ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年10月08日<ⰧⰊⰧ
☆★ 暴れん坊将軍が、世に蔓延る悪党どもを成敗しようと御庭番を設置(1716年)。☆★ 白虎隊が腐女子の妄想の種にされた末に、二番士中隊員20人が飯盛山で自刃滅亡(1868年)。☆★ 7年前に死者まで出る事態に至った学生による暴動事件の元凶を作った佐藤栄作が、何の因果かノーベル平和賞を受賞(1974年)。その前年のヘンリー・キッシンジャーの受賞に引き続いて、平和賞の怪しさ存在意義が問われることに。
本日記載附録(ブログ)
焼夷弾は、焼夷剤(発火性の薬剤)を装填した、爆弾・砲弾・銃弾である。目標を爆発で破壊するのではなく、攻撃対象に着火させて焼き払うために使用する。簡易で手作りの火炎瓶(火焔瓶)は焼夷弾の一種である。
第一次ソ芬戦争時のソ連の外務大臣V.・モロトフは「爆撃ではなく、フィンランド人民にパンなどを投下している」と言い張った。その発言に対し、フィンランド国民はソ連の小型焼夷弾60発を収納するコンテナを"モロトフのパン籠"と呼ぶ事で応じ、兵は"お返し"として対戦車用の火炎瓶を「モロトフに捧げるカクテル」と呼んだ。
この逸話から火炎瓶の代名詞として"モロトフ・カクテル"という呼称が用いられ、弱者の武器となった。
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
ウクライナ市民が自作する「弱者の武器=モロトフ・カクテル=」でロシア侵攻に抗戦……
◇◆ 「今すべき唯一の重要なこと」と地元教師、その歴史を振り返る =2/5= ◆◇
英国政府は、民兵組織「ホームガード」を編成したとき、モロトフ・カクテルの使い方を教えた。志願者向けのビデオでは、ナチスの戦車を止めるバリケードを作り、モロトフ・カクテルを投げつける方法が説明された。
さらに、英国は「76手りゅう弾」の大量生産も行った。これは、燃料に粘着性を持たせ、発火装置を追加してて布に火を付ける必要をなくしたモロトフ・カクテルだった。600万個ほどが作られ、現在のウクライナと同じく、市民が占領に抵抗できるように、英国中に箱が積まれた。最近では2018年に、建設現場の基礎工事の際にその箱が見つかっている。
第二次世界大戦後、モロトフ・カクテルは、1956年にハンガリーの人々がソ連に対して蜂起した際に使われ、反乱が鎮圧されるまでに400両もの戦車が破壊された。
その後も、世界中のさまざまな抗議活動や武力衝突にモロトフ・カクテルが使われている。プラハの春では、チェコスロバキアの人々が、介入してきたワルシャワ条約機構軍に対して使った。パリの学生たちはフランスの警官隊に、パレスチナ人たちはイスラエルの兵士に、ニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線の活動家は国家警備隊に投げつけた。
イラン革命では反シャー勢力が使い、最近では、中国による香港弾圧に反対するデモ参加者や、米国での人種差別に抗議する人々によって使われた。
モロトフ・カクテルは、不利な状況にある人々でも使える武器だ。鮮やかな炎は、圧倒的な力を持つ相手の土台を切り崩していく力を秘めている。
今、ウクライナでも同じことが起きている。ロシア政府は、「ロシア軍はウクライナで温かく迎えられるだろう」と主張していた。だが実際には、ウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人は、最近の声明でこう述べている。「ロシア軍はモロトフ・カクテルで足止めされている」
・・・・・・新企画 “ロシアによる圧力の歴史”に続く・・・
⨁⨂参考資料:抵抗するウクライナ市民 ⨂⨁
「写真で見るウクライナ侵攻と混乱、ライフル持つ市民」
2月24日、ウクライナの首都キエフの市民は上空から降り注ぐミサイルの音で夜明け前に叩き起こされ、街は混乱に包まれた。北東部でロシアと国境を接するウクライナ第2の都市ハリコフでも相次いで爆発が起きた。爆撃を受けた都市から脱出しようとする人々の車で幹線道路は終日渋滞。数千人が地下鉄の駅に避難し、リュックサックを背負った人々が国外に逃れるために国境をめざした。
ロシアが「特別軍事作戦」と呼び、米国が「計画された戦争」と呼ぶこの軍事行動を、世界の指導者たちは「ヨーロッパの平和に対する第二次世界大戦以降で最大の脅威」として非難している。
ロシアは現在、陸・海・空からウクライナを攻撃している。ウクライナの飛行場、兵舎、弾薬庫などの軍事目標に向けて、無数のミサイルを打ち込んでいる。報道によれば、ロシア兵の隊列がロシアとベラルーシの国境を越えており、南部の沿岸にも部隊が上陸しているという。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は戒厳令を発令した。
ロシアのプーチン大統領は、今回の軍事行動の目的はウクライナの「武装解除」にあると主張しているが、アナリストや歴史学者は、プーチン大統領はウクライナが西側と同盟を結ぶことを恐れ、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟することをロシアに対する安全保障上の脅威と見ていると指摘する。
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