ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年07月03日<ⰧⰊⰧ ◆ 銭形平次の必須アイテム、市場に流通開始(1636年=寛永通宝創鋳)。 ◆ ヒトラー肝いりのカブトムシ型の国民車が初お目見え(1938年)、ナチス滅亡後も好評を博し2000万台以上を売り上げるベストセラーに。 ◆ 米軍がイランの民間機を軍用だと思い込んでバキューン!!(1988年=イラン航空655便撃墜事件)。
本日記載附録(ブログ)
人の耳には聞えていないけれど、脳の活動にポジティブな影響を与える高周波音
“ハイパーソニック”と言われ、その積極的効果を利用した医療技術の確立に奮闘・傾注
うつ病をはじめ、さまざまな現代病の治療と予防を目指した「情報医療」を切り拓く本田学 !!
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部 部長 本田学
本田 学(01/mn)
◇◆ 第1回 「聞こえないのに聞こえる」不思議な音で病をなおす =1/3= ◆◇
2008年に他界した父は昭和一桁生まれで、決して暇というわけでもない仕事の傍ら、2つのアマチュア・オーケストラを別々の時期に創設し、自らタクトを振ったクラシック音楽愛好家だった。
同時にオーディオマニアでもあった。これは、当時としてはごく自然なことで、音楽愛好家であれば、自宅のオーディオシステムを充実させたいと願っていた。ぼくは「父の世代」の知人や父が購入していたオーディオ雑誌などを見ていた経験から、そう感じている。
その中でもややマニア度が高かったらしい父は、自宅にリスニングルームを作り、マランツの管球式アンプだとか、劇場用という触れ込みのJBLのスピーカだとか、ひょっとすると今でも欲しい人がいるかもしれない機材でシステムを組んで、アナログレコードや10号のオープンリールテープの音源を再生して聴いていた。
父とぼくとの間でちょっとした論争があったのは80年代のこと。音楽CDが普及し始めた折、父はCDの音がおかしいと主張した。22.05キロヘルツ以上の高音をカットする規格そのものの問題かも知れないとオーディオ雑誌で論陣を張る評論家もいて、父もそれに与していた。
一方、ぼくには違いがよく分からなかった。どのみち、20キロヘルツ以上の高音は、人間の耳では聴き取れない。父がオーディオシステムの調整用に持っていた特殊な音源でも、ぼくが聴き取れるのはせいぜい16キロヘルツくらいまでだった。高い周波数の音は年齢とともに聞こえづらくなるそうで、当時50代だった父は10キロヘルツを超えるともう無理だった。それなのにCDの規格うんぬんなどというのは笑止! とぼくは思っていたフシがある。
ところが、実は父の方が正しかったのかもしれない、という研究に出会った。人間の「耳」では20キロヘルツ以上の高周波音は聞こえないものの、にもかかわらず実は聞こえている! というのである。それどころか、高周波音を含む音の刺戟に脳が応答し、例えば快さに直結する反応を示す、とも。
複雑なうねりを持った高周波成分をカットしてしまうと、同じ音楽でも、情感、質感に乏しいものになってしまう。鼓膜を経由するのではなく、別ルートで作用している可能性が高いという。それが本当なら、ぼくは父に「あなたが正しかった」と謝罪しなければならないだろう。
この問題に脳科学の方法で迫り、高周波音が持つ効果を「ハイパーソニック・エフェクト」として、明らかにした立役者の1人が、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、疾病研究第七部の本田学部長だ。
同センターは、昨年、睡眠の科学について教えていただいた三島和夫さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所、精神生理研究部部長)と同じ「センター」の所属で、その下の「研究所」の名は違うものの、一緒の建物に研究室がある。エレベーターで以前とは違う階数のボタンを押し、本田部長の待つ疾病研究第七部にお邪魔した。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : オルゴール療法と超高周波音効果『ハイパーソニック・エフェクト』 (1/5)
=(有)夢の文化社;オルゴール専門店「オルゴール屋」=
オルゴールの癒し効果~その根拠と情報について~
まず、私どもではオルゴールを療法用に扱っているわけではありません。また、個々の病気の治療に効果があると推奨することもありません。
しかし、「認知症予防に効く」という報道があったり、オルゴールに「癒される」という人が多いのも事実ですので、簡単なご紹介をさせていただきたいと思います。
※高周波音効果という表記だと単に高い音を聞いた際の効果だと誤解を招きかねないというご指摘があったので、可聴域(20khz)を超える高い高周波という意味で、『超高周波音の効果』もしくは『超高周波音効果』に訂正しました(2022年4月15日更新)
◎超高周波音の効果について
なんとなくアナログの音のほうが良い気がする?
CDとかでカットされてる超高周波音(耳に聞こえないほど高い高周波音)に癒し効果があるみたい
2000年、当時千葉工業大学の教授だった大橋力氏が、人間は音として認識出来ない『20khz以上の高周波音』も身体で感じることが出来、高複雑性超高周波(40khz以上)を含む音はリラックス・ストレス軽減・免疫力増加などの癒し効果が確認出来たとして『ハイパーソニック・エフェクト』を米国生理学会の学会誌で発表しました。
対象者に超高周波音がある音楽とない音楽を聞き比べてもらったところ、個人差はあるものの、先述の効果が科学的に見られたということです。また、ジャングルなど自然の多い環境の他、高級オルゴールやバリ島のガムラン音楽などが超高周波音を多く発生させるのが分かり、実験にはオルゴールも使われました。
CDやMP3ファイルなどのデジタル音源が全盛の現在でも、オルゴールや蓄音器、アナログレコードの音など耳に聞こえない高周波音を多く含んでいる媒体のほうが「なんとなく良い」と主張する人が少なからずいます。その「なんとなく良い」を実証したのが、ハイパーソニック・エフェクトだと考えられます。
ハイパーソニック・エフェクトとは、人間の可聴域上限をこえる超高周波成分を豊かに含み高度に複雑に変化する音が、基幹脳――脳幹・視床・視床下部など、美しさ・快さ・感動を司る報酬系の拠点となるとともに体の恒常性や防御体制を司る自律神経系・免疫系・内分泌系の最高中枢をなす領域――を活性化する現象に基づく複合的な心身賦活反応の総称です。
それは、領域脳血流の増大、脳波α波の増強、免疫活性の上昇、ストレス性ホルモンの減少、音のより快く美しい受容の誘起、音をより大きく聴く行動の誘導などに及びます。こうした効果をもつ音――ハイパーソニック・サウンド――は、人類の遺伝子が進化的に形成された熱帯雨林の環境音や邦楽をはじめとする民族音楽の中に見出されています。
また驚くべきことに、耳に聴こえない超高周波振動を感受しているのは、耳ではなく体表面であることを明らかにしました。” 参考:文明科学研究所サイトより(大橋力氏が所長。論文の概要なども掲載されています)
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https://youtu.be/linlz7-Pnvw == Switzerland in 8K ULTRA HD HDR - Heaven of Earth (60 FPS) ==
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