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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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「バックマン」と呼ばれる西田賢司 =016=

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〇◎ “命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇

= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =

【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】

☠ 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」 ☠

曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』

◇◆ =016= 巨大カブトムシとの出会い ◆◇

 たまには大きな昆虫も・・・と編集長。夏休みだし、それもアリかな~ということで、この際大きな昆虫とは言わず、ドデカイ昆虫、しかも人気者のヘラクレスオオカブトとエレファスオオカブトをご紹介。

  ヘラクレスは体長世界一、エレファスは重さ世界一のカブトムシ。どちらも日本のペット屋さんで売っているそうだが、コスタリカでは、自然の中でいきいきとそれぞれの生活を営んでいる。

 そんな自然の中でぜひ出会ってみたい!という虫好きの人は多いようなのだが、大きな昆虫にあまり興味を示さないぼくは、この両者に出会っても「うわ~デカイ~、ハイおわり」という感じだった。

  でも、幼いころ日本のカブトムシを飼ったことがある。出会いは7~8歳の頃の夏休み、家の前のドブ掃除をして遊んでいたときだった。水位が減っていたドブ川のコンクリートの壁に、カブトムシのオスが1匹、ポツンとくっついていた。その光景は今でもはっきり覚えている。

  家の周りはカブトムシなんか生息しているはずがない環境だったので、見つけたときはビックリ仰天の不思議さとうれしさに胸が躍りあがった。たぶんペットとして飼われていたのが、どこからか逃げてきたのだろう。でも、それが日本の野外でカブトムシと出会った最初で、今のところ最後の体験である。

 Ӂ コスタリカより暑い!! 大阪の夏 Ӂ 

  この夏、一時帰国して実家のある大阪で過ごしているのですが、いや~大阪の夏は暑いです。汗が一日中だっらだら噴き出しております。 日本のみなさんからは、コスタリカはもっと暑いでしょう~? とよく聞かれるけど、こんなに暑くはない。熱帯雨林のジャングルとて、朝晩は緑や土のおかげで、気温はある程度まで下がる。

  それに引き換え、コンクリートやアスファルトのジャングルとなった大阪は、街が昼間に吸収した太陽エネルギーを太陽が沈んだ夜も放熱させているので、生きものにとっては、たまったもんじゃない。

  太陽エネルギーを「死をもたらすような熱エネルギー」に変換させるのではなく、命のエネルギー、すなわち「生命を育むエネルギー」に上手く変換されていないのが残念だ。

 こんな暑い中、気になっているのがコスタリカを出発する直前に採集した昆虫たちのことだ。

  飼育しないといけない、卵や幼虫や蛹は、冷蔵庫に入れてきた。気温を低くして少しでも成虫になるのを遅らせるためだ。コスタリカに戻ったころにちゃんと標本にできるように・・・という計算だ。温度設定は「弱」、5~6℃にしてある。飼育が上手くいくかどうかは全くわからない。

  データだけが必要な昆虫たちは、標本にする時間がなかったので、採集地だけを記載して、ビニール袋や容器ごと、冷凍庫に「これでもか!」と押し込んできた。 でも、停電が時々あるコスタリカ。自宅の冷蔵庫は1秒でも停電になると、温度調節の設定が「弱」から勝手に「中」に戻り、冷蔵庫内が冷えすぎてしまう。気付かずにいると、野菜なんかが凍ってしまったりするうえ、長く続くともちろん電気代も高くつく。

  帰国中に停電になっていないことを祈るばかりだ。 (今回は、帰国直前に出会った昆虫たちの一部を写真でご紹介。)

 =参考資料・文献=

 ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブト(学名Dynastes hercules)は、コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族・ヘラクルスカブトムシ属に分類される昆虫((カブトムシ)の一種である。世界最大のカブトムシとして知られ、最大個体は全長180mm(ミリメートル)以上に達する。種小名はギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスに由来する。

 オスの成虫は頭角・胸角が共に長く、体長とほぼ同寸の角を持つ個体もいる。カブトムシ類に限らず、甲虫類全体で見ても世界最長の種とされ、胸角を含めた全長は最大180mmを越える。日本のカブトムシと同じく、メスの成虫には角がない。

 2017年現在、飼育下での最大数値(ギネス個体)は、滋賀県高浜市で南米原産カブトムシ・観葉植物の販売店『Amazonico』を営む男性が、2016年11月27日に羽化させた、原名亜種・ヘラクレスの「Amazonico血統」、全長181.0mmの個体「神聖」である。この男性は他にも、同血統から全長179.0mmの「雷霆」(らいてい、2016年11月14日羽化)、全長178.4mmの「光明」(2016年12月29日羽化)を、それぞれ作出している。なお、計測は胸角先端から上翅先端までであり、可動部である尻(正確に腹)は含まない。

 なお、それ以前に確認された最大個体は、以前も最大記録を打ち立てたことがある愛好家の、宮崎県延岡市のブドウ農家男性が作出した、同じく原名亜種・ヘラクレスの174mm個体で、さらにそれ以前の記録は、むし社(本社・東京都中野区)の調査によれば、同じく原名亜種・ヘラクレスの171.8mmだった。

胸角と頭角はそれぞれ胸部と頭部についており、頭角は上下に動かすことができる。ヘラクレスオオカブトは相手の腹の下に胸角を入れ、頭角と挟み、持ち上げて投げる。胸角の内側に生えている褐色の毛はすべり止めの役目を持つ。産地や亜種によって様々な形状の特徴があり、胸角の太さや頭角突起の形状などで亜種を判断できるが、中には産地の重なる亜種もあり、特徴の目立たない個体もいる。小型の個体だと、胸角や頭角の特徴での判断が非常に困難。

 幼虫は朽木や腐葉土の中で1年半-2年程かけて成長するが、飼育下では1年半で羽化することも多い。オスでは蛹化前に100gを超えることも珍しくない。羽化後は成熟まで3 - 6か月ほど要する。樹液や腐った果実を好み、それらを求めて地上を移動する。成虫の期間も長く、1年から1年半ほど生きる個体もいる。

 雨が降った後に活動が活発になる。現地には四季がないため一年を通して見られるが、採集例は8月、12月の雨季に多いようである。生息地である雲霧林は乾燥していると明い色、湿っていると暗い色に変化するので、湿度によって変色する前翅は保護色となる。

 ・・・・・・つづく

 ◇◆ Costa Rica diving at Guanacaste Coast Pacific ◆◇   ・・・・・・・・・・・・・

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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