◆ メッカでブーイングの嵐だったムハンマドがメディナに逃げる(622年)。即ち、メッカからメディナにヒジュラ(移住)なされた。イスラム教の暦では、これが紀元1年の1月1日らしい。 ◆ 本能寺の変でイワされた織田信長の跡目を決める会議が清洲城で開かれ、三法師を擁護する羽柴秀吉の専横が始まる(1582年)。 ◆ アメリカはニューメキシコ州で、連鎖的な核分裂反応による破壊的現象を以て三位一体を人類の手で具現化させることに成功(1945年=マンハッタン計画)。
ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 = 電動キックボード = ᙡᙢᙡ
電動キックボード(でんどう-)とは、議論が堂々巡りとなってしまった安楽死制度に代わって生み出された画期的な自殺マシンである。
安楽死制度は日本で合法化されておらず、仮に本人が望んだとしても自殺幇助・嘱託殺人となり刑罰を受けなければならなくなる。「介錯を乞い願うことすらできないほどの寝たきり状態になるくらいなら、さっさと死んでしまったほうがマシだ」と尊厳ある死を求める高齢者の声に応えて生まれたのがこの電動キックボードである。
「走る棺桶」と呼ぶに相応しいこの車両が各社によって開発され、安楽死制度に一石を投じることが期待されている。
構造は非常に簡素なもので、従来のキックボードに電気モーターで動力を与え、公道を走行できるようにバックミラー・各種ランプ等最低限の装備を積載したものである。極限まで小型化することでかつて人気を博した大型棺桶との差別化を図るとともに、周りを巻き込む必要がないリーズナブルな自殺を実現することが可能となった。
急激な速度変化による重心移動の対策が殆どないことを利用して、急ブレーキにより前へ転倒し頭部強打からの脳出血というコンボで絶命を狙うのが基本とされている。
特記すべきは「条件の緩さ」である。通常の原動機付自転車とは違い16歳以上であれば運転免許を必要としないので、免許返納済みの高齢者でも電動キックボードに乗り、不幸な事故を装った自殺にチャレンジすることができる。ヘルメットの着用はあくまで「努力義務」であり、逆に言えば「必ずしもヘルメットを着用する必要はない」ということになる。夏場に高温となったヘルメットで熱中症に苦しむリスクを避けるとともに、頭部強打による自殺成功率の上昇に一役買っている。
電動キックボードの登場は少子高齢化の相対的な解決方法になるかと思われたがその需要はエクストリーム・自殺プレイヤーにも向き、年齢層に関わらず満遍なく自殺成功者を輩出している。エクストリーム・スポーツへの造詣が深い世代により、飲酒運転・信号無視など様々な手法を取り入れて競技が敢行されることが多い傾向にあるようだ。今後もシニア層に向け、「免許返納しても乗れる自殺マシン」としての強みを全面に押し出していく政府や各企業の動きが重要となりつつある。
2023年7月に法改正が行われ、緩和されたとされる。原動機付自転車→特定小型原動機付自転車、車道→車道・自転車道・路側帯・条件付きで歩道、原付免許必須→免許不要・16歳以上、ヘルメット着用が義務→努力義務、最高速度30キロ→20キロなどと変わった。免許不要にすることは誰でも手軽に自殺できるようにするため、ヘルメット着用が緩和されたのは運転手が死にやすくするためで、最高速度を下げたのは自動車に煽られて事故を起こしやすくするためである。
◒ ◓ ◒ ◒ ◓ ◒
Today’s B.G.M, = U 'n' l (2022 Remaster)_._._._._._._._ _._._._._._._._ _._._._._._._._
----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【浪漫孤鴻;時事自講】 :http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/
【壺公夢想;如水自講】 :https://thubokou.wordpress.com/
================================================
森のなかえ
================================================