◆ 愛新覚羅溥儀が僅か12日で清朝皇帝の防衛に失敗し、セコンドの張勲はオランダ大使館に逃げ出す(1917年)。
◆ ミュージシャンの超過激イベントがエキサイトし過ぎて、大リーグの試合が中止に追い込まれる事態に(1979年)。
◆ もののけ姫封切り(1997年)。ジブリではワンマン宮崎もやっと引退かと希望が膨らむが、4年後に無理矢理つくらせた千と千尋の神隠しの大ヒットで更に12年も老体に鞭打つことに。
ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 = 遊具基準法 = ᙡᙢᙡ
遊具基準法(ゆうぐきじゅんほう)とは、幼児や児童が使用する遊具の安全性を確保するために2024年4月1日に公布された法律。施行は2024年5月20日。正式名称は「児童遊具等の安全確保及び児童等の健康促進等に必要な技術的基準およびその普及と取締に関して必要な事項を定める法律」。
幼児や児童のために公園などに設置された遊具には様々な種類があったが、それらを原因とする死傷がしばしば発生していた。このことが社会問題となり始めたのは21世紀初頭からであった。不適切な公園遊具のために毎年、十数人にも上る膨大な数の幼児や児童が死傷したことは、社会にとって深刻な事態だったのである。
21世紀初めまでは、こうした死傷に関しては「事故」として扱われた。このため抜本的な対策が成されることが無く、仮に対策が成されたとしても、それは場当たり的なものにすぎなかったのである。そうした中、2024年に最高裁で、遊具による死傷は「事故」ではなく「(未必の故意による)殺人や傷害事件」であるとする画期的な判断が行われ、茨城県の公園整備課長が3人の児童を「殺した」罪により死刑判決を受けると、社会は幼児や児童のための遊具を厳しく規制し、子供達の安全を確保するという当然の努力を遅まきながら始めたのである。
こうした中で制定されたのが遊具基準法である。この法律は、子供達の死傷を「事故」として扱ってきたことを深く反省し、そうした思想を「旧来の誤った思想を言い訳とし、責任の所在を曖昧にすることで最も重要な問題から目を背ける野蛮きわまりない行為」と位置づけ、子供達の安全を可能な限り確保することを目的としている。
点検義務 : 遊具には様々な技術的基準が存在するが、それを維持するためには点検などの管理が欠かせない。全ての遊具は日に3回、一級遊具点検士による点検と、月に1回の分解整備が義務づけられている。本年1月2日に東京都で幼児が全治3日の負傷をする事件が発生したことを受け、この分解整備を週に1回とすることが検討されている。
規制内容 : 可動部のある遊具/ かつての野蛮な時代には一般的に見られたブランコやシーソーなど、可動部のある遊具は子供の死亡事件の原因になりうるため、全面的に禁止されている。
高さのある遊具 / 高さが30センチ以上の遊具は、児童が転落したさいに頭部や腹部を強打し、死亡する可能性がある。このため遊具の高さは30センチ未満に規制されている。なお、かつての野蛮な時代には高さ3メートル以上の遊具が存在しており、そこからの転落が後を絶たなかったと言われているが、そうした想像するだに恐ろしい事態は現在では起こりえない。
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