☆ 政府の懐が厳しいので、皇族の大規模リストラが実施される(1947年=11宮家51人の皇族離脱)。 ☆ アンデス山中にウルグアイ空軍機571便が墜落(1972年)し、人間同士のぴー≪12月23日に生存者16名を救出≫が行われた。他方、アエロフロートIl-62型機がシェレメーチエヴォ国際空港への着陸に失敗して墜落、乗員乗客174名全員が死亡も起きる。 ☆ そして、1977年 ルマ・デ・マヨルカ発フランクフルト行きのルフトハンザ航空615便ボーイング737型機がPFLPによってハイジャック。10月13日は航空業界の厄日ある。
本日記載附録(ブログ)
宇宙から観測する地表付近に起伏する雨や雲を見てみたい
より綿密正確な天気を予報、防災の役に立っ観測が出来るはないか
地球規模で高精度の観測ができる「GPM主衛星」での研究をスタートさせ
2022年にNASAから名誉な「Exceptional Public Service Medal」が授与される
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
地球観測研究センター主幹研究員;研究領域リーダ・沖 理子 (10/mn)
◇◆第4回 いま地球ではどのぐらい雨が降っている? =3/3= ◆◇
地質か気象かという迷いは最後まであったそうなのだが、結局の決め手は、「気象は今まさに生活しているこの状況でリアルタイムに起きており、やっぱり生活に密着しているから」というものだったそうだ。
「大学院では、今、国立環境研究所の理事長をされている東大の住明正先生のところに移ったんです。そこは熱帯気象をやる伝統だったので、熱帯の観測をするTRMM観測衛星の計画段階からJAXAやNICT(情報通信研究機構)などの研究機関と、そのサイエンスの方向性づくりにかかわっていました。それで、私が行った時、「このTRMMっていうネタがあるんだけど、やってみない?」みたいな話になって、そこで博士号をとったんです」
その時のテーマは、とても「渋い」ものだった。
「TRMMの観測で、どれだけよく定量的に雨量を観測することができるか。気象では、物理的アプローチをする人がほとんどなので。私は、むしろ統計的アプローチをしました。
「ある地域の1カ月降水量を衛星観測から推定する際、衛星だと数日に1回と限られている観測から推定するので、その際の誤差(サンプリング誤差)が避けられません。同じ1カ月雨量の場合でも、毎日少しずつ降り続ける場合と、数日でまとめて降ってしまう場合では、後者の方がサンプリング誤差は大きくなります。そうすると世界中で雨の降り方が違うので、ある地域では正確な月降水量が算出できて、ある地域では誤差が大きくなる。しかしおしなべてみると、降水量の多寡でその誤差は決まることがわかったのです。つまり、雨の降り方には地域や季節による違いが大きいと思っていたけれど、おしなべてみると、雨をもたらすような1つ1つの降水雲の出現頻度でサンプリング誤差は決まるという巨視的な見方にたどり着きました。」
ここで、沖さんの経歴が「おしなべて」、つまり、統計的なアプローチにつながったわけだ。ぼくは、GPM主衛星の初データが、たまたま3月初頭に日本列島の南側を駆け抜けて寒気や雪をもたらす「南岸低気圧」的なものだったことに関心を抱いたのがまず最初だったのだが、よくよく考えてみると、この観測計画そのものが「おしなべて」を指向する非常にスケールの大きなものなのだと、沖さんの個人史とも重ねつつ理解した。
次回は”宇宙から地球全体の雨を観測すると期待できること”に続く・・・・・
【参考資料】 : 土星の環から「雨」が降っていた、予想外の事実も(3/5)
Ω・ NASAの探査機カッシーニ最後の偉業、土星と環の関係に新たなシナリオ ・Ω
砕け散った衛星
カッシーニがもたらした新たなデータは、そもそも土星の環は何からできたのかという謎解きにも役立つ。これまでに得られたデータが示唆しているのは、砕け散った衛星または彗星から土星の環ができたという可能性だ。
カジー氏によると、土星のC環にはケイ酸塩を豊富に含む物質が集まった奇妙な場所があるという。衛星が砕け散ると、まさにこのようなものができるはずだ。
衛星は成長するにともなって、ケイ酸塩に富む岩石がコア中に沈み込み、凍った軽い物質がマントルを形成しただろう。この衛星を土星が引き裂いたとすれば、衛星のコアの破片からはC環ができ、マントルの氷からはひときわ明るいA環とB環ができたと考えられる。(参考記事:「土星の環は思っていたより軽かった」)
何十億年も安定していたと思われる土星系で、なぜ数億年前になって環が形成されたのかはまだわからない。土星と砕け散った衛星との相互作用の詳細についても不明である。
「土星の物語はまだ完結していません」とコナニー氏は言う。「ただ、多くの章のアウトラインはできています」
Ω・ 星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始/ 土星突入の前に、環の間の通過も ・Ω
長く活躍してきたNASAの土星探査機カッシーニの最終ミッションがついに幕を開けた。12月4日の米国時間の未明、今後4カ間にわたって土星の環ぎりぎりを何度もかすめる最初のチャレンジとして、カッシーニがF環への接近に成功した。
カッシーニはバスほどの大きさの探査機で、12年という長期間にわたって土星系を観測し、多大な成果を残してきた。そのほとんどは、土星から距離を保ちつつ、謎に満ちた62個の衛星のいくつかに近づいて観測するというものだ。(参考記事:「15周年、探査機カッシーニの業績」)
今回、カッシーニの探査対象が大きく変わる。探査機の燃料は尽きかけており、今後9カ月間は土星を周回しながら土星と土星の環の観測を行うことになる。
続く・・・・・・・
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