〇◎ “命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇
= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =
【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】
☠ 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」 ☠
曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』
◇◆ =051= コスタリカから震災3年を思う ◆◇
コスタリカのモンテベルデにある家の周りでは、ホタルが舞い始めた。 今日で、東日本大震災から3年になる。
あの地震の日、ぼくは大阪の実家にいた。テレビ録画の設定をしていると、ふわふわと体が揺れる感じがした。最初はめまいかと思ったけれど、しばらくするとテレビに信じられないような映像が流れた。コスタリカの友人や知り合いから、「日本は大丈夫か?お母さんは大丈夫か?」というメールがたくさん入ったのを覚えている。
2012年には宮城県を訪れた。復興支援のイベントに参加して、子どもたちといっしょに虫捕りをした。大阪の天保山に次いで、日本で2番目に低い山とされていた日和山は、津波で明らかに日本一低い山になっていた。1年半がたった被災地を眺めていると、涙が流れてきた。
自然に触れ、自然を意識して暮らしていると、「自然の顔」がよく見えてくる。ときに荒々しく吠えて、ぼくらに試練を与えることがあるが、自然の恩恵(優しさ)なしでは、生きてはいけない。また、多様な生きものたちと、その多様な生き方は、たびたびぼくらの心をときめかせてくれる。尊敬とかしこまりの気持ちを持ちつつ、自然と付き合っていきたい。
A herd of White-nosed coati, Nasua narica :https://youtu.be/cKpj6D3slbo撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
部屋でパソコンに向かっていると、ハナグマの声が聞こえてきた。「家の前を通過するぞ!」急いでカメラを手にし、動画ボタンを押し、こちらに気づかれないよう息を凝らしながら、そ~っとそ~っと出口のほうへ。 ぬきあしさしあししのびあし・・・
=参考資料・文献=
ホタル(蛍、螢)
ホタル(蛍、螢)はコウチョウ目(鞘翅目)・ホタル科 Lampyridae に分類される昆虫の総称。発光することで知られる昆虫である。おもに熱帯から温帯の多雨地域に分布し、世界にはおよそ2,000種が生息しているとされる。幼虫時代を水中ですごす水生ホタルと陸上の湿地ですごす陸生ホタルがいる。
日本で「ホタル」といえば、本州以南の日本各地に分布し、5月から6月にかけて孵化するゲンジボタルLuciola cruciata を指すことが多い。日本ではゲンジボタルが親しまれていて、これが全てのホタルの代表であるかのように考えられるが、実際には遥かに多様な種がある。国内には約40種が知られるが、熱帯を主な分布域とするだけに、本土より南西諸島により多くの種がある。
ゲンジボタルの成虫が初夏に発生するため、日本ではホタルは夏の風物詩ととらえられているが、必ずしも夏だけに出現するものではない。アキマドボタルPyrocoelia rufa は秋に成虫が発生、西表島で発見されたイリオモテボタルRhagophthalmus ohbai は真冬に発光する。
ホタルが発光する能力を獲得したのは「敵をおどかすため」という説や「食べるとまずいことを警告する警戒色である」という説がある。卵や幼虫の時代にはほとんどの種類が発光する。成虫が発光する種は夜行性の種が大半を占め、昼行性の種の成虫では強く発光する種も存在するが、多くの種はまず発光しない。
夜行性の種類ではおもに配偶行動の交信に発光を用いており、光を放つリズムやその際の飛び方などに種ごとの特徴がある。
このため、「交尾のために発光能力を獲得した」と言う説も有力である。一般的には雄の方が運動性に優れ、飛び回りながら雌を探し、雌はあまり動かない。昼行性の種では、光に代わって、あるいは光と併用して、性フェロモンをコミュニケーションの媒体としていると考えられる。
・・・・・つづく
_ Hummingbirds 空飛ぶ宝石・ハチドリ _
・・・・・・ https://youtu.be/_OO2tHWlhlw ・・・・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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