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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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=今日の足跡が記録帖 &幕間の狂言_◎ 07月04日(火曜日)=

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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★

◆ 江戸幕府の崩壊を信じられない勝ち組が上野の山に立て籠もり、慶應義塾の学生が高みの見物をしようとしたところ先生に怒られる(1868年=戊辰戦争: 上野戦争)。  ◆ 帝都の地下鉄を彼方此方の会社が勝手に建設・運行、営業財団・略して営団に運営を一元化(1941年)。  ◆ セパ分裂の遺恨から、両リーグから選抜された強者どもが第1回の果し合いをする(1951年)。以後、これが年中行事に。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  『文体練習』  = ᙡᙢᙡ

『文体練習』(ぶんたいれんしゅう)はフランス人の作家・レーモン・クノーが1947年に発表した実験的な文学作品である。「バスの中で見かけた乗客を罵倒する若者を、2時間後に別の場所でもう一度見かける」という短い話を99通りの記述方法で表現する。デジデリウス・エラスムスによる1512年の修辞学の手引き『De Utraque Verborum ac Rerum Copia』の、有名な33章を思わせる作品である。

因みに、1600年、今の大分県臼杵市に漂着したオランダ船リーフデ号の旧名はエラスムス号であった。同船は、徳川家康の外交顧問として有名なウィリアム・アダムス(三浦按針)やヤン・ヨーステン(耶揚子、現在の東京都中央区八重洲の地名は彼にちなむ)が乗っていたことで有名である。同船の船尾には、エラスムスの木像が付けられていた。なおこの像は、栃木県佐野市の龍江院という寺が所蔵

概要(最上敬語) : レーモン・クノーにおかれましては、1947年、御文体練習をお書きあそばされました。「バスの中で見かけた乗客を罵倒する若者を、2時間後に別の場所でもう一度見かける」という御話を、畏くも99通りの記述方法で御表現あそばされました。

概要(挿入語句) : 文体練習(ぶんたいれんしゅう)はフランス人(イギリス人ではない)の作家(画家ではない)レーモン・クノー(より正しくはレイモンド・クノウ)が1947年(第二次世界大戦終結から2年後)に発表した実験的な文学作品である。

  

 「バス(当時はタクシーもあった)の中で見かけた乗客(運転手ではない)を罵倒する若者を(主人公はあくまで傍観者)、2時間後(3時間後ではない)に別の場所でもう一度見かける」という短い話(10行ほど)を99通り(キリのいい100通りより1つ少ない)の記述方法で表現する。

概要(昔話的) : 昔むかし、あるところにフランス人の作家レーモン・クノーがおったそうな。おばあさんは川へ洗濯に、クノーは文体練習(ぶんたいれんしゅう)という文学作品を発表しに出かけたそうな。クノーは「バスの中で見かけた乗客を罵倒する若者を、2時間後に別の場所でもう一度見かける」という短い話を、99通りもの文体で叙述したそうな。

全仏No.1ヒット!!!? あの巨匠、レーモン・クノーが送る、前代未聞の実験小説! バスの中で見かけた乗客― 悲劇はここから始まった。罵倒し、別の場所で再び出会う若者を、99通りの文体で描ききる感動の超大作! 全仏が泣いた! : 概要(映画の宣伝的)表現である・・・・・・

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