☆ 生類憐れみの令が廃止(1709年)。かくて犬ばかりか蚊・ハエまで殺したりして獄に繋がれた連中が無罪放免されたものの、同時に隔離施設に収容された野良犬までもが全て放免される。将軍徳川綱吉の死後10日目であった。 ☆ 美しい国の軍隊が、数百隻もの日本漁船を花火の水素爆弾を披瀝。うち一隻から犠牲者が出たためマスコミが大騒ぎ。この衝撃でゴジラが目を醒まし、睡眠の邪魔をした元凶と錯覚して日本に更なる被害を齎すことに(1954年)。 ☆ 2人の大学生が趣味でやっていたポータルサイトがYahooとして企業化(1995年)、しかし後からやって来たグーグル先生にインターネットの名声を奪われることに。
本日記載附録(ブログ)
車線上の無残な動物の轢死体_瞬時に目をそむけ、遭遇した不運を呪う
しかし、彼は「かわいそうに」を飛び越えて_噴き出す感情は「もったいない」
誰もが知り謎に満ちたモグラ_身近な存在である哺乳類を研究する「モグラ博士」
自称「標本バカ」というほど標本にも魅せられた国立科学博物館動物研究部研究主幹
「モグラ博士」として知られると同時に、「標本バカ」の哺乳類分類学者_川田伸一郎(04/mn)
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第2回 知られざるモグラの不思議 =1/3=
国立科学博物館の研究主幹として哺乳類の標本の責任者の立場にある川田伸一郎さんは、モグラ博士として知られる。日本国内だけでなく、中国、台湾、ベトナム、タイなどのアジア諸国、さらにはアメリカやロシアなどでも、モグラのフィールドワークを行い、染色体研究を通じて、分類の解明に大きく寄与してきた。
モグラは、誰もが知っているけれど、よくよく考えると謎に満ちた生き物だ。そこで、今回は、モグラ博士・川田さんに、知られざるモグラの姿を教えてもらおう。博物館の標本についての問いはおいておき、まずはそこからだ。
「講演なんかを頼まれると、まず3つ質問をすることにしています。『モグラを知ってますか』『モグラを見たことありますか』『生きてるモグラ、見たことありますか』です。で、1つ目の質問に『知りません』という人はまずいないんですよ。日本人は、だいたい言葉をしゃべるレベルの子どもでも、もうモグラは知っているんです。ところが、じゃあ見たことがあるかっていうと、ここがガクッと下がって、例えば全体の3割とかだったりして。それで生きてるの見たことあるかっていうと、だいたい東京なんかですと、全体の1割とかぐらい。場合によってはゼロのこともあります」
なるほど、と思う。ぼく自身は、死んだモグラを見たことはあるけれど、生きたものはないように思う。もちろん、動物園などで見るのは別だ。首都圏にいる人への情報としては、多摩動物公園の「モグラのいえ」は、アズマモグラとコウベモグラを簡単に見ることができるすごい展示だ。
「実は、野生の哺乳類の中で一番人間生活に身近なものの1つがモグラなんです。外から入ってきたドブネズミなんかは除くとして、あと、アブラコウモリっていうのが都会でもよく見られますから、モグラとアブラコウモリが、日本に住む人にとって身近な野生哺乳類の代表的なものだと思うんです」
なお、日本にはモグラがたくさんいるけれど、北海道にはいない。なので、そこのところは注意。とにかく、神社や屋根裏や廃屋などに巣を作って都市環境でもあちこちに出没するアブラコウモリと並んで、身近な野生哺乳類の2トップだというのである。
しかし、実際に見た人は、少ない。"Dead or Alive"(生死を問わず)でも3割、生きているものは1割というのは何故なのだろう。
「もうそれは、まさにモグラの性質そのもので、土の中にいてほとんど地上に出てくることがないっていう、とってもシャイな部分をもった、変わった生き物だからだと思います」とのこと。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : “モグラ博士”が教えてくれる「美しさを保つ剥製の秘密」(1/4)
Ω 【国立科学博物館の舞台裏】/ 「博物館における標本の意義」 Ω
今夏に立ち上げたクラウドファンディングが、開始から約9時間で目標額の1億円に到達し、現在8億円超え。改めてその存在価値が注目された「国立科学博物館(以下・科博)」。一度や二度では見尽くせない展示の数もアツいが、それ以上に“アツい”のは、舞台裏で働く研究者だった! 今回は科博の筑波研究施設の自然史標本資料棟に潜入。“モグラ博士”の異名を取るモグラ研究の第一人者で、動物研究部研究主幹の川田伸一郎さんに話を聞いた。
東京・上野恩賜公園の一角にそびえる巨大なシロナガスクジラ像。これが“科博”のシンボルだ。修学旅行やデート、家族旅行など、人生の折々で科博を訪れる機会があるが、大型動物の剥製や深海生物など、大人でもワクワクする展示が多く、何度来ても新鮮な気持ちになる場所だ。
約500万点の標本・資料を守れ
国内随一の総合科学博物館として約500万点ものコレクション(標本・資料)、六十数名の研究者を有する科博。そのミッションは展示のみならず、「調査研究」「標本・資料の収集・保管・活用」など広範囲に及ぶ。
「研究に不可欠な標本は二つと同じものがありません。入手可能なうちに保管する必要があるため、年間数万点という単位で増えていきます」と、科博広報担当者は語る。
人出も戻った科博だが、3年にわたるコロナ禍での収入減、光熱費や物資の高騰などで、科博の根幹である標本・資料の収集・保管が危ぶまれる事態に直面していた。今回行った「かはく史上最大の挑戦」と銘打った1億円クラウドファンディングは、その打開策として敢行したのだ。
異例の試みにさまざまな意見もあったが、「貴重なコレクションを守って」「子供の頃から大好きな博物館を助けたい」と支援が集まり、現在までの支援総額は約8億1304万円に上る(10月26日現在。支援は11月5日まで)。
この反響を、同館の研究者はどう受け止めたのだろうか。
「それほど多くのかたが科博を大切に思ってくださっていて、うれしかったです。ますます標本の管理・収集に力を入れたいと決意しました」
と、動物研究部研究主幹の川田伸一郎さん。
常設展示物の総数は約2万5000点だが、これでも全コレクションのわずか1%に満たない。残りの膨大なコレクションはどこにあり、研究者はどう活用しているのか?
“襲われない”サファリパーク
茨城県のTXつくば駅から北に約2kmのところに、科博の筑波研究施設はある。
科博には「動物学」「植物学」「地学」「人類学」「理工学」の5分野の研究部があり、六十数名の研究者が、ここ筑波で研究に打ち込んでいる。今回見学するのは、自然史標本資料棟だ。
「コレクションは、この建物に収蔵されています」と、施設の入り口で、前出の川田さんは説明を始める。ちなみに川田さんの担当は哺乳類で、“モグラ博士”の異名を取るモグラ研究の第一人者だ。
動物研究部が管理する約7室のうち、上野の展示室でも人気の高い大型哺乳類の剥製標本庫から探索開始だ。
「ここにある剥製の数は、だいたい1800点だと思われます」(川田さん・以下同)
まず目に留まったのが、いまにも襲いかからんばかりに牙をむくクマ、トラ、ライオンの猛獣たち。剥製とわかっていても、ちょっと怖い。ショーケース越しに見る剥製とは、迫力が違う。襲われる心配はないが、まるでサファリにいるかのような緊張感がある。
「これらは観賞用の剥製で、専門の業者が作っています。立ち姿のクマなどは、いかにもハンターが好みそうなポーズですよね」
続く・・・・・
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