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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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地球の降水量,空から観測すれば/ 沖 理子(08/mn)_学究達=564

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年10月10日<ⰧⰊⰧ

☆ 辛亥革命が起こった日(1911年)だからか沖縄県が空から攻撃された日(1944年=十・十空襲)ゆえか東京オリンピックが始まった日(1964年)からなのかよく判らないが、この日は全国の銭湯(1010)で戦闘(1010)が繰り広げられるらしい。   ☆ 『8時だョ!全員集合』の裏番組として『オレたちひょうきん族』がレギュラー放送として放送開始(1981年)、ドリフターズの独壇場にタケちゃんマンが暴れ始める展開に。   ☆ 国産のトキが全滅(2003年)、取り敢えずは隣国からの借り物で何とか保護に努めるが、クローン技術も発達したことなのであんまり問題がないと考えるは・・・・・

本日記載附録(ブログ)

宇宙から観測する地表付近に起伏する雨や雲を見てみたい

より綿密正確な天気を予報、防災の役に立っ観測が出来るはないか

地球規模で高精度の観測ができる「GPM主衛星」での研究をスタートさせ

2022年にNASAから名誉な「Exceptional Public Service Medal」が授与される 

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

地球観測研究センター主幹研究員;研究領域リーダ・沖 理子 (08/mn) 

◇◆第4回 いま地球ではどのぐらい雨が降っている? =1/3= ◆◇

JAXA地球観測研究センターの沖理子・研究領域リーダーは、NASAとの共同プロジェクトTRMM(熱帯降雨観測衛星)による熱帯の降雨の観測から、GPM主衛星での全球観測に至るまで、たすきをつないで研究を続けている。

 おはなしを伺っていて気づいたキーワードは「おしなべて」だ。例えば、こんな謎かけ。

「雨ってそもそも、この日、この時、この瞬間、地球の上で、おしなべて、どれぐらいの割合で降ってると思われます?」

 例えば、東京で1年間のうち何日、降水があるか、というのはたぶん気象庁の統計を見れば分かる。今この瞬間どうか、というのも「東京アメッシュ」のような観測レーダーのサイトを見ればほぼリアルタイムで見られるだろう。では、地球上で、となるとどうだろう。ある任意の瞬間に、どれくらいの割合で雨が降っているか、知る方法はあるのだろうか。

「TRMMの観測で、熱帯のことならかなり分かってきているんです。熱帯だと、非常に単純に1割ぐらいなんですね。だから9割は、雨が降ってないんです」

 おしなべて、雨が降っているのは熱帯の1割。自分が住んでいる場所で1カ月に何日雨か、ということなら気にするが、「おしなべて」という見方を普段していないから、これが多いのか少ないのか分からない。

「日本では、冬の太平洋側は非常に雨が少ないし、梅雨は毎日のように降るかもしれないし。で、東京だけを見ていて、例えば、急に雨が降らなくなって干ばつ化しているようでも、実は韓国ではたくさんの雨量になってることもありうるし、地球規模の気候はやっぱり全体を見なきゃ分からないですよね。衛星で全体を見ると、気候の変動、それに伴う雨の変動が量としてどうなのか、その分布がどうなのか、といったことが分かるのが魅力なんですよね」

 ぼくはどちらかというと、「雨雲スキャンレーダー」による、比較的小さな気象現象の描像に興味を持っていたのだが、GPM主衛星の究極の目的は、地球全体を見渡した上での「おしなべて」に力点があるようだ。例えば、地球全体の降水の動向や、気候変動のトレンドをあきらかにするのは、何年も観測し積み上げていって分かる非常に大切な目標だ。だいたい今この瞬間、地球上のどれだけの地域で雨が降っているかすら、観測が蓄積された熱帯はともかく、全体のこととしては分かっていない。それを明らかにしてどう変動しつつあるのか、というのはさらに先のことだ。

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 : 土星の環から「雨」が降っていた、予想外の事実も(1/5)

Ω・ NASAの探査機カッシーニ最後の偉業、土星と環の関係に新たなシナリオ ・Ω

 土星には雨が降っている。1秒間に重さ数千キロにもおよぶ氷や有機分子が、環から土星の大気中へと降り注いでいる。

 土星とその環の間で起こる驚きの相互作用。科学者らがついにそれらを目撃できたのは、NASAの土星探査機カッシーニのおかげだ。2017年末に土星に突入してミッションを終えたカッシーニは、最後の数週間に土星とその環の間を22回くぐり抜け、環から降ってくる雨を採集した。(参考記事:「さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入」

 土星の環から降る雨の観測は、技術的な偉業というだけではない。雨の組成や降雨ペースを知ることは、土星の歴史を解き明かす上でも非常に重要だ。土星の環の起源や年代という古来の謎に、また一歩近づいたことも意味する。

「私たちはたまたま土星が壮大な環をもっている時期に居合わせたのではないしょうか?」と、米コロラド大学ボールダー校のショーン・スー氏は言う。「環が最近形成されたものだとしたら、非常に面白いことになります。ほかの氷の衛星とも関係してきます」(参考記事:「土星の衛星エンケラドスに生命はぐくむ素材」

やまない雨

 土星の環から物質が降ってくること自体はまったく意外ではない。理論的にも観測上でも、数十年前からこのことを示唆していた。しかし、土星とその周囲をまわる星々(土星系)の中で物質がどのように移動するのか、そのうちのどれくらいの部分が土星に降り注ぐのかはわかっていなかった。

 2018年10月5日付けの学術誌「サイエンス」に土星の環から降る雨について3本の論文が掲載された。論文のもとになったデータはいずれも、カッシーニが最後の日々に行った「グランドフィナーレ」という観測プログラムから得られたものだ。(参考記事:「土星の環から地球が見えた、NASAが写真公開」

 カッシーニが土星と環の間を通り抜けるときの速度は時速約11万キロにもなった。これは、カッシーニに搭載された各種の観測機器が想定する速度をはるかに上回っていたため、データの解釈は困難をきわめた。(参考記事:「土星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始」

 NASAのジャック・コナニー氏は、「科学者たちは奮闘の末、非常に巧妙なやり方で、観測データが語っていることを解き明かしました」と言う。「観測装置の想定や科学者たちの経験の範囲をはるかに超えた作業でした」

 カッシーニは、土星と環の間をくぐり抜けて土星の重力や磁場、環の質量などを測定しながら、環から降ってくる数多くの破片を採集した。それぞれ異なる成分を調べられる3種類の観測機器が、速やかに粒子の分析に取りかかった。こうして得られた結果の中には、科学者たちの予想と異なるものもあった。

続く・・・・・・・

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