ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年07月13日<ⰧⰊⰧ ◆ HOLLYWOODLANDの大看板が完成(1923年)するが、月日の経過とアメリカ経済の低迷から維持費が賄えず現在では末尾のLANDが朽ち果てることに。 ◆ 4年に1回のペースで行われるサッカーの祭典がウルグアイで初開催(1930年)。開催国であるウルグアイは国中歓喜の渦に包まれたものの、その後半世紀以上優勝トロフィーをに与っていない。 ◆ デートクラブの御主人様が小さな天使たちを捕まえるが、御主人様が自殺したため真相は誰も知らない(2003年=プチエンジェル事件)。
本日記載附録(ブログ)
人の耳には聞えていないけれど、脳の活動にポジティブな影響を与える高周波音
“ハイパーソニック”と言われ、その積極的効果を利用した医療技術の確立に奮闘・傾注
うつ病をはじめ、さまざまな現代病の治療と予防を目指した「情報医療」を切り拓く本田学 !!
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部 部長 本田学
本田 学(08/mn)
◇◆ 第4回 薬も遺伝子操作も使わない「情報医療」とは =1/2= ◆◇
熱帯雨林の環境音が、ハイパーソニック・エフェクトを発現するということは、ことさら大きな意味を持つと考えられている。研究の推進力であり続けてきた大橋力博士は、熱帯雨林の環境音を「究極のハイパーソニック・サウンド」と位置づけた上で、このことがきわめて「深刻な問題」を提起しているとする。
〈というのは、[熱帯雨林環境を鋳型として構成された私たち人類の遺伝子と脳においては、ハイパーソニック環境こそスタンダードであり正常であり健全であると考えるのが妥当だ]、と考えなければならないからです。いいかえれば、ハイパーソニック・サウンドがほとんど存在しない近現代文明社会の都市環境というものは、ハイパーソニック環境を標準として構成された人類の脳機能を本来のレベルに維持できず、何らかの病理を必然的に招き寄せる一種の「情報的栄養失調」状態かもしれない、ということを意味するからです〉(「科学」2013年3月号)
人間をふくめて大型類人猿はもともと熱帯雨林で進化したのだからということが前提で、ひょっとすると都市環境ではなく、熱帯雨林の環境の方が、人間の脳にとってベースであるかもしれない、という考えだ。人類の祖先が森の外の環境に進出して数百万年はたっているわけだし、今も森に住んでいる人間が、都市生活者より平均寿命がはるかに長いということもなさそうなので(どれだけ生きられるかというのは、心身の健康のひとつの指標だろう)、ぼくは大橋博士の説明は、ちょっとロマンチックすぎるかなあと感じる。しかし「情報的栄養失調」というキーワードにはどこかピンとくるものがある。
一方、大橋博士と一緒に研究を続けてきた本田さんは「大橋先生は、芸術家なので」と笑みを浮かべつつも、この大きな問題提起にリアリティを感じているようだ。
「さっき、この部屋の環境音をなくしたら、急に圧迫感みたいなものを感じましたよね。昔、熱帯雨林にいた生物にとっては、何かの危険が迫ってたりすると、ぱっと音がやんで、警告反応みたいなものを起こしちゃうんじゃないかと。高周波音があるのがベースだとしたら、音がなくなることのほうがむしろシグナルとしては強く作用して、それが慢性的に続くと、ストレス反応みたいなものに近づいたりとかしていかないかと……」
「人間は、森から出て都市とか文明をつくってから、もうずいぶんたっているから、今の環境に適応できているんじゃないかとか、いろんな考え方はあると思うし、僕も、まあそれは一理あると思うんですね。ただ、その環境に適応し得ると考えていいのか、適応できないと考えたほうが安全なのか。考え方の問題だとも思います」
そのようなわけで、「疾病研究第七部」の部長である本田さんは、ハイパーソニック・サウンドのない現代社会に生きる我々が抱えている問題に注目している。
「今、日本では、交通事故なんかより、6倍も多くの人が自殺で命を落としています。こんなに自殺が増えると、敵は内側にあるみたいな感じになってくるわけです。昔の医学は、命を脅かすものは外からくると考えていました。怪我や感染症など。今ももちろんありますが、かなり退治できた部分もある。でも、それとは別に、自殺の最大の要因になるうつ病ですとか、みずから変調を起こして、精神と行動の異常をきたして崩壊していくプロセスが、結構あるわけです」
ここで登場するのが「情報医療」のコンセプトだ。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : 糖尿病に対する「情報医療」の開発に期待(1/3)
Ω 人間の耳に聴こえない超高周波を豊富に含む音が血糖値上昇を抑制することを発見 Ω
人間の耳では音として感じることのできない20kHz以上の超高周波を豊富に含む音が、ブドウ糖負荷後の血糖値上昇を顕著に抑制することを、世界で初めて発見しました。 超高周波を含む音による血糖値上昇の抑制効果は、年齢の高い人やHbA1cの高い人(日常的に血糖値が高めの人)など、糖尿病のリスクが高い人でより顕著に認められました。 今回の発見は、人間の耳に聴こえない超高周波を豊富に含む音が耐糖能を改善することにより、糖尿病の予防に繋がることが期待されます。研究の概要
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所疾病研究第七部の本田学部長らと、公益財団法人 国際科学振興財団(FAIS) 情報環境研究所の大橋力所長、河合徳枝特任上級研究員らとの共同研究グループは、人間の耳に音として感じることのできない20kHz以上の超高周波を豊富に含む音が、ブドウ糖負荷後の血糖値上昇を顕著に抑制することを、世界で初めて発見しました。また、超高周波を含む音による血糖値上昇の抑制効果は、年齢の高い人やHbA1cの高い人(日常的に血糖値が高めの人)など、糖尿病のリスクが高い人でより顕著に認められました。
今回の発見は、人間の耳に聴こえない超高周波を豊富に含む音が、耐糖能を改善し、糖尿病を予防する可能性を示唆しています。薬物療法や外科療法、再生医療などに代表される現代医学では、病気に対して物質面からアプローチする〈物質医療〉が主流となっています。今回の研究成果は、音や光といった感覚情報が脳神経系を介して治療効果や予防効果をもたらす〈情報医療〉を切り拓くものであり、物質医療ではアプローチすることが難しい領域の治療を補完することが期待されます。
この研究成果は、Nature誌の姉妹誌であるScientific Reports誌オンライン版に日本時間2022年11月2日に公開されました。
研究の背景
うつ病や不安障害といった心の病気だけでなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に対して、ストレスマネージメントが重要であることが広く知られています。しかし、ストレスの原因や対処法は人によって大きく異なるため、心理的・主観的なアプローチが主体であり、客観的なアプローチが困難です。私たちはこの問題に対して、脳の情報処理の側面から病態解明と治療法開発を目指す新しい健康・医療戦略として〈情報医学・情報医療〉※を提案してきました。
その研究開発のなかで、人類の遺伝子や脳が進化のなかでつくられた熱帯雨林の自然環境音や、さまざまな文化圏の音楽には、人間の可聴域上限である20kHzを超え100kHzに及ぶ超高周波が豊富に含まれるのに対して、都市の環境音やCD・デジタル放送の音声信号にはそうした自然由来の超高周波がほとんど含まれないことを明らかにしました。
さらに、超高周波を豊富に含み複雑に変化する音は、自律神経系や内分泌系の中枢である中脳や間脳、およびそこから前頭葉に拡がる報酬系神経回路の脳血流を増大させて活性化するとともに、免疫能を高め、ストレスホルモンを低下させる効果をもつことを発見し、ハイパーソニック・エフェクト※として報告してきました。
本研究では、自然環境音に含まれる人間の耳に聴こえない超高周波が、内受容感覚や自律神経系と密接な関係のある耐糖能におよぼす影響を、糖尿病の標準的な検査法である経口ブドウ糖負荷試験をもちいて検討しました。
・・・・・・・・明日に続く
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https://youtu.be/n3jThTVum50
https://youtu.be/n3jThTVum50 == FIRST TIME HEARING SOUND TRACKER “GAMELAN” ==
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