、ベトナム料理の平たい米粉麺である。形は日本のきしめんに似るが、原料は米粉と水であり、ライスヌードルの一種である。水に漬けた米を挽いてペースト状にしたものを熱した金属板などの上に薄く流し、多少固まったものを裁断して麺の形状にする。中国広東省潮州市の粿條、広州市河粉広西チワン族自治区桂林の「切粉(チエフェン)」などとほぼ同様のものである。

本場はベトナムでも北部であり、南部ではフォーよりもフーティウブンが好まれる。

実は20世紀初めに出現した比較的歴史の浅い料理である。ハノイないしナムディンで生まれたとする説が有力である。1954年のジュネーブ協定締結により、ベトナム北部から中部・南部に伝播し、1975年のベトナム戦争終結を機に、世界中に亡命したベトナム人によって、多くの国々に広まった。

ベトナムでは高級レストランから街角の屋台までフォーを供しており、朝昼晩の3食すべてで食されるほどに極めて生活に密着した食べ物である。

近年ではチェーン店も存在する。ただし家庭で作ることはあまりなく、基本的に外食する料理であり(このため「フォーを食べる」が「不倫をする」の隠語となっている)、多くの店舗でテイクアウトすることが可能である。

本国では生麺使用が基本だが、生麺の入手が難しい外国のベトナム料理店では乾麺を使っているところも多い。

ラーメンのように麺をすすって食べたり、器に口を付けるのはマナー違反で、レンゲに具と麺を載せて食べるのが正しいとされるが、実際には麺をすすって食べる人もかなり多い。

バロットまたはバロッ(balut)とは、孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵である。フィリピン以外にも中国本土南部から東南アジアの広い地域で食され、ベトナムではチュヴィロン (trứng vịt lộn/𠨡𪆧孵) またはホヴィロン (hột vịt lộn/核𪆧孵) 、カンボジアではポンティアコーン(ពងទាកូន)、中国では毛蛋 (máodàn, マオタン) 、死胎蛋 (sǐtāidàn, スータイタン)、鴨仔蛋(aap2zai2daan2, アープザイダーン)などと呼ばれる。

東南アジア、特にフィリピンとベトナムでは、滋養強壮に良い食品として多く食べられている。高級料理ではなく、屋台や庶民の定食屋で食べることが出来る。フィリピンでは、自転車などに乗って売り歩く光景も見られ、バーで酒肴にされたりする。

孵化前の卵を茹でて食べるので、殻の内部では雛(ヒナ)の姿が、ある程度出来上がっており、羽根や嘴が形成された状態で出てくる。 茹でて食べる場合は、18日目の卵がもっとも美味とされ、十分にゆでられたものを食する。

殻ごと供される場合は、まず卵の丸いほう(気室のあるほう)をスプーンの背などで叩き穴を空ける。穴から中のスープをすすった後(スープは人によっては捨てる場合もある)、塩とハーブ類や柑橘類の果汁(または酢)を入れ、小さめのスプーンでかき混ぜたのち掬って食べるか、器などに中身を出して食べる。胎盤や羽根などは、食感が悪いとして食べない人もいる。 ベトナム北部などのように、予め器に割り入れて提供される場合もある。


 ・・・・・・つづく

_ ベトナム本場のシェフが作るフォー (Pho) _

・・・・・・ https://youtu.be/9SC6n_b4oj0 ・・・・・・


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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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