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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=266= /三島和夫(04/mn)

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睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。

当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈

その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】「研究室」に行ってみた】 を基調に編纂

(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・s資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(04) /  第2回 体内時計25時間はウソだった!=1/3 = ◆◇

 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の三島和夫部長は、秋田県で育ち、秋田大学医学部に進んだ。

 秋田県は冬にどんよりした天気が続く地方で、日本で一番日照時間が短いそうだ。伝統的に過眠や睡眠リズムの異常を生じることの多い冬季うつ病が多く、秋田の大学病院時代にも多くの患者を診察していた。また直属の指導医が、有名な睡眠医学の教授だったということもあり、最初から「睡眠」をテーマにする路線に乗っていたともいえる。

 そんな三島さんが、ある時、アメリカのカリフォルニア、スタンフォード大学に籍を移した時期があり、その時にカルチャーショックを受けたという。どんよりした秋田と比べると、カリフォルニアは空が青い!

「飛行機から降りたとたんに、空が青いこと!いまだかつてあんなに青い空は見たことなくてですね、冬にみんなホットパンツでジョギングとかしてますからね。本当にカルチャーショック。1年の5カ月くらいは暗い季節を過ごす雪国出身の人が、冬でも明るい青空のカリフォルニアにきたわけですから、もうこんなところがあるのか、と思ったんです」

 というエピソードは後で、今回のテーマと絡んでくるため、紹介しておいた。

 ただ、そこに行き着く前に、前回見た「宵っ張り、睡眠不足」の方向に日本の社会がどんどん進んでいる背景をさぐっておきたい。

 なぜ、我々は宵っ張りで、睡眠不足な、あまり幸せでなさそうな方向に突き進んでしまったのだろう。戦時下は今よりずっと混乱した社会だったろうし、1970年代は高度成長後期で忙しい社会であっただろう。しかし、こと睡眠については今よりはしっかりと取れていたようなのだから。いったい何が変わったのか。

 三島さんは言う。

「この100年、200年で、人の睡眠の本質的な機能に変化があったわけではありません。今も昔も、国が違っても、人が必要としている睡眠時間などはあまり変わらないんですよ。いろいろな国で統計が取られていまして、実際に眠っている時間は先進国だと、平均値で7時間40分から50分くらいですね。短い人は3時間前後、長い人は11時間以上というふうに正規分布をしてるんです。自分が眠っている時間で充分という場合はいいんですが、問題なのは、現代社会のライフスタイルに睡眠を適応させることが難しい方が多いという点です」

 昔から、人間は眠ってきて、今も、毎日眠っている。

 その本質的な機能や特性は変わらないが、現代のライフスタイルには合わせにくいという。つまり、変わったのは睡眠ではなく、今我々がとっている「生活の仕方」なのだということになる。

「シフト勤務ですとかフレックスタイムですとか、中には時間がまったく一定しない職種ですとかいろいろありますが、実は、ある人に眠りやすい時間というのはかなり固定されているんです。非常に宵っ張り型の人から早寝早起き型の人まで、ほぼ遺伝的に決定されてるものなんですよ。体内時計に関係することでその体内時計自体、遺伝子によってかなりきちんと制御されていると分かっているんです。横綱、関脇級に大きな影響がある遺伝子が10と幾つか特定できていまして。ほら、私達の中で体内時計はよく25時間とかいわれてますでしょう。でも、あれは嘘なんですよ」

・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 睡眠健康講義 =眠り上手なタクシー運転手 (2/2)= □■

現在68歳で15年のタクシー歴の話を聞いて 次の良い点は、夜勤明けの休日に、昼間は寝ないでがんばって、夜9時からたっぷり眠っていることです。また、登山の際にも寝ないで現地に向かい、当地でゆっくりしています。これらの方法は身体を通常のリズムに戻すためや時差ボケ解消にもとても有効です。起床後、十分な運動をすることも体内時計のリセットにさらに効果があります。

 眠りの質を良く

 悪いところは、寝酒を飲んでいることです。 徹夜明けだけでなく、寝る前に寝酒としてアルコールを常用している方が少なからずおられると思います。アルコールを摂取すると、確かに寝つきはよくなりますが、途中で何度も目が覚めるという経験はないでしょうか。

実はお酒には中途覚醒作用があり、眠りを浅くして眠りの質を下げてしまいます。その上、利尿作用で睡眠中に何度も目を覚ましてトイレに行くことになり、眠りがさらに悪くなります。 また、アルコールの作用で心拍数も20%ほどアップするので、心臓や身体も十分に休むことができなくなるのです。

寝酒を飲むくらいなら、睡眠薬を適切に使うことをお勧めします。短時間だけ作用するものを処方してもらって下さい。 眠れるようになったら量を徐々に減らし、やめればよいのです。 ただし、睡眠薬とアルコールを一緒に飲むのだけはお控えください。 一緒に飲むと、その前後の記憶が途切れることがあります。

深夜勤務や睡眠時刻の不規則な方の眠りかたについては、拙著「どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル」(中経出版)をご参考にしてください。 眠りは読者の皆様の健康と生活に深く関係しています。 これからご一緒に眠りについて考えていきましょう。

「出典:宮崎総一郎 『全国商工新聞 』2012年6月4日」

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◆ 睡眠学の1 短時間睡眠の方が長寿?! ◆

動画のURL: https://youtu.be/TO5IoByRobc?list=PL-_NuDiY88unl8ayaAHnPphvv-KPoRMHD    

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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