Quantcast
Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2020

「90億人の食」、食に纏る世界の話題 =014=

$
0
0

≡ 世界の人口は2050年までに90億人に達し、十分な食料を確保できるのか ≡

= 食肉は将来、どんな風に作られるようになるだろうか =

- ここに一つの未来図がある -

【この企画はWebナショジオ_2014年4月~2014年12月期、35回記載に追記・補講した】

 

◇◆ 新石器時代から食べられ、セクハラ用語にもなった人気料理 =2/2= ◆◇

 19世紀初頭、アメリカの第3代大統領トマス・ジェファーソンは、パンケーキが好物だった。デザート作りの腕を見込まれた大統領官邸の給仕長エティエンヌ・ルメールが伝えたのは、「フランス風パンケーキ」のレシピ。熱したフライパンに少量の生地を注ぎ入れて焼くというもので、今で言うならクレープだ。現在一般的なふっくらしたパンケーキは、ジェファーソンの時代にグリドルケーキと呼ばれていた。

パンケーキみたいに平べったい?

 クレープやグリドルケーキほか、パンケーキの仲間は多種多様だが、共通する特徴はどれも平べったいということだ。

 「パンケーキみたいに平べったい」

 オックスフォード英語大辞典によると、これは少なくとも1611年から使われている比喩表現だ。胸が小さい女性をからかったり、ポーランドや、カナダの大氷原や、カンザス州などの、平坦で単調な地形をたとえるときに使われる。

 2003年、このお馴染みのフレーズから、ある試みを思いついた人物がいた。アメリカ中西部横断の退屈な旅から帰ってきたばかりの地理学者3人組だ。

 彼らのもくろみは、カンザス州がどれだけ平坦かをパンケーキと比較して測定しようというものだった。まず、地元のパンケーキ店でありふれたパンケーキを買ってきて、画像処理技術とレーザー顕微鏡を駆使して地形断面図を作成。カンザス州については米国地質調査所のデータを使用して同様の断面図を作成した。

 大真面目な実験結果は科学誌『Annals of Improbable Research(風変わりな研究の年報)』に発表され、パンケーキは平坦だが、カンザスはもっと平坦だということが示された。数学的に、完璧に平坦なテーブル面を示す数値を1.000とした場合、カンザスはほとんど真っ平らな0.9997。パンケーキはそれより起伏があることを示す0.957だった。

 ところが今年3月、2人のカンザス出身の地理学者がこれに異を唱えた。カンザスはパンケーキよりは平坦かもしれないが、アメリカ大陸にはもっと平らな場所だってある、と。2人の計算結果によれば、アメリカでもっとも平坦なのはフロリダ州で、次にイリノイ、ノースダコタ・・・と続くことがわかった。

 いずれにしろ、パンケーキがさほど平坦でないのなら、いっそのこと比喩表現も16世紀風に戻してみたらどうだろう。「ヒラメのように平たい」と。

次節“アスパラガスは19世紀のバイアグラだった”に続く

◇◆ 幸せのパンケーキの作り方 ◆◇

・・・・・・https://youtu.be/tV1ETKBp6Hc ・・・・・

 

//////参考資料///////

◎   参考資料:パンケーキ雑学(2/3) ◎

ホットケーキ(hotcake)とは、小麦粉に卵やベーキングパウダー、砂糖、牛乳、水などを混ぜ、フライパンで両面を焼いた料理。形状としては、円盤形ないし低い正円柱形をなすことが多い。

英語圏では「パンケーキ(pancake)」と呼び、厚みは薄いものが多いが、アメリカで「ホットケーキ(hotcake)」と呼ぶ場合、厚めのものが多い。しかし、アメリカで主に食されているのは薄いパンケーキの方である。パンケーキの名前はパン(pão)ではなく、平鍋(パン、プライパンなど)で簡単に焼いて作る製法に由来する。膨化食品の一種。

ホットケーキという名称の由来については諸説あり、ホットプレートで焼いていた事からパンケーキではなくホットケーキと言われる説や、日本でホットケーキミックスを発売した社長が「温かいケーキだからホットケーキ」と名づけたことが始まりと言う説などがある。 また、日本国外ではお好み焼きもパンケーキの一種として認識されることがある。

粉と水、燃料、パンケーキを焼く金属製や石製の表面があれば簡単に作れるため、その歴史は古代エジプトまで遡るといわれる。古代エジプトでは人々の健康と幸福を祈り、神への捧げ物として作られていた。

英語圏では古くから脂の火曜日灰の水曜日の前日)にパンケーキを焼いて食べる習慣があるため、この日をパンケーキの火曜日と呼ぶ習慣がある。フランスとカナダの旧フランス領では主の迎接祭(2月2日)にクレープを焼き、ロシアでは灰の水曜日の前のマースレニッツァ(バター週間)にブリヌイを焼いて食べるなど、ヨーロッパでは早春の行事にパンケーキが関係していることが多い。

日本においては明治明治30年代初頭に雑誌で紹介されたのが最初といわれており、1914年に東京・上野にて現在と同様のホットケーキのようなどら焼きが誕生したとされる。戦後しばらくはドラ焼きとホットケーキは混同されていたようであり、『サザエさん』にてサザエが「どら焼きを焼く」と言ってホットケーキを焼いていたシーンが描写されている。

ホットケーキ状の食品は世界中の様々な国で見られ、特に欧米に多い。地域によって材料や配合、作り方が異なることがあり、クレープやケーキ、プディングに近いもの、食事用の甘みが少ないものなどがある。特に独立した記事があるものを以下に挙げる。

フランス- クレープガレット  / ハンガー、オーストラリア - パラチンタ  / ドイツ - プリンゼン  / ロシア、ウクライナ - ブリヌイ  / オランダ - ポッフェルチェ  / アシュケナジム - ブリンツ

 ・・・・・・つづく

_ プロが教える、美味しい パンケーキの焼き方 _

・・・・・・ https://youtu.be/8TDX1I3zKsY  ・・・・・・

=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

前節へ移行 : https://blog.goo.ne.jp/bothukemon/e/68a0329850397edf094b0e3c79e32223

後節へ移行 : http://blog.goo._not-yet//015//

----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------

【壺公夢想;如水総覧】 :http://thubokou.wordpress.com

【浪漫孤鴻;時事自講】 :http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/

【疑心暗鬼;如水創作】 :http://bogoda.jugem.jp/

下線色違いの文字をクリックにて詳細説明が表示されます=ウィキペディア=に移行

================================================

  

・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

================================================


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2020

Trending Articles