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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「バックマン」と呼ばれる西田賢司 =030=

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〇◎ “命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇

= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =

【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】

☠ 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」 ☠

 曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』

◇◆ =030= モンテベルディの森へお引越し ◆◇

モンテベルデの森へ引っ越すことにした。

  そう! これまで何十回も足を運び、数々の昆虫を採集してきた、ぼくの恋する森だ(前回 モンテベルデの恋しい色参照)。

  首都サンホセ近郊の喧騒から脱出したかったし、これまでより調査・研究に集中したかった。空気はきれいだし、水もおいしい! 何より大好きな自然に囲まれているのがたまらない。

 住まいは、以前紹介したモンテベルデのバイオロジカルステーションの一角。ステーションは海外から多くの大学生のグループを受け入れている、授業や研究、宿泊のための施設だが、そのラボの隣にある部屋を借りることができた。

モンテの森ー2

モンテの森ー3

  ステーションの敷地面積は、120ヘクタール(東京ドーム約25個分)もある。敷地内には山が2つ、滝が3つあって、片方の山にはまだ名前も付いていない。観光客は来ず、周りには他の保全林や国立公園が5つぐらい連なり広がっている。これからの調査、研究課題にもってこいの環境だ。

  2月末から、何回かに分けて家財道具を移動させた。もちろん飼育している昆虫たちも一緒。といっても、そのほとんどは以前モンテベルデで採集したものだから里帰りみたいなものだけれど・・・。

  新居の目の前でさっそく昨日、アルマジロとハナグマに遭遇し、今朝はケツァールのオスの鳴き声を聴いた。こんなうれしい歓迎に、これからの昆虫中心生活への想いがいっそう大きく膨らんだ。

モンテの森ー4

 Ӂ 虹色の写真はどうやって撮った Ӂ

  今回の番外編は昆虫ではなく飛行機から見た景色です。  下に記載の写真はカリブ海。空に浮かぶ雲の影がくっきりと海面に映っていたので、シャッターを切った。  「いくらなんでもこの色はないでしょう?」と突っ込まれそうだけれど、実際こんな風に見えた。

  秘密は、野外調査などでぼくがかけている「ハエの眼」のような偏光サングラス。ふだんは熱帯の強い紫外線を遮断したり、霧の中の車の運転の視界をよくしたり、景色をくっきり見やすくしたりするのに役立っている。

  この偏光サングラスをかけて飛行機の窓から眺めると、水面で反射した光が虹色に見えた。飛行機の窓との相乗効果なのか? 詳しくはわからないけれど、おもしろいので今度はそのサングラスを、カメラのレンズに「かけて」みた。

  「不思議に色づく」水面の景色が撮影できた。

虹色ー1

虹色ー2虹色ー2 =参考資料・文献= カメムシ その二(2/2)

 植食性の種には、栽培植物につくものがあり、農業上の重要な害虫が多い。 イネの害虫として知られているのはアオクサカメ、クロカメムシ、ミナミアオカメムシ、コバネヒョウタンナガカメなどがあり、葉や茎から汁を吸うほか、若い籾から汁を吸われると、米粒が茶色になる。 ミカンなどの果樹にはクサギカメ、チャバネアオカメやツヤアオカメ、野菜うにはナガメやホソヘリカメ、ホオヅキヘリカメなどがつく。

 下北半島では、秋にカメムシが大量発生すると、冬は大雪になると言い伝えられている。 肉食の種には害虫を食うものもあり、益虫とされるものもある。 ハナカメムシ類は、せいぜい2mm程度の小型のカメムシで、アブラムシやアサミウマなどを捕食するので、害虫防除に天敵として利用されている。

 サシガメ類は肉食なので、益虫として扱われることもあるが、人間が不用意に触ると刺すことがあり、刺されると大変な痛みを伴う。 ハチよりひどいくらいである。 多くは野外の草の間や地面にいるので、出会う機会は少ないが、一部は室内に昆虫を漁りにくるものがあり、その機会に刺される場合がある。 吸血性の種は衛生害虫であり、シャーガス病などの病気を媒介することもある。

 悪臭を放つのは触らなければよいが、夜間に明かりに向かって飛んでくるので、否応なしに出くわしてしまうこともある。 また、集団越冬のために人家に入ることのある種があり、トラブルの元となる。 1990年頃から、南日本でアオカメ類を中心とする大発生が数度にわたってあり、農業被害とともに、人家に大量に飛び込むことがあった。

群れでいるカメムシの場合、1匹が臭いを発すると、たちまちのうちに周辺一帯のカメムシが逃げ出す現象が見られる。 高濃度のカメムシの臭いは、仲間に対しては警報の役割を果たしている。 一方で、群れを作るカメムシの場合は、低濃度の臭いを集合フェロモンとして利用することが知られている。

モンテの森ー5

・・・・・つづく

 

◇◆ キアゲハの一生 ◆◇

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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