☆ 偉大なる同志スターリンの3回忌を前に、その提灯持ちだった第一書記が突如スターリンをdisる(1956年=フルシチョフがスターリン批判の演説)。 ☆ 昨年の暮に総理大臣の座をゲットした石橋湛山が病気でぶっ倒れた挙句辞職し、その時に苦杯を飲まされた昭和の妖怪に総理の椅子が転がり込む(1957年=第1次岸内閣が発足)。余りの短さに「石橋短暫」とも呼ばれた。 ☆ オレンジ色のニクい奴が駅の売店で目につくようになる(1969年=『夕刊フジ』創刊)。&so、ある不届き者がニセの夜間金庫で大金をチョロまかそうとするが、お金の重量を計算に入れていなかったために失敗する(1973年大阪ニセ夜間金庫事件)。
本日記載附録(ブログ)
イルカと話しがしたい――高校生の時に映画「イルカの日」を見てそう思った
研究者を志し、20年以上イルカと話す研究を一歩一歩進めてきた
海洋レジャー施設「鴨川シーワールド」のシロイルカ、ナックと1989年に出会う
1996年からナックに言葉を教える研究を続けてきた
会話は実現するのだろうか? 東海大学教授・村山司・(Ex/16)
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
【参考資料】 : イルカのナックとの会話「名詞から動詞へ」_村山司・東海大学教授 (3/3)
村山教授 イルカが互いに何を話しているのか、最初、みんな、そのことを考えると思うのですが、それは1970年代、80年代にすごくたくさん研究されたテーマです。しかし、結局、わからなかったのですね。例えばイルカがピーと鳴いた時にそれが何を意味するのか、行動と結びつけるのですが、鳴き声に対してさまざまな行動があったり、逆に同じ行動なのに違う鳴き方をしていたりして鳴き声と行動を結びつけることができず、何をしゃべっているのかわからなかった。それで現在はそうした研究は全然行われていない状況です。
―イルカの世界は科学的にまだまだ未知なのですね。国内外でイルカを研究されている方はどのようなことを今、研究されているのですか?
村山教授 日本に限らず世界もそうですが、イルカ研究の9割以上が野生のイルカの研究ですね。野生のイルカがどういう行動をしているのか、どこの海でどんな群れをつくって群れの中でどんな行動をしているのか、そういうことについてものすごく研究が行われていて、ほとんどはそういう研究です。私のように水族館で実験をしながら知能を調べるといった研究は本当に少ないですね。最近は動物の飼育はよくないという風潮が強くなり、海外の学術雑誌に論文を出そうとしても、飼育下のイルカを使った研究の論文は認められないのです。飼育されている動物を使った研究を取り巻く環境は難しくなっている状況ではあります。
―しかし、イルカの知能に関するデータは野生のイルカを研究する上でも貴重なデータになると思います。
村山教授 動物の認知研究分野の主流は霊長類なのですね。人は霊長類なので人に近い動物ということで霊長類の知能や認知を研究することはわかりやすく研究者も多い。次に多いのは鳥類ですね。鳥は春になるとさえずり、今頃はツバメが飛んでくるとか人の生活に馴染みがあるので研究する意味もわかりやすいところがあるのです。ところがイルカは身近な動物でもなく、なんでイルカを研究するのと言われると、研究する意味をあまり説明できないんですよね。そういうこともあってイルカの研究はなかなか進まないもどかしさがあります。
動物との会話は人の念願の1つ
―先生としては、当面はナックに動詞を教えることに取り組まれるのですか?
村山教授 ここ数年で一定のところまで行きたいと思っています。何欲しい?何したい?と聞くとボールとか餌とか答えがかえってくる、そういうところまでいきたいと思っています。ナックはすごく記憶力がよくて、イルカの生活にとっては何も関係ないことをしているのですけど、半年経って去年の秋に教えたこともちゃんとできるのですね。ナックも面白くて、頭を使うことが楽しいみたいで、そういうのもあってよく覚えているみたいです。
―ゆくゆくはナックと会話ができる日がきそうですか?
村山教授 これまで着実にステップアップをしてきて上手く出来たので、話しができるようになるのではないかという予感はするのです。なんとなく実現できそうな感じになってきているので、夢が目標に変わってきたというところです。まだ、科学的に検証されているものはほとんどないので、だれが見ても科学的に会話をしていることがわかるようにしたい。
―本当に会話ができるようになったら凄いと思います。
村山教授 それは人間がもっている念願の1つだといつも思うんですね。テレビを見ても映画を見てもアニメの動物がしゃべってみたり、着ぐるみの動物が人に手を振ったりとか、人は動物と話しをしたいけどそれが出来ないからアニメとかキャラクターで代用しているのではないかと思うんですね。一方で、言語とはこういうものという定義があるのですが、それだけではない気もします。何が言語なのか、何が言葉なのか、そこが最後につかめればいいのかなとも思います。でも、ナックとはきっと話しができると思います、そう信じています。
【村山司】むらやま・つかさ。1960年、山形県生まれ。東京大学大学院博士課程修了、農学博士。水産庁水産工学研究所(現、水産総合研究センター)、東京大学を経て、現在、東海大学海洋学部教授。高校時代に見た映画がきっかけとなり、イルカとの会話を目指すようになり、イルカの認知能力の解明に取り組んでいる。主な著書に「イルカが知りたい」(講談社)、「イルカの認知科学」(東京大学出版会)、「海に還った哺乳類 イルカの不思議」(講談社ブルーバックス)など。
イルカは同じ世界を見ている
視力が弱いとされていたイルカにも、ヒトやチンパンジーに似た視知覚能力があることが、京都大学霊長類研究所の友永雅己准教授らの研究で分かった。3者が同じ“図形合わせ実験”を行い判明したもので、水中と陸上という違った生活環境でも「見ている世界は一緒」と言えそうだ。
実験は、名古屋市の名古屋港水族館にいるハンドウイルカ3頭に、○×△□などの9種類の幾何学図形を1枚見せ、次に見せた2枚のうちから同じものを、鼻で突っつく方法で選ばせた。同様な実験を、霊長類研究所のチンパンジー7頭にはパソコン画面で、同水族館ボタンティア20人には質問用紙を使い行った。
その結果、イルカたちの正答率は84%、チンパンジーは92%、ヒトは完全正答に近かった。図形の特徴と“間違い率”との関係では、3者ともに○や□などの「閉鎖図形」の組み合わせでの間違いが多く、3者が同じように“似ている”と判断した。斜め線を含む図形に対しても、3者が類似する知覚をもつことが分かったという。
イルカの視力は0.08程度で、水中では音波を頼りに獲物を捕ったり、仲間とのコミュニケーションを交わしたりしていると考えられていた。その一方、水族館などのイルカはトレーナーのサインを正しく理解し、イルカ同士でのキャッチボールや、鏡に映った自分の映像を自分と認識することもできる。今回の実験で、イルカは人が思う以上に視覚に依存し、世界を認識していることが確かめられた。
研究は、文部科学省の科学研究費補助金・基盤研究(S)「海のこころ、森のこころ-鯨類と霊長類の知性に関する比較認知科学-」によって行われた。研究論文“How dolphins see the world: A comparison with chimpanzees and humans”は、英国の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。
終わり
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https://youtu.be/ZS_6-IwMPjM== Mariachi Connecticut Serenades a Beluga Whale ==
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