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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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無謀“宇宙エレベーター”研究開発/石川洋二(10/15)_学究達=400

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年02月22日<ⰧⰊⰧ

☆★ ニャンニャンニャンで猫の日。ただし、万国共通の「世界猫の日」は8月8日である。 余談だが、閏年だと、2月22日と8月8日が同じ曜日になる。☆★ 同時に、ニンニンニンで忍者の日。そして忍者の日だからか、手裏剣戦隊ニンニンジャーがこの日放送開始(2015年)。☆★ マイクロソフトが対任天堂殲滅作戦汎用兵器・Xboxを発表(2002年)。 スコットランドのロスリン研究所が、世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊「ドリー」の誕生を発表したのは1997年。

本日記載附録(ブログ)

「やればやるほど難しい」と頭を抱えて“宇宙エレベーター”開発に挑む民間企業のプロジェクト・リーダー

宇宙へ行く方法といえばロケット。だが、ずっとコストのかからない方法が何かあるはず

民間企業ながら専門のプロジェクトチームを立ち上げ、宇宙へ階をかけ始め、登り初めた……

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

研究者から「一番現実味がある構想」と評価される構想を建設会社(大林組)が行なう!!

石川洋二(10) ◇◆ 第4回 宇宙生物学の研究者がなぜ建設会社に入ったのか =1/3= ◆◇

 大林組が公表した宇宙エレベーター構想を練ったのは、そのために特別編成されたプロジェクトチームだった。その中心人物、石川洋二さんは宇宙航空学で博士号を取った専門家である。

 建設会社と宇宙工学、というと、なぜ? と思う人も多いだろう。

 現時点で、建設会社が、月面基地やらスペースコロニーやらを作っている事実はないし、宇宙エレベーターにせよ、まだ、実際に作ろうという公的な動き、あるいは民間でも具体的な計画を持って動き出している機関はない。

 それなのに、なぜ宇宙工学者が建設会社にいるのだろう。そのあたりの経緯を伺った。

「私、大学院は、当時、東大の附属だった宇宙科学研究所でして、電気推進をやってる研究室に入ったんです。はやぶさのイオンエンジンをつくった研究室というと分かりやすいですかね。その時の指導教官が、生命の起源にも興味をもたれて、工学とはあまり関係ないんですけど、宇宙における生命の起源の研究を始めたんですね。具体的には、はやぶさのイオンエンジンにも使う電離気体、プラズマの状態で化学的な反応を起こして、有機物、あるいはその元となるシアン化水素を作ることが出来るという研究で、工学博士をもらったんです」

この話を伺った時、正直、面食らった。

 建設会社に宇宙工学の博士。そして、その博士は、宇宙における有機物、いわば生命の起源の専門家である点。なにかこんがらがっている。

「でも、当時、そういう研究をしてても就職先なんてないわけです(笑)。それで大学を出てから、アメリカにポスドク(博士研究員)として5年間いたんですね。まずニューヨーク州のレンスラー工科大学っていうところで、化学科。そのときは木星の大気でやっぱりシアン化水素がどういうふうにできるかという実験をやってました」

 ここでもシアン化水素、というのは、太陽系の惑星、宇宙の様々な星雲などで、スペクトル分析をすると、あちこちにシアン化水素があることがわかっていたからだ。宇宙に普遍的な物質であり、有機物の元になるものとして注目されていた。さらにその後、石川さんは、NASAのエイムズ研究センターに移り、木星の衛星タイタンの環境でどんな有機物ができるか、という研究に携わる。

・・・・・・明日に続く 

…… 参考資料: 軌道=宇宙エレベーター=エレベータ (4/6)  …

=呼称=

軌道塔、宇宙エレベータ、同期エレベータ、静止軌道エレベータなどとも呼ぶ。旧ソビエト連邦での発案者ユーリイ・アルツターノフの命名から「天のケーブルカー」、旧約聖書創世記)におけるヤコブの話に因んで「ヤコブの梯子」、童話ジャックと豆の木』から「ビーンストーク(豆の木)」と呼ばれることもある。

日本では芥川龍之介蜘蛛の糸に喩えられることがある。吊り下げられている構造上も一番近い表現ではある。しかし、物語として糸が切れる終わり方をするために、どちらかと言えば軌道エレベータの実現に懐疑的な見方からいられる表現である。欧米では同様に懐疑的な表現として「バベルの塔」がある。

=建造方法=

代表的な建造方法として、長大な吊り橋を建設する場合と同じ方法を採ることが提唱されている。まず静止軌道上に人工衛星を設置し、地球側にケーブルを少しずつ下ろしていく。その際、ケーブル自体の重さによって重心が静止軌道から外れないように、反対側にもケーブルを伸ばす。地球側に伸ばしたケーブルが地上に達すると、それをガイドにしてケーブルをさらに何本も張って太くし、構造物を構築する。

この手法を小説『楽園の泉』(1979年)で提唱したアーサー・C・クラークは、ケーブルの素材として無重力環境でしか作れない物質を設定したため、小惑星帯から適切な鉱物を含む小惑星を運搬してきて静止軌道に設置し、工場を建設して静止軌道上で製造する工法を取った。この場合はまず小惑星を動かす段階で大量の資材を地球から持ち出さなければならず、「軌道エレベータを建造するために多数のロケットを打ち上げる」という本末転倒な事態になってしまう。

しかしカーボンナノチューブは地上でも製造可能である。ガイド用の細いケーブルと必要最小限の付帯設備だけはロケットで静止軌道まで運ばなければならないが、あとはケーブルを伝って地上側から敷設していくことができると考えられている。上端に達した敷設装置は、そのままアンカーの一部になる。なお、アース・ポートを赤道以外の場所に建設する場合でも、最初のケーブルの下端が赤道に向かって降りてくるのを捕まえ、建設予定地まで移動させなければならない。

現在の構想では、最終的にはケーブルの長さ1kmあたり7kg、アンカーまで含めた全体の質量は約1,400tとなる。建設費は100億ドルから200億ドル(1兆円から2兆円)とされている[15]。ただし、実際に十人単位の人を運べるものを建設する場合、値段はより高額となると考える研究者もいる[16]。なお、国際宇宙ステーションの建設・運用には1,000億USドル以上の費用が掛かっているが、こちらはすべてをロケットで打ち上げているため単純比較はできない。

SF作家のチャールズ・シェフィールドは、小説『星ぼしに架ける橋』(1979年)の中で、宇宙空間で建造した全長数万kmの軌道エレベータを、回転させながら一端を大気圏に突入させ、巨大な縦穴の底に接地したところで穴の壁を丸ごと爆破した岩雪崩で強引に押さえつけて固定するという、小説ならではのスリルある豪快なアイデアを示している。アーサー・C・クラークはこれを「髪の毛が逆立つような方法。この部分だけは信じられない。許可が下りないのは確かである」と評した。

なお、クラーク/シェフィールドの両作品とも現実の21世紀初頭より宇宙開発が進み、既に多数のロケットが地球と宇宙を行き来している世界の物語である。

・・・・・・明日に続く

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=Space Elevators=

https://youtu.be/8kpe953wt2w   

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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森のなかえ

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