☆ 東海道の東の端っこで陸蒸気による1時間のデモンストレーション=新橋-横浜=始まる(1872年)と共に、鉄道教の神聖なる日。よって、鉄道に関する骨董品を集めたとこが、神田・万世橋からさいたま市の北の方へと移転(2007年)。 ☆ 一つくらい、いいじゃないかと、国鉄に急行の停車駅を自分とこの選挙区で一つ増やした運輸大臣が辞任する破目に(1966年)。 ☆ 長嶋茂雄が我が巨人軍は永久に不滅です! と言い残して引退(1974年)。確かに今に至るまで巨人軍は不滅だが、これ以降は昔の栄光は何処へやら停滞が始まっている。
本日記載附録(ブログ)
宇宙から観測する地表付近に起伏する雨や雲を見てみたい
より綿密正確な天気を予報、防災の役に立っ観測が出来るはないか
地球規模で高精度の観測ができる「GPM主衛星」での研究をスタートさせ
2022年にNASAから名誉な「Exceptional Public Service Medal」が授与される
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
地球観測研究センター主幹研究員;研究領域リーダ・沖 理子 (11/mn)
◇◆第5回 宇宙から地球全体の雨を観測すると期待できること =1/3= ◆◇
GPM主衛星は非常に精度のよい観測機器を持っており、ほかの気象観測衛星の観測機器の校正をすることで、多くの人工衛星からの降雨データを整合性を持ったものにできる。
では、そのことでどんなメリットが生まれるのだろうか。
まずは、地球全体での降水の研究。それも、長期的な変動などの解明。これは全球降水観測としてのキモであり、沖さんがかかわる「おしなべて」の研究の究極の目標だ。だからこの点は、強調しておく。
しかし、そこまでいかずとも、多くのことが期待されている。それも、実用的な面で。
例えば、観測網が整っていない地域での防災。
「いくつもの衛星からの情報をあわせて準リアルタイムで、1時間ごとに、全球の雨をすでに配信してるんです。こういうので時々刻々見ていくと、世界的に今どこで雨が降っているのか分かります。日本だと、地上の観測網があるので困ることはないですけど、観測網がないところでは役立ちます。今は、TRMMですとか、10以上の衛星を使っていますが、ここにGPM主衛星も入って、より正確になります」
これはGSMaPといって、ウェブでも公開されている。地球全体の直近の降雨をアニメーションで再現してみるとちょっと感動的だ。リアルタイムではないとはいえ、数時間前くらいの地球全体の降雨が、いながらにして見えるのだから。
ただし、いくら多くの衛星で見たとしても、ゲリラ豪雨的な数10分で起こり、終わってしまう現象はさすがに捉えにくい。こういう全球観測の防災活用は、雨が降ってそのあと多少タイムラグがあってから起きるものの方が、アラートを出しやすいだろう。
「気象庁への情報提供を通じて役立てるのはもちろんなんですが、もうひとつ期待しているのは、独立行政法人の土木研究所に水災害・リスクマネジメント国際センターICHARMっていうのがあるんです。ユネスコの名前を冠した機関で、そこへデータを出しています。洪水を予測するモデルを持っていて、東南アジア各国の現場の実務者にメールなり、システム上でアラートを出しています。たくさん雨が降っているから流量解析をすると、どうも危ないよとかいうふうに。東南アジアじゃないですが、カリブ海の島国でTRMMのデータで雨が降ってるからとアラートを出して、現地の政府から感謝状が来たとかいう事例が、アメリカではあります」
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : 土星の環から「雨」が降っていた、予想外の事実も(4/5)
Ω・ 星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始/ 土星突入の前に、環の間の通過も ・Ω
から土星と環の観測へ
11月末、カッシーニは土星系を観測する軌道から向きを変え、2017年4月下旬までにF環の端を20回かすめる軌道に突入した。
12月4日にF環に最接近したのは、20回のうちの最初の1回目。カッシーニは土星の極地や、衛星のテティス、エンケラドスを観測しつつ、地球に向けて無線信号を送信した。(参考記事:「土星の衛星エンケラドス、最接近探査の画像届く」)
簡単に観測できる土星の環のうち、F環はもっとも外側に位置すると同時に、もっとも活動的な環の1つである。幅500キロメートルほどの氷の粒の帯には、らせん、ねじれ、こぶといった構造が定期的に現れる。F環の内側には衛星プロメテウスが、外側には衛星パンドラがあり、これらはF環の形の維持に関係していると考えられているため「羊飼い衛星」と呼ばれている。(参考記事:「土星のF環と羊飼い衛星パンドラ」)
「F環は絶えず変化しています。ときおり明るく見える流れがこぼれ出たり、細い糸のようなものがとび出したりします」。NASAのジェット推進研究所に所属するカッシーニ・プロジェクトの科学者、リンダ・スピルカー氏は話す。「また、衛星プロメテウスがF環を通り抜け、穴を開けることもあります」(参考記事:「土星の環が一部破れる、カッシーニが撮影」)
F環のすぐ内側には巨大なA環があり、このミッションはA環の外縁部を詳しく観測する絶好のチャンスでもある。もしA環の氷の粒子にプロペラ状の痕跡があれば、環の内側に小衛星が隠れている証拠だ。
こういった微細な小衛星の探査は、単なる好奇心というレベルで行われているわけではない。小衛星は形成過程にある惑星と似たような振る舞いをする可能性がある。そのため、小衛星を観測することで、太陽系で惑星が成長したメカニズムや、遠い星々のまわりの世界がどのように形成されるのかを解明する手がかりが得られるかもしれない。
さらに、カッシーニが土星の上を通過するときに、土星の北極付近にある奇妙な六角形の様子を詳しく観測できると期待されている。六角形のジェット気流は、研究室では再現できているものの、なぜ長期間にわたって継続しているのか、なぜ他の場所では似たような現象が起こらないのかはまだわかっていない。(参考記事:「土星の壮観、環と六角形」)
「なぜ円形でなく、六角形の形状が保たれているのか、その理由は解明できていません」とスピルカー氏。「これは、太陽系内でもユニークな現象なのです」
続く・・・・・・・
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