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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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=今日の足跡が記録帖 &幕間の狂言_◎ 08月13日(日曜日)=

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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★

◆ リヒャルト・ワーグナーが自分でおっ建てた豪華な劇場でリサイタルを開催(1876年=第1回バイロイト音楽祭開幕)、だが派手にやった割に大赤字となりワーグナー自身も精神的なダメージを被る破目に。

◆ 東ドイツが西側に無断で大規模土木工事に着工、手始めに予定地を有刺鉄線で封鎖する(1961年=ベルリンの壁の建設を開始)。

◆ 日の丸と君が代が正式に日本の国旗と国歌になる(1999年)。強制はしないという建前だが、実際のところはお察し下さい。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  誰も気にしない  = ᙡᙢᙡ

誰も気にしないは、しばしば「勝手にしろ」とも書かれ、神格者、専制君主、寡頭制、民主主義、一般大衆、飼い主、すべての人、そしてwikiの管理者により使用される方針である。誰も流行病のことを気にしないという事実さえなければ、「誰も気にしない」は、今日の世界が直面している最大の流行病かもしれない。

「誰も気にしない」の適切な施行は、大衆動員や社会計画、カリスマ的リーダーシップなどの複雑な過程である。もっとも、本当はそんなことなど誰も気にしない。「誰も気にしない」がうまく働いている限りは、「誰も気にしない」がどのように働いているかなど、誰も気にしない。

「誰も気にしない」学派は、誰かが何かを望み、誰もそれを気にしなかった時に生まれた。「誰も気にしない」学派は、古代メソポタミアかローマ帝国衰亡期のいつ頃かに起こったと考えられているので、ここでは古代ギリシャが起源だということにする。わざわざ確かめるほどには、誰も気にしない。

誰かが気にしないことを始めた。とりあえず権威付けのために、それはゼウスであったということにしておく。ゼウスは最高神であり、人々か何かを支配しており、そのために人々は苦しんでいた。ゼウスはそんな事は誰も気にしないと考え、山羊とセックスをしていた。

  

この時代には既に神話が民衆に普及しており、民衆は世界が何故できたのか、何故自分が生きているのかなどの命題を「全ては神様がやったこと」として、それ以上のことを誰も気にしなくなっていた。プラトンやアリストテレスが教育機関を開き、このような気にしない人達を無知だとして啓蒙しようとしたが、気にすることに意義を感じなかった大衆は誰も気にしなかった。

ローマ人はキリスト教徒が好きではなかった。キリスト教徒は生き延びたいと思っていたが、誰も気にせずに彼らをライオンと戦わせて死なせた。次にローマ帝国が滅亡し、人々には新しい指導者が必要だったが、誰も気にしないままに暗黒時代が訪れた。

誰かが自分が王だと名乗り、小作農を搾取して封建時代が始まった。小作農は酷使されることを望んでいなかったが、誰も気にせずに鞭を振るい、農奴の不平を封じた。次に誰もがユダヤ人を嫌い出し、ユダヤ人たちが我々は何もやってないと抗弁したにも関わらず、誰も気にせずスペインから彼らを叩き出した。イスラムもそれにならった。

魔女がみんなに魔法をかけ始めた。もちろん魔女たちはそれがただの事故だと主張したが、誰も気にせず魔女たちを火あぶりにした。次にフランスの民衆がフランス王室に対して腹を立てた。王室はそんなことは誰も気にしないと考えていたため、民衆は革命を起こした。

その頃、イギリスはアメリカ植民地に税をかけることにした。アメリカ植民地はイギリスの望みなど誰も気にしないと考え、戦争が始まった。また、アメリカには先住権を持つ多くの原住民が住んでいたが、誰も気にしなかった。植民者は先住民から土地を取り上げて疫病を与え、誰も気にしていない政府を与え、合法的に土地を強奪する法律を制定した。

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