☆ イギリスが、海軍王に俺等はなる!との決意表明を兼ねてド級の戦艦を投入(1906年=戦艦ドレッドノートが進水)。ライバルも巨大戦艦を建造したため、6年後にイギリスはドを超える戦艦を投入することに(ドン!)。 ☆ 福岡市に対抗心を抱いていた豊前地方の5市が固まって北九州市が成立(1963年)。余りの図体の大きさと同質性の無さで、後に福岡市に追い越されてしまう。おまけに活気でも熊本市に敗けてしまう。 ☆ ドラクエ3を買うために授業をサボる消防厨房が続出(1988年)。 &so 高エネルギー物理学研究所のVIPPERが日本で始めて「www」を使う(1993年=日本最初のホームページを開設)。
本日記載附録(ブログ)
イルカと話しがしたい――高校生の時に映画「イルカの日」を見てそう思った
研究者を志し、20年以上イルカと話す研究を一歩一歩進めてきた
海洋レジャー施設「鴨川シーワールド」のシロイルカ、ナックと1989年に出会う
1996年からナックに言葉を教える研究を続けてきた
会話は実現するのだろうか? 東海大学教授・村山司・(05/mn)
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第2回 イルカにはどのように物が見えているのか =2/3=
さて、問題はここから先。
どうやったら、イルカと話せるだろうか。リリー博士の先行研究はあまりにもぶっとんでいて役立ちそうにない。そもそも幻覚剤など使うのは、今の日本では違法だ。英語や日本語をいきなり教えようにも無理があるだろう。現実的なアプローチとして、ハワイ大学のルイス・ハーマン教授らが1970年代から2000年くらいまで継続したイルカの言語能力についての研究があるのだが、これは人間が発した人工言語による指示を理解するという一方向のものなので、村山さんが目標にする「会話する」(双方向)とは目標が違う。事実上、先行研究なしの状態で、どういった手がかりを辿ればいいのか。
「イルカと話をするということを目標に置いて、何が必要なのかと逆に考えていきました。そうすると、まず意思を伝え合うことができる言葉を教えなければならない。言葉を教えるには、人が語学を覚えるのと同じ方法がまず考えられる。そうすると、いろんな文字を使ったり音を使ったりするから、そういったものがイルカに使えるかどうかということを確かめなきゃいけない……というふうに考えていって、一番最初にやったことは、果たしてイルカっていうのは人と同じふうに物が見えてるのか、ですね」
いきなり英語や日本語を直接教えるというのではない。イルカと人との間でコミュニケーションできる簡単な人工言語を考えた方がまずはよかろう。そのためには、イルカと人間との間でどの程度視覚や聴覚が共通するのかを知らなければならない。人工言語に視覚的なシンボルを使おうにもイルカに判別できないものなら意味がないし、聴覚にしても然り、だ。
では、なぜ、村山さんの最初のステップは視覚、だったのか。海中では、視覚よりも聴覚に頼っているイルカだから、聴覚の方がよかったのではないか。
これには、どうやら2通りの理由があるようだ。
「聴覚については、すごい進んだ研究例があるんです。ですので、イルカがどの程度聞けるのかは、今さら調べることもなかったんです。人間以上の聴力だというのは、もうわかってると」
たしかに、イルカがすごい聴覚を持っているということは、子ども向けの図鑑にも書いてある有名な事実だ。前述のハーマン教授(ハワイ大学)の研究でも、音声でイルカに指示をだしていた。人が聞き取るようなことは、イルカも聞き取る、ということでよいのだろう。
「それに、やっぱり音って準備するのが大変なんですよ。スピーカーを用意して、パソコンを用意して、周波数や音圧を調整して……と色々手の込んだことをやらなければならない。それに対して、文字や記号を使うなら、手描きでも何でもパネル1枚あればできる。だから、視覚から入る方がいいというのもありました」
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : ジョン・C・リリー(1/4)
ジョン・カニンガム・リリー(John Cunningham Lilly、1915年1月6日- 2001年9月30日)は、アメリカ合衆国の脳科学者、内的探索者、著作家。脳と身体と心の活動の関係について研究し、また、イルカのコミュニケーションを最初は科学的に、後に非正統的な方法で研究し、イルカの科学的研究と神秘主義を接続した。カウンターカルチャー、ヒューマンポテンシャル運動、サイケデリック・ムーブメント(幻覚剤LSDがもたらす知覚体験を元にしたサブカルチャーの一大潮流)の第一人者として記憶されており、映画『イルカの日』のモデルとなった事で知られている。
生涯を通して一貫したテーマは意識におけるリアリティの研究であった。
最初は脳神経活動から解明を試みる立場だったが、当時の科学者たちは、脳神経に電極を通す研究がFBIなどの政府情報機関の洗脳に悪用される可能性を懸念しており、1959年頃には神経学的アプローチを断念して、アイソレーション・タンク(感覚遮断タンク)や幻覚物質を用いた研究、イルカのコミュニケーションに重点を移し、1960年代から1970年代にかけて意識探求の第一人者としてカルト的な地位を確立した。
リリーは幻覚物質は洗脳の手段として使用されるのではなく、個人が自分の心のコントロールを取り戻し、自分の考えや行動に対する主体性を維持するための手段として利用できると主張した]。自身を実験体とする彼の様々な研究は、厳格さと基準を欠いているとして科学界の怒りをかき立てた。また、地球人が高いレベルの存在に進化するよう導く宇宙存在を幻視した。
リリーの研究は、冷戦時代の軍国主義科学への対抗でもあったカウンターカルチャー、動物・人間・機械・地球外生命の知能の違いをフラットにするサイバネティクスの夢、ドラッグや狂気による異質なるものの探求、知性を持つ自由な生き物の原型としてのイルカの文化的な台頭など、戦後アメリカ文化の多くのベクトルの交差点に位置するものだった。
タンクでの研究はケン・ラッセルの映画『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』の題名で取り挙げられ、映画の主人公は彼とその変性意識状態がモデルと言われている。彼の影響でイルカの科学的研究を志した人も多いと言われる。一方、1990年代にはイルカブームが起こり、イルカとテレパシーで話したなどと主張する神秘家も多く出たが、この潮流にリリーの影響を指摘する声もある。
続く・・・・・
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