ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年07月07日<ⰧⰊⰧ ◆ 天の川を挟む二つの星が接近する日…らしい。七夕の伝統では。科学考証など邪道である。 ゆかたの日でもあり、ゆかたの女性にはポニーテールがよく似合う…らしい(ポニーテールの日でもある)。 ◆ 「冷やし中華はじめました」がそろそろ目につくが、名古屋は大須で群衆が破目を外して大暴れ。150人以上がおまわりさんのご厄介となる(1952年=大須事件)。 ◆ 良識の府だった筈の参議院が、タレントと文化人の府になり始めた日(1968年)。
本日記載附録(ブログ)
人の耳には聞えていないけれど、脳の活動にポジティブな影響を与える高周波音
“ハイパーソニック”と言われ、その積極的効果を利用した医療技術の確立に奮闘・傾注
うつ病をはじめ、さまざまな現代病の治療と予防を目指した「情報医療」を切り拓く本田学 !!
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部 部長 本田学
本田 学(04/mn)
◇◆ 第2回 脳の「ハイパーソニック・エフェクト」の可視化に成功 =1/2= ◆◇
耳では聞こえていないはずの超高周波音を、我々がなんらかの形で受け取っていて、それに対して脳が応答するという「ハイパーソニック・エフェクト」も、90年代は「聞こえ方がよりよい」という主観的な尺度や、脳波を測定してアルファ波が強く出るようになる、といった水準で議論される段階だった。
それを勃興したばかりの脳のイメージングの手法で、その時、実際に何が起きているか可視化して示す。本田さんが参入した時点での「ハイパーソニック・エフェクト」研究の新たな展開は、まさにその点だ。そして、その結果、高周波音に脳がしっかりと応答していることを確認したわけだが、具体的にはどういうことだったのか。
「PET(ポジトロン断層撮像法)という手法で見たのは、脳のどの部分の血流が増えるかなんです。脳はエネルギーをためておくことができない器官なので、神経活動が活発になると必ず血流が増大してそこにエネルギーを送り込むわけです。その結果、視床下部を含む間脳や中脳が活性化することを確認しました。この部分は広範囲調節系と言いまして、要するに脳のいろんなところにつながっています。我々が快さを感じる時に出ているドーパミンなどに関係する報酬系もそうですし、自律神経、免疫や内分泌系にも関係しています。脳の働きの基盤となるという意味で基幹脳と呼んでいます」
高周波音を含む音源に触れたとき、活発に働くのが「基幹脳」であると特定され、その結果、アルファ波が増えるのだということがわかった。また、それに伴って、快感を生み出す報酬系回路として働く部位(前帯状回、内側前頭前野)も活性化することもわかった。
本田さんらが、2000年、20世紀最後の年に、アメリカの脳・神経科学論文誌に発表した論文は、まさにそういったことを明らかにした先端的なものなのだ。
と紹介するのは間違いではないが、実は「さらに先」まで一気に進んでいるのがこの論文の欲張りなところだ。
脳の活性化している場所を特定できたなら、脳のその部分が働くことで、心理的に、あるいは生理的にどのような変化がありうるか。そこにまで踏み込む。従来の定説を覆す発見を伝えるというだけでも、充分なインパクトがあるはずなのだが、そこでは終わらないのである。
だれでも最初に思いつくのは、心理的な影響か。これは高周波音を含む、あるいは含まない音源を再生した後の質問表や、行動で評価している。そして、高周波を含む音を「より美しく快く感じる」「より大きな音で聴こうとする」といった傾向が確認された。つまり、被験者の多くが、高周波音が含まれるものを好んだり、心地よいと感じた、と解釈される。
さらに、基幹脳が免疫系やストレスにも強く関係していることが分かっているため、被験者のNK細胞(ナチュラルキラー細胞。がんなどの一次防御の役を担うとされる)やストレスホルモンであるアドレナリン、コルチゾールなどを調べた。すると、高周波音ありの音源で、NK細胞は活性化され、ストレスホルモンは減っていた。いずれも、統計的に見事なまでに有意であり、かくもきれいな結果が出るものかと驚かされる水準だ。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : オルゴール療法と超高周波音効果『ハイパーソニック・エフェクト』 4/5)
=(有)夢の文化社;オルゴール専門店「オルゴール屋」=
(番外)オルゴールのゆらぎとは……? 少し音痴の方が良い音に聞こえる不思議。人間にはまったく同じパターンより、ほんの少し変化がある方が向いているみたい?
1/fゆらぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)というと、普通の人が聞いても「何のことやら……」という感じだと思います。ざっくり説明してしまうと、人間は完璧な音楽より、ほんの少しずれた音やパターンの音楽の方がよく聞こえるという説です。オルゴールは機械なので完璧な演奏をしている……と思っている方もいますが、よく聞いてみると、音程が多少ずれているものもありますし、ゼンマイを利用しているので速度の変化や弾き具合の緩急もあります。
結果として、どんなに高いものでもどうしても細部の『ズレ(ゆらぎ)』が生じてしまいます。そのため、1/fのゆらぎに該当するという人がいるのです。
あとは、音楽の曲自体がパターンの中に意図的にゆらぎを生じさせている場合もあります(モーツァルトの曲などが代表的です。この場合は、別にオルゴールでなくてもいいのですが……)。
人間の場合は、完璧に音を合わせられる人より、ほんの少し音痴の方が良いといわれています(ミーシャ、美空ひばり、宇多田ヒカル、松任谷由実などが該当するそうです)。
上手いけど面白みがないと評価されてしまうアーティストは、もしかしたら音が正確すぎるのかもしれませんね。
◇ 資料:報道の記録 ◇
2018年3月25日TBS 「健康カプセル!ゲンキの時間」
オルゴールの音には高い高周波音(3万~5万ヘルツ)が含まれており、それが脳内の聴覚野を活性化することにより、認知症予防につながるとの内容でオルゴールの紹介がありました。
18弁オルゴールとCDとを鳴らして実験すると、オルゴールからは超高周波音が出て聴覚野が活性化したが、CDは超高周波音がないため脳の活性化が見られませんでした。
“ 長寿研究のスペシャリスト!お茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生に教えていただいたのは、オルゴールを使った認知症予防法です。
脳の両サイドにある側頭葉は、記憶と深く関連している部分。側頭葉の機能が低下すると認知症を招いてしまいます。そんな側頭葉に刺激を与えるのがオルゴールの音色です。側頭葉の聴覚野という部分を強く刺激するため、機能低下の予防に繋がるのだとか。オルゴールの音色が良いとされるのは、人の耳には聞こえない高周波数の音が聴覚野を刺激するから。聞こえなくても、空気の振動が伝わる事で側頭葉に良い刺激を与えてくれるのです。同じオルゴールの音でもCDだと、人間の耳に聞こえない2万ヘルツ以上の音は収録できません。お手頃サイズのオルゴールでも十分な効果があるそうなので、手軽な認知症予防としてぜひお試しください!“
・・・・・・・・続く
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https://youtu.be/gdbKunKU-qs == オルゴール療法入門③==
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