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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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恐竜に魅せられた古生物学者/冨田幸光(07/nx)_学究達=576

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年10月26日<ⰧⰊⰧ

☆ 保安官とカウボーイ兄弟が牧場で血統を争ってしまったため、ガッツ石松を召還してしまう(1881年=OK牧場の決闘)。 ☆ 安重根義士によって、伊藤博文への天誅が下される(1909年)。これで日本の国民から政府に至るまで頭に血が上り、翌年には朝鮮がお取り潰しに。 ☆ 朴正熙とその取り巻きによる酒席での悪口に諜報部門のトップが逆ギレ、銃弾をお見舞いし18年にわたった独裁政治を終わらせる挙に出る(1979年)。他方、病気の担任の代理として坂本金八が東京都墨田区立桜中学校3年B組で教鞭をとり始める。

本日記載附録(ブログ)

日本にもゾウやサイなど、アフリカ並みの巨大野生動物が暮らしていた

地質学的には「少し前」までの話である

国立科学博物館で開かた特別展「太古の哺乳類展」

この企画を担当したのが冨田幸光地学研究部部長 

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

冨田幸光地学研究部部長(07/mn) 

◇◆第3回 ナゾの絶滅大型哺乳類デスモスチルスとは何者か =2/2= ◆◇

 というわけで、束柱類というグループ全体のあらましが、なにやら日本で発見された化石によって、だいたい言えてしまう希有な状況にあるわけだ(前頁の系統図参照)。

 しかし、やはり、謎は多い。

「ひとつは、束柱類の起源、ですね。ゾウなどの長鼻類、それからイワダヌキ(ハイラックス)類やカイギュウ類などと近しいグループだっていわれてるんですよね。ところが、束柱類だけ化石記録が出始めるのが、3000万年から2800万年前ぐらい。他の連中はもっとずっと古いところから化石が見つかってるのでかなり追えるんですけど、この仲間だけは2800万年前までしか戻れない。そして、1200万年前ぐらいを最後にして、また全部いなくなってしまう。だから、いつ、どこで、どういうふうにして起源してるのかがわからない」

 そして、体が変だ。

「まず、前腕の尺骨と橈骨が癒合しちゃってて、手を動かすときに制限があって、腕全体を使わないとうまく動かせないんじゃないかとか、変なことになっているんです。しかも、歯ですよ。小指ぐらいの筒状のものが6個から7個、1つの塊になってて、それが1本の歯なんですね。だから柱が束になってるっていうんで束柱類っていうんですけど。その歯、むちゃくちゃ分厚いエナメル質を持っていて、それで一体何をどうやって食べてたのかっていうのも、よくわからないと」

 こんなふうに謎だらけの束柱類であり、今後の研究が待たれる。

 しかし、それにしても……。

 なぜ、日本ばかりから重要な束柱類の化石が発見されるのだろう。この点、冨田さんに聞いた。

「たまたまの偶然だと思ってます。彼らはいずれにせよ海岸に住んでる動物で、あんまり陸の上は得意じゃないんですね。基本的には、日本のあたりが多島海化した時代に生きていた。だから、海岸にいっぱい住める場所があったんです。その当時、日本は全体的にわりと暖かかったんです。今、沖縄にしかないようなマングローブが日本全体にあった時代なので、そんなところに彼らがいっぱい住んでて、ちょうど海岸ですから、堆積物がたまりやすいので、死んだやつは骨がバラバラになる前にまとまって埋まって、化石が見つかってるんじゃないかなと」

 北米、カリフォルニア州やオレゴン州でも化石はみつかるが、そちらは海流が強く、堆積環境が全くちがったらしい。骨がばらばらになって、篩い分けられ、同じ産地から、デスモスチルスの歯ばかりが何千個も出てくる、ということがあるそうだ。

 なにやら、不思議な理由で、日本と束柱類は結ばれているようだ。

 哺乳類の中で、実に小さなグループなのだが、ある特定の時期、特定の場所で、不思議な体の仕組みをもって繁栄した者たちの化石を、世界で一番、身近に見ることができるのは幸運だ。一級の研究対象があるのだから研究者の数もそれなりに多く、様々な謎が解き明かされる時、それを一番先に知ることになるのは、我々、日本に住む者だろう。

次回は“ 第4回 「原始的」ではなかったアマミノクロウサギ ”に続く・・・・・

【参考資料】 : 続く中部アフリカでの密猟 内戦の影響も懸念 (2/2)

Ω・Ω WWFの「中部アフリカ・プロジェクト」についてΩ・Ω

ゾコエは、次のように述べます。
「中央アフリカ共和国の政府は、2012年に世界遺産になったばかりの、ゾウに残された最後の楽園であるザンガ・サンガ国立公園を、密猟者から守るために軍を派遣すべきです。
これは、ただ単に中央アフリカ共和国の自然資源を守るために必要なだけではなく、武装した密猟団が国中をのし歩き、行く先々で地元住民を脅威にさらすのを止めさせるためでもあります」。

しかし同国では、2013年3月24日、反政府勢力が首都バンギを武力制圧し、大統領が隣国のコンゴ民主共和国に亡命する事態が出来。国がゾウや国立公園の保全に、十分な体制で取り組むのは、きわめて難しい状況に追い込まれています。

そして、こうした混乱は、密猟者を野放しにする危険な要因になりかねません。
もしこの状況が放置されれば、中央アフリカのゾウは、密猟により絶滅に追い込まれたアフリカ西部のクロサイ亜種個体群や、キタシロサイと同じ運命をたどることになるでしょう。

国際支援と取引規制による保護の強化を

WWFは約100カ国で活動している環境保全団体です。

「中部アフリカ地域の各国政府、そして象牙を国内で売買している需要国の政府が、この密猟の問題を世界的な緊急事態として認識し、対策に取り組まない限り、遠くない未来に、この地域のゾウの個体群は姿を消すかもしれません」ヒューブレッツはそう話しています。

「密猟象牙をめぐる戦いが、すでに中部アフリカ地域からアフリカ大陸の他の地域へ移った」という、報道がいくつかありましたが、これも間違いであるといいます。これは、密猟者たちが、中部アフリカ地域だけでなく、アフリカの東部や南部の保護されたアフリカゾウ個体群にも、銃口を向け始めたということにほかなりません。

そして、ガボンをはじめとする中部アフリカ諸国での密猟は、今も確実に続いています。

「この地域のカメルーンやチャド、ガボンなどの政府は、レンジャーを増員し、密猟者と戦うために軍を派遣しています。しかし、これだけでは不十分です」と、ヒューブレッツは訴えます。

現在の密猟団は、国境を越えて侵入し、国の安全と地域の経済を脅かす、いわば国際的な犯罪ネットワークです。これを特定し、追跡し、阻止するためには、世界の国々が協力し、対抗する必要があります。

そのためには、アジアの国々が高値で売買している、象牙の需要の問題にも取り組まねばなりません。アジアゾウが国内に生息しており、象牙の売買が合法的に認められている国は、今も多数ありますが、こうした国々で国内取り締まりが不十分な国には、密猟された違法な象牙が多く持ち込まれ、「ブラック・マーケット」が生まれています。

2013年3月に、第16回ワシントン条約会議(CITES/COP16)が開催されたタイは、こうしたブラック・マーケットの存在が指摘されていた国の一つですが、会議の開催に際して、象牙の国内取引を全面禁止する意思を明らかにし、世界の国々から高い評価を受けました。

アフリカのゾウを絶滅から救うためには、今後、他の国や地域についても、象牙をめぐる取引の規制や監視を、より早急に、強化してゆくことが求められます。

おわり

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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森のなかえ

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