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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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恐竜に魅せられた古生物学者/冨田幸光(13/14)_学究達=582

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年11月03日<ⰧⰊⰧ

☆ 小林旭が演歌のネタにした見世物がニューヨークで初開催(1900年=世界初の自動車ショー)。 ☆ ヴィルヘルム2世自らUボートにエクストリーム・カミカゼを命令したところ、水兵がブチ切れたばかりかあっという間にドイツ全土を巻き込む吊し上げに(1918年=キール軍港で水兵が叛乱。ドイツ革命が始まる)。 ☆ 東宝の大型新人ゴジラが銀幕デビューを飾る(1954年)。帝都縦断パレードにてファンクラブ自衛隊の熱烈な歓迎を受け全域が焦土と化した。

本日記載附録(ブログ)

日本にもゾウやサイなど、アフリカ並みの巨大野生動物が暮らしていた

地質学的には「少し前」までの話である

国立科学博物館で開かた特別展「太古の哺乳類展」

この企画を担当したのが冨田幸光地学研究部部長 

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

冨田幸光地学研究部部長(13/14) 

◇◆【参考資料】 : 巨獣はなぜ消えた?(3/4) ◆◇

Ω かつてオーストラリアに生息した大型動物の多くが、数万年前に姿を消した。!!

絶滅の原因は氷河期の到来か? それとも人間か?? Ω

ポイントは人類と共存した期間

 大型動物をめぐる論争では、出土した骨と地層の年代測定技術が要となる。絶滅が人類の到達から数百年、あるいは数千年のあいだに急速に起こったことを示せれば、たとえ状況証拠であっても、絶滅の直接の原因が人類だという強い根拠となる。

 フラナリーは、この謎を解くヒントが島にあると主張する。たとえば、オーストラリア南東部のタスマニア島には、一部の大型動物が4万年前まで生存していた。しかし海面が下がって人類の上陸が可能になったために、結局は大陸と同じ運命をたどったという。シベリアのマンモスや、北米と南米の大型のナマケモノも島に逃げこみ、本土の仲間が絶えたあとも数千年生き延びた。

 ただこうした主張ができるのは、人類と大型動物が短期間しか共存しなかったという前提に立っているからだ。もし両者の生きた時代が数千年から数万年重なっていたという証拠が見つかれば、絶滅に人類が関与したという説は怪しくなる。

 実はオーストラリア内陸部に、何らかの証拠が見つかりそうな場所がある。もっともその証拠が、どの仮説を裏づけることになるのかはまだわからない。

 その場所とは、ニューサウスウェールズ州北部のカディ・スプリングスだ。ここでは、1878年に井戸を掘っていた農夫が大型動物の骨を見つけている。

 現在、この場所に関して最も多くを語れるのは、シドニー大学の考古学者ジュディス・フィールドだ。彼女は研究者になってからずっと、この地で発掘と化石の分析を続けている。

 1991年、大学院生だったフィールドは、大型動物の骨のすぐそばに石器が埋まっているのを見つけて、新聞や雑誌に大きく取りあげられた。フィールドによれば、3万5000年前と3万年前の二つの地層で人類との関連を物語る証拠が見つかっているという。この年代が正確であるなら、人類と大型動物は2万年ほどオーストラリアで共存していたことになる。

 「カディ・スプリングスでの発見から、人類と大型動物の時代が長いあいだ重なっていたことがわかります」とフィールドは説明する。

 だが、反対派はそんな主張を一笑に付す。動物の骨はもともと古く、年代の新しい地層に何らかの自然の作用で移動しただけだというのだ。2001年にフラナリーと共著で論文を執筆したバート・ロバーツは、そんな反対派の一人だ。大型動物の絶滅に人類がかかわっているとの見解をもっているが、彼がカディ・スプリングスの砂の粒子を分析したところ、化石の推定年代よりもかなり新しい砂粒が化石層に混じっていることがわかった。

 カディ・スプリングスは時期によって湖が出現する場所で、私が取材で訪れたときには、完全に水没していて近づけなかった(もっとも現地に行ったところで、地層の年代の論争に口をはさめる立場ではないが)。

 仕方なく、フィールドといっしょにウェリントン洞窟という、もう一つの有名な発掘地点に向かうことにした。

シドニーを出発してブルー山脈を越え、牧歌的な風景を眺めながら車で走ること5時間。ようやく到着したウェリントン洞窟の駐車場で出迎えてくれたのは、グラスファイバー製のディプロトドンの模型だった。

 ディプロトドンは大型動物のなかでも特に大きく、地球上に存在した最大の有袋類である。ずんぐりした体格、短くて太い脚が特徴で、きっとどこの博物館に展示されても、説明板に「のしのし歩いていた」と書かれるに違いない。

 ウェリントン洞窟では、ディプロトドンの最初の出土地点を現地の科学者マイク・オーギーが案内してくれた。洞窟は石灰岩の丘に開いた大きな縦穴で、入り口に鉄格子がはまっている。

 化石が最初に見つかったのは1830年。ジョージ・ランキンという地元の役人が、この縦穴に下りるとき、ロープをひっかけるのにちょうどいいでっぱりが壁面にあるのを見つけた。実はそれが骨だった。

 その年のうちに、トマス・ミッチェルという名の調査員が一帯の洞窟を調べて回り、化石をいくつも発見した。見つかった化石は、英国の古生物学者リチャード・オーウェンのもとに送られる。のちに恐竜の存在を明らかにして有名になるオーウェンは、ウェリントンの化石を調べ、絶滅した有袋類の骨であると断定した。

つづく・・・・・

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森のなかえ

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