ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年02月23日<ⰧⰊⰧ
☆★ 富士山の日。だがこんな季節に富士登山をする者は皆無。さりとて、本日はありがたきかな天皇誕生日。天長節と言いましたナショナル・デーのしきたり、今は昔。☆★ 竹槍で爆撃機に対抗できるって?ばーーーっかじゃないの??と毎日新聞の記者が紙面に載せ、怒った総理大臣兼陸軍大臣がブチ切れ(1944年)。書いた当人は罰として最前線に送られた。☆★ 日本国有鉄道の指定席ゲットが、台帳を引っ張り出しての大騒ぎからボタン操作のスピード勝負に代わる(1964年=101の利用を開始)。今ではプレーヤーも桁違いに増えて、その競争は激化している模様。
本日記載附録(ブログ)
「やればやるほど難しい」と頭を抱えて“宇宙エレベーター”開発に挑む民間企業のプロジェクト・リーダー
宇宙へ行く方法といえばロケット。だが、ずっとコストのかからない方法が何かあるはず
民間企業ながら専門のプロジェクトチームを立ち上げ、宇宙へ階をかけ始め、登り初めた……
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
研究者から「一番現実味がある構想」と評価される構想を建設会社(大林組)が行なう!!
石川洋二(11) ◇◆ 第4回 宇宙生物学の研究者がなぜ建設会社に入ったのか =2/3= ◆◇
エイムズ研究センターは、今非常に存在感を増している宇宙生物学の中心地のひとつだ。前連載記載(参照➡ めくるめく知のフロンティア・学究達 =149=/ 堀川大樹(01/11) 2021-03-16記載 https://blog.goo.ne.jp/bothukemon/e/d83043437cfe77b0413e1f05efe7d376)でインタビューした中では、「クマムシ博士」堀川大樹さんが、以前、在籍していた。今では、極限の環境で生きのびることができるクマムシも宇宙生物学の興味の対象なのである。ただし、石川さんがその場にいたのは1980年代後半で、ちょっと早すぎる探究だったのかもしれない。
「宇宙生物学というのも学問としてまだまだ成り立たない分野ではあるし、アメリカでもそんなに就職先があるわけでもないし。ちょうどその頃、日本がバブル期で、建設会社が月や火星に家をつくろうというくらい勢いがあって、そういう宇宙に関する部署もできてたんですよね。今回、宇宙エレベーターの構想を練ったプロジェクトが『部活動』だとしたら、もっときちんとした組織になっていて。ちょうどそんな時期に、宇宙研時代の指導教官から連絡があって、そこに入らないかと言われたんです。同じ研究室の先輩もいたんですよ。実は、建設会社に宇宙工学者が入るのは昔はよくあったことなんです。構造の研究、あと風の影響などを見る。航空宇宙の勉強をすると、風洞実験などもしますから、そういう方面で」
石川さんは、入社後最初の数年間は、「月やら火星やらに家を建てる」系統の研究をしていたそうだ。大林組の広報誌「季刊大林」でも発表された火星や月の居住計画、ラグランジュ点のスペースコロニーなどの構想は、石川さんのような人材がいて、実現したのだと知った。
しかし、そういった時期は長くは続かない。バブルの崩壊後、月や火星の話題は一気に遠のいた。石川さんも、異動を余儀なくされる。今度は、宇宙工学というよりも、生物や化学の知識を要求される研究だ。
「しばらく宇宙とは離れて、地上での汚染土壌の浄化や、あるいは大気環境を改善するとか、そういう研究を10年以上してきました。私としては、将来、火星をテラフォーミングしたい。生物を使って火星の大気を変えるとか、あるいは有機化するといったテーマがありますから。そうすると汚染土壌のバイオ処理みたいなものと手法は似ていて、そういうところで将来つなげられないかなっていう思いはあるんですけどね」
火星のテラフォーミングというのは、なんと壮大な……。要は、火星に人間が居住できるように、環境そのものを変えてしまおうという発想で、SF作品などではよく扱われている。キム・スタンリー・ロビンスンの『レッド・マーズ』『グリーン・マーズ』のシリーズは特にお奨めできる。宇宙エレベーターも当たり前のように出てくる。なお今、大人気のマンガ『テラフォーマーズ』も、火星テラフォーミングの話と言えなくもないが、フォーカスが違う(面白いが)。
・・・・・・明日に続く
…… 参考資料: 軌道=宇宙エレベーター=エレベータ (5/6) …
昇降機
軌道エレベータのケーブルにラック式鉄道の様なラック(歯)を設ける事はほぼ不可能であり、昇降機はケーブルとの摩擦のみで地球の重力に逆らって昇降を行う必要がある。駆動系に十分なトルクを得るには減速ギアなどで機構が複雑になり、重量や故障率を増加させてしまうため、いかにシンプルで軽量な機構で十分な昇降能力を実現するかが課題となる。
ケーブル材料に比べれば遙かに現実的な課題であり他分野での技術応用も見込めるため、日本の大学や研究機関も含めて複数の研究者が開発を行っており、気球から吊したテープに小型モデルを昇らせる技術競技会も行われている。
昇降用エネルギー
昇降用としてのエネルギーは前述のように電気エネルギーによる3つの供給方法が考えられている。マイクロ波もしくは遠赤外レーザーの形で昇降機に送電する方法、太陽電池による発電、搭載型燃料による発電である。
昇降機の規模により用いられる供給方法は変わると思われるがバックアップの意味も含めて複合的な供給が望ましい。レーザーによる供給については高高度での減衰と十分なエネルギーが得られるか疑問点が残る。太陽電池の場合、非常に大きなパネルが必要とされる。搭載型燃料については、例えば燃料電池が挙げられる。燃料電池は自動車などに使われるものから火力発電に使われるようなものまで様々な種類がある。
電気エネルギーに限らなければ、内燃型のエンジンなども選択肢に入ると推測される。
なお原子力電源については宇宙法の問題により十分に高度な軌道でのみの使用に制限されるため現実的でない。そのため現行技術で昇降機に用いられるエネルギーは火力発電レベルまでである。もっとも、軌道エレベーターに使えるほどの破断長を持つ繊維製のフライホイールは化学反応を超えるエネルギー密度のため技術の開発順序上はより難易度の低いフライホイール・バッテリーのエネルギー密度の高さで搭載燃料の問題は解決されるとみられる。また、ケーブルを使った直接供給では超長距離送電を考慮に入れると損失は1,000km当たり約3%が現在技術の限界である。地上と静止衛星軌道との中間地点である18,000kmでは、単純計算で42%を損失してしまい58%しか使えなくなる。
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=Are Space Elevators Possible?=
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