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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=265= /三島和夫(03/mn)

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睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。

当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈

その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】「研究室」に行ってみた】 を基調に編纂

(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・s資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(03) /  第1回 眠らなくなった日本人 =3/3= ◆◇

 2001年に生まれた子ども達を追跡する調査(21世紀出生児縦断調査)が行われていますが、すごく遅くまで起きている子がいて驚かされます。 子どもの就寝時間=前節記載図参照=について、三島さんがしめしてくれた「21世紀出生児縦断調査」のデータは第4回、つまり2004年のもので、つまり、調査対象児は当時だいたい3歳になっていた。そして、母親のある特徴に照らして子どもの就寝時間を見ると、その特徴に応じて、夜10時以降に寝る子が多くなっていくのだ。

「何が一番影響しているかというと、働いてるお母さんなんですよ。要するに、帰ってくる時間が遅くて、ご飯も遅くて、入浴も遅い。だけど、それを指摘するだけだったら何の救いもなくて、これからも女性は社会で働いていくのに、日本の場合、サポーターがいない。日本人って、真面目すぎるっていうか、子どもをベビーシッターとか誰かに任せると母親失格みたいなとらえ方をしますよね」

 かなり衝撃的な調査だ。

 働く時間が週20時間未満の母親の子の35.5%が「午後10時より後に就寝」。週5日勤務として、1日4時間働くだけでこうなってしまうのか。さらに言うと、母親が60時間以上働いている場合は、ほぼ半分、49.3%にまでになる。

 つまり、経済成長やら、景気やらとは無関係に睡眠時間は減っているのに、今も根強い男女の役割分担についての社会通念は「女性の睡眠不足」に影響していそうな気配であり、さらにはそれが子に影響するのだという。

そのような話を伺っていて、ぼくはいきなり深い森の中に迷い込んだ気分になった。

 話の内容それ自体、非常に興味深い。話し終えて、帰宅したら家人に、知人に、とりとめもなく語ってしまいそうだ。

 ただ、インタビューとしては、まとめにくい。睡眠はあまりに日常的なことで、悩みとしても話題としても身近で、ということは、いろいろな方面に枝葉を伸ばし……。

まず最初に発した日本人の「睡眠事情」についての問いかけが、そのまま男女の伝統的役割分担が今の社会にそぐっていないという「不公平」の問題に直結する。これはとても大事なことで、女性と睡眠、子どもへの影響、というテーマだけでも5回連続くらいで丹念に追っていくこともできるだろう。

 ただ、これは三島さんがかかわる研究領域のほんの一部だ。

 ディテールの話の前に、まずは日本における睡眠問題の根っこにある部分を押さえておきたい。たぶん、それだけでいっぱいいっぱいかもしれないとも思う。

 というわけで、宵っ張り・睡眠不足のニッポンの背景にあることについて大づかみに見ていく。 

次回は“第2回 体内時計25時間はウソだった!”に続く

■□参考資料: 睡眠健康講義 =眠り上手なタクシー運転手 (1/2)= □■

先日、大津から京都に向かうために、朝の9時にタクシーをお願いしました。とても明るい感じの良い運転手さんでした。

現在68歳で15年のタクシー歴。夜勤に引き続いて先ほど京都から、大津までお客さんを送ってきたところで、とてもタイミングが良かったとのこと。
「お疲れではありませんか?」とお聞きしたところ、「朝の2時から4時まで、ヒマな時間に2時間寝ていたので、すっきりしています。大丈夫ですよ」

そこで、健康維持と眠る秘訣についてお聞きしました。「夜勤を専門としています。眠りかたの上手な人はやはり売り上げが良いですね!勤務を終えて帰宅後、自炊で食事を済ませます。私は酒が好きなので2合ほど飲んで寝ています。昼の眠りは浅いようです」

休日の過ごし方についてもお聞きしました。「夜勤明けの休日はそのまま寝ないで過ごし、夜の9時から12時間ほど眠るようにして、昼間の体に戻しています。運動が好きで、週に2回は、京都女子大の東側にある豊国廟の階段500段を上っています。

また、妻と共通の趣味で、一緒に各地の山に登っています。たとえば北アルプスに行くときは、朝4時に仕事を切り上げ、6時に家を出発します。昼12時ころに到着、ホテルでゆっくりします。翌朝に登山、降りてきて、温泉に入り、夕食を済ませてゆっくりしたのち帰宅します。」

 睡眠学で見ると

 この運転手さんのお話には、睡眠学からみて良い点と悪い点があります。良いところは、夜勤中の朝2時から4時ころに仮眠をとっていることです。この時間帯は、ヒトの体温が最も低下し眠気が強くなる時間帯なのです。交通事故もこの時間帯に頻発していることが報告されています。眠りかたの上手い運転手さんは売り上げが良いだけでなく、安全ドライバーなのです。

・・・・・・明日に続く

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◆ 眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法◆

動画のURL: https://youtu.be/zi8Q0B3wZ0s    

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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