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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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今日(狂)の狂言 : 09月21日(土曜日) &旅と文化の足跡が野帳

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★ 忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 ★

◆ 1897年 - 『ニューヨーク・サン』に社説「サンタクロースっているんでしょうか?」が掲載される。 ◆ 国技館の土俵の屋根を支える柱が無くなり、空中浮揚し始める(1952年)。 ◆ こち亀=連載開始(1976年)。連載初期から現実の警察官とは乖離していた。どっちが警察官としてふさわしいかはお察しください。

◎ ◎ 創刊120年以上の“ナショジオ”が綴る【 そうだったのか! 】 =第5回= ◎ ◎

1921-1956期 « 山本五十六はナショジオの読者だった(前節) »

……National Geographic Journal Japan 〉 ニュース〉 旅&文化〉 より……

2012年2月1日 / (Web編集部)

1921年から56年まで35年間の出来事を紹介いたします。  この間には、世界大恐慌があり、(いまのところ)史上最大の世界大戦が起こり、続いて冷戦と、世界は大きく様変わりしました。  それにしてはずいぶん長い区切り方だって?

中の人もそう思います(笑)  でも、これでいいんです。『ナショナル ジオグラフィック』としては。  なぜなら、ずっとグロブナーの体制でしたから。  この間、ナショジオは第一期ともいえる黄金時代を迎えました。

 厳密に言えば、グロブナーが編集長を辞めたのは1954年です。任期は51年間。世界中のどこを見ても、こんなに長い間、ひとつの雑誌の編集長をつとめた人はいません。

 だって、大学を卒業して間もなくから78歳までですよ! 雑誌自体が50年以上続くだけでも珍しいのに、こんなに若くして編集長になるうえ、78歳まで現役でいられる人なんているわけがありません。  と思ったら、もっと長い人がいました。それも日本に!!

 去年の11月のこと。驚愕のニュースが飛び込みました。1958年から2011年までの53年間、「明治図書」の月刊誌「現代教育科学」の編集長を務めた江部満さんが「教育雑誌の編集長の世界最長在籍記録」としてギネスブックに登録されたのです。

 中の人はイスから飛び上がらんばかりに驚きましたよ(そんなに驚くのは中の人ぐらいでしょうけど)。それまで雑誌編集長の最長就任記録はてっきりギルバート・グロブナーだと思っていたのですが、まさか日本人がそれを上回っていたとは。  で、いちばん気になったのは退任時の年齢。きっと相当ご高齢のはず。

何歳だと思います?  81歳! やっぱりそのぐらいいっちゃいますよね。

ギルバート・グロブナーの51年という記録には、編集局長時代も含めた55年説もあるのですが、いずれにしろ、お2人ともさすがです。素直に尊敬します。長生きしようかな。  話がだいぶそれてしまいました。1921年に戻りましょう。  第一次世界大戦が終わってしばらくすると、アメリカはふたたびヨーロッパと距離をおきはじめます。

 世界大恐慌が起きる1929年まで、「狂乱の20年代」と呼ばれたように、20年代のアメリカは“華やかなりし時代”でした。日本にもありましたね。なつかしいな。“華やかなりし時代”。  大量生産、大量消費型社会をもたらす産業の近代化が急速に進み、ラジオ、映画、スポーツなどの新しい娯楽も登場します。  なかでも国民が夢中になったのは自動車でした。

 タイムライフ社が発行した『このすばらしき世紀 1920-1930』という本にはこんなふうに書かれています。

「1920年代に、自動車はアメリカ人の生活に大変革を巻き起こした……都市は分散し、大きな郊外がどんどん広がって、日曜日には家族で遊びに出かけて教会に行かなくなってしまった。勤勉なアメリカ人にあらたな風景と喜びをもたらし、自立心と同時に、借金も増えた(1925年までに販売された車のうち、4台中3台が分割払いで購入されていた)」

 こうした熱狂ぶりは『ナショナル ジオグラフィック』にも反映されました。また、自動車は地理学の雑誌にとって、たいへん重要な道具でもありました。1920年代以降、世界中を自動車で旅したり、あるいは、アフリカやアジアを探検したりしたレポートが定期的に掲載されます。  しかし、協会にとっては自動車よりもさらに重要なモノがありました。

飛行機です。  さすがに飛行機は大衆の乗り物ではなかったけれど、冒険・探検という意味では、最強の探査ツールでした。それはそうですよね。大陸の上だろうと極地の上だろうと、どこでも飛んでしまえるんですから。

 空撮をしてしまえば、陸上を行くよりはるかに広範囲の情報が得られます。空撮は特にギルバート・グロブナーのお気に入りで、20年代だけでも30本の飛行レポートが掲載されました。 ・・・・・・・・明日に続く・・・・・

明日 “ 山本五十六はナショジオの読者だった (後節)“ に続く・・・・・

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