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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「バックマン」と呼ばれる西田賢司 =054=

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〇◎ “命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇

= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =

【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】

☠ 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」 ☠

曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』

◇◆ =054= 昆虫の季節到来!見て見ぬふりができぬ ◆◇

   虫のペースに振り回される5月がやってきた。 2月の半ばぐらいから目にする昆虫の数が少しずつ増えて、4月の半ばを過ぎたとたん、ド~ンと数が大爆発! 乾季から雨季へと向かうこの時期になると、虫たちが活発に活動をし始め、同時にぼくの生活も大爆発する。

  昆虫の飼育のための餌採りに餌やり、写真撮影、データの記録、標本作り、灯火採集もしている。夜明けとともに虫たちを観察し始め、夕暮れから夜中にかけて虫たちとの戯れが終わる。この1カ月間で、撮影した写真の枚数は31033枚。平均すると毎日1000枚、多い日は2500枚を超える。午前1時頃まで眠れない日が続く。今日は早く寝るぞ!と毎日宣言してはみるが、効果ナシ。夢の中で、虫の世話をしていることもある♪

昆虫旬ー2

  原稿の締切日は過ぎ、やらないといけないことは一向に減らない。 それなのに、やりたいことはどんどん増えていく。疲れてはいるはずなのだが、興味や関心からは、逃れられない。新鮮な刺激は脳への栄養だ。

  たとえば、蛾の幼虫に食べさせるためにコナラの葉を採集していたときのこと。葉と葉の間に透き通るグリーンのゴキブリの幼虫がいた。「成虫はどんなんやろう?」と、疑問がわいてくると、採集せずにいられない。飼育決定だ。

  葉の上に溜まる漂積物などを食べていると聞いたが、実際何を食べるかわからなかったので、飼育ケースにコナラの葉やリンゴ、バナナ、マメ科の湿った落ち葉、フトモモ科の花などを入れていると、10日後、成虫になった。昼間は、コナラの黄緑色の若葉の裏でじっとしていて、夜中にリンゴとバナナを好んで食べている様子だ。

昆虫旬ー3

  先週は、こんなこともあった。 気分転換に家から歩いて2~3分ほどのところにある滝まで歩くことにしたのだが、滝のすぐ手前で、ゴールデンなプラチナコガネにばったり出会った!

 夜中、光に集まって来るのを見かけることが多いが、昼間に見つけたのはこれが初めて。 「もしかしたら、この植物の葉を食べているのかもしれない!」

 プラチナコガネの生態はあまりわかっていないので、枝ごと持ち帰って、プラチナコガネの食べるものを調べてみることにした。

  さらにこのプラチナコガネの木のそばでは、一番下の写真のような、ヘンな卵を発見した。上に網状のカバーがかかっている。これも調べなくては! 果たしてどんな虫が出てくるのだろう。 こうしてまたひとつ、ふたつと飼育するものが増えていく。 見えているのに見えていないふりは、できないのである。

昆虫旬ー4

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 今週のピソちゃん と コスタリカの「桜」☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ピソー1

=参考資料・文献=

コスタリカ

 自然が豊かで、独立当初は国土の95%が密林に覆われていた。 現在の森林面積は国土の40%以下となっている。

 コスタリカは太平洋から大西洋まで、最も狭いところで119km、最も広いところでも226kmしか距離がなく、細長い国土だが、国土の中央をグアナカステ山脈、ティララン山脈、中央山脈、タラマンカ山脈が貫き、国土中央には標高2000mに達する中央盆地が存在する。国内最高峰はチリボ山(3901m)。 

 カリブ海岸の低地は熱帯性気候で雨が多い。 太平洋岸には二コヤ半島や、ニコヤ湾があるグアナカステ低地と、オサ半島やドゥルセ湾のある低地があり、気候は太平洋岸の南北で異なる。

コスタリカ人はメソ・アメリカ文化と南アメリカ文化の結節点だったことにからなる、自国の多様な文化を誇る。 6世紀にスペインのコンキスタドールがやってきた時には、国土の北西のニコヤ半島がナウアドル文化の影響を受けており、国土の中央と南部はチブチャの影響を受けていた。

 しかし、インディヘナはスペイン人による疫病や酷使によりほとんどが死んでしまったため、近代においてコスタリカ文化に影響を与えたことは少なかった。大西洋側には17世紀から18世紀を通して黒人奴隷が労働力として移入された。しかしながら、多くのアフリカ系コスタリカ人は19世紀に、カリブ海のリモンから中央盆地に向かう鉄道建設のため移入されたジャマイカ系黒人である。イタリア系と中国系の人々もこの時期に鉄道建設のためにやってきた。このような多様な人種により、コスタリカの文化は育まれた。なお、子供も巻き込んだ一番のお祭りがサッカーと共に国政選挙という国である。

 1930年頃に発見された巨石」球群は最大のもので、直径2.5m以上、重さにして20トン以上のものもあり、数個から40個ぐらいがまとまって発見された

コスタリカー1

・・・・・つづく

_  コスタリカ アレナル火山 Arenal Volcano Costa Rica _

・・・・・・https://youtu.be/EM-hPmREkZY ・・・・・・

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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