ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年02月10日<ⰧⰊⰧ
☆★ イギリスが、海軍王に俺等はなる!との決意表明を兼ねてド級の戦艦を投入(1906年=戦艦ドレッドノートが進水)。ライバルも巨大戦艦を建造したため、6年後にイギリスはドを超える戦艦を投入することに(ドン!)。☆★ 福岡市に対抗心を抱いていた豊前地方の5市が固まって北九州市が成立(1963年)。余りの図体の大きさと同質性の無さで、後に福岡市に追い越されてしまう。おまけに活気でも熊本市に敗けてしまう。☆★ ドラクエ3を買うために授業をサボる消防厨房が続出(1988年)。 &so 高エネルギー物理学研究所のVIPPERが日本で始めて「www」を使う(1993年=日本最初のホームページを開設)。
本日記載附録(ブログ)
「やればやるほど難しい」と頭を抱えて“宇宙エレベーター”開発に挑む民間企業のプロジェクト・リーダー
宇宙へ行く方法といえばロケット。だが、ずっとコストのかからない方法が何かあるはず
民間企業ながら専門のプロジェクトチームを立ち上げ、宇宙へ階をかけ始め、登り初めた……
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
研究者から「一番現実味がある構想」と評価される構想を建設会社(大林組)が行なう!!
石川洋二(01) ◇◆ 第1回 宇宙エレベーターはいつできる? =1/3= ◆◇
『太陽からの風』『地球幼年期の終わり』『2001年宇宙の旅』『宇宙のランデヴー』など、数々の名作を残したSF作家、アーサー・C・クラークは、彼の作家的な円熟期にあたる1979年の『楽園の泉』で、宇宙エレベーターを描いた。地球の赤道上にある島からはるか宇宙に至る「塔」をつくりエレベーターを昇降させる。ロケットで宇宙に行くよりも画期的にコストが削減でき、人類は今とはまったく違う活動領域を手に入れる。
アーサー・C・クラークは、科学的な考証に忠実な(その上で大風呂敷を広げる)いわゆるハードSFの開拓者であり大家だ。『楽園の泉』で彼が宇宙エレベーターを描いた時、すでに、理論的な後ろ盾はあったし、それが絵に描いた餅では終わらない技術的な可能性も見えかけていた。
21世紀になって、我々と宇宙との関係は以前とは違うものになりつつある。ひとつ挙げるなら、国の主導ではなく民間宇宙開発が現実味を帯びてきた。今、国際宇宙ステーションへの補給業務は、アメリカの民間宇宙開発企業である、スペースX社、オービタルサイエンシズ社なども請負っている。近い将来、宇宙飛行士をステーションに送り届ける業務まで民間が行う。これは既定路線と言ってよいほどもはや現実的なことだ。さらにスペースX社は、今世紀前半のうちに火星に8万人を移住させる計画をぶちあげた。こういったことは、20世紀には想像しにくかった。
では、『楽園の泉』から30年以上も経った現在、宇宙エレベーターの方はどうなっているのだろうか。実は日本は宇宙エレベーター大国らしく、アニメやマンガなどのサブカルチャーでは、このような構造物は非常によく出てくる。アニメではガンダム・シリーズ、コミックでは『まっすぐ天へ』『銃夢 Last Order』など、枚挙にいとまがない。実は『楽園の泉』よりもはるかに前に、小松左京が「果しなき流れの果に」(1965年!)の中で、宇宙エレベーターを登場させているのも特筆すべき事実かもしれない。それゆえ、物語の中では身近に感じている人も多いと思うのだが、それが今、どれほどの現実味を帯びているのだろう。
ぼくが訪ねたのは、大学や国の機関の研究室などではなく、建設会社。それも、東京スカイツリー®の施工会社として、「タワー」「塔」に実績のある株式会社大林組だった。ここには、組織としての「宇宙エレベーター研究室」はないものの、「宇宙エレベーター・プロジェクトチーム」があると聞いた。
話をうかがったのは、プロジェクトチームのとりまとめ役である、石川洋二さんである。
「宇宙エレベーターといいますと、ロケットよりもむしろ鉄道を考えてもらえればいいと思うんです。地球から約10万キロメートルのケーブルを直立させます。ケーブルをどうやって直立させるかは置いておいて、それが鉄道のレールの役割をする。そのケーブルを伝わって、クライマーっていう乗り物──これは電車の車両と考えていいと思いますけど──それが地球から出発して昇ったり降りたりする。で、ところどころに目的に応じて、駅にあたる施設をつくるというのが基本的な構成です」
宇宙エレベーターは、宇宙ロケットではなく、むしろ宇宙へ行く鉄道。昇っていくと次第に地球の重力圏から離れていくわけだが、石川さんたちの構想では、ちょうど火星の重力に等しくなる高度3900キロのところに火星重力センター、月の重力に等しくなる高度8900キロのところ月重力センターがあって、火星環境、月環境に似せた環境での実験などが行えるようになっている。
高度2万3750キロメートルのポイントには、低軌道衛星投入ゲートを設置し、下の軌道に「落とす」要領で、さまざまな低軌道に人工衛星を投入できる。低軌道とはその呼び名の通り、地球を周回する軌道の中で高度が低いもので、だいたい300キロメートルから千数百キロメートルくらいの高さのものを指すようだ。
・・・・・・明日に続く
…… 参考資料: 地球と宇宙をつなぐ「宇宙エレベーター」の実現へ!(1/6) ……
宇宙に行く手段といえばロケットですが、もっと安く高頻度に地球と宇宙を行き来が可能な宇宙エレベーターの構想はご存じでしょうか。アイデアは古くからありましたが、2012年に株式会社大林組が具体的な構想を発表し、大手建設会社による構想ということもあり注目を集めました。構想発表から11年、今回のインタビューでは大林組の技術本部 未来技術創造部の担当部長・石川洋二氏、川上好弘氏、副部長・渕田安浩氏にお話を伺いました。
大林組の宇宙事業
―本日はよろしくお願いします。はじめに、建設会社である貴社がこれまで宇宙事業とどのように関わってきたのか聞かせください。
石川氏 大林組では、1987年から1996年まで社内で宇宙開発プロジェクトを行っていました。当時から世界的に月や火星に基地を建設するという構想があり、その際に建設会社として構造物や建設材料を造るということを目指していました。また現地での食糧生産という観点から、こうした建造物の中で植物を育てるということも検討していました。加えて、限られた資源の中で人間が生活していくための循環システムも必要なので、川上が外部の研究所に出向したり、社外と様々連携したりして、生命維持のための循環システムの研究も行っていました。こうしたプロジェクトは1996年が一旦の区切りとなりましたが、その後に再び宇宙開発プロジェクトが立ち上がって今に至ります。
―宇宙開発のプロジェクトはどれくらいの人数の規模で行っているのでしょうか。
石川氏 当時のプロジェクトは非常に少人数でした。現在の取り組みに関しても、専属でやっているのは4, 5人程度ですが、他の部署に属しながら我々の研究に参加している人がたくさんいますし、また社外とも積極的に共同研究を行っているので、多くの人が関わっています。
―現在はどのような宇宙事業を行っているのでしょうか。
石川氏 大きく3つの柱として、宇宙に行く/住む/使うための技術開発を行っています。「行く」は宇宙エレベーター、「住む」は月面や火星での建築や植物栽培、「使う」は衛星データを活用した地球上での自動施工などです。自動施工はすなわち遠隔施工ですから、将来的には地上だけではなく月や火星での建設にも応用できますよね。
―幅広いですね。貴社のような大手企業がここまで乗り出しているというのは非常に期待を感じます。
石川氏 月面開発に関しては、内閣府が主導しているスターダストプログラムというものがあります。分野ごとに各省庁が担当して、様々な企業が研究開発を起こっています。大林組は、国土交通省が進めている月面レゴリスで建材を造るプロジェクトと大きな展開構造の開発、経済産業省が進めている水素ワーキングと電力ワーキング、農林水産省が進めている循環システムの開発に参加しています。
・・・・・・明日②に続く
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=【希望】宇宙エレベーターが完成することによって実現する素晴らしき世界=
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