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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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言葉を学習し覚え話すシロイルカ /村山 司(07/nx)_学究達=650

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=令和六年02月13日<ⰧⰊⰧ

☆ シャルル・ド・ゴールが、米英ソによる最終兵器の独占に対し、一発打ちかまして挑戦状を叩きつける(1960年=コードネームはジェルボアーズ・ブルー)。 ☆ グリコ・森永の製品に最後の毒物が入れられた日(1985年)。15年後には犯人一味も青天白日の身となり、その結果食べ物に毒物が入ることが珍しくなくなった。 ☆ 青木功がハワイアン・オープンで日本人初のアメリカPGAツアー優勝を果たす(1983年)。 &so 弟が兄を抹殺する現代の権力亡者の悲劇/金正男暗殺(2017年)。

本日記載附録(ブログ)

イルカと話しがしたい――高校生の時に映画「イルカの日」を見てそう思った

研究者を志し、20年以上イルカと話す研究を一歩一歩進めてきた

海洋レジャー施設「鴨川シーワールド」のシロイルカ、ナックと1989年に出会う

  1996年からナックに言葉を教える研究を続けてきた

 会話は実現するのだろうか? 東海大学教授・村山司・(07/mn)

【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

 第3回 イルカは人と同じようにものを考える? =1/3= 

イルカを含む鯨類は、海のほ乳類だ。

 祖先は陸上生活をしていたのだが、数千万年前、海に進出した。

 最近、科学の世界では、鯨類の祖先がウシやシカ、ラクダなど偶蹄類と共通であることが常識になっている。分子生物学的な証拠と化石証拠が両方出ているので、たぶん覆されることはない。現存の陸上のほ乳類としてはカバが一番近い。鯨類と偶蹄類をまとめて言う時、「鯨偶蹄類」という言葉まで使われる。つい10数年前までは、メソニクスという肉食動物が祖先ということになっており、鯨類の本を読むと復元図まで描かれていたので、あの頃の知識のままだと、「え?」と思うだろう。

 さて、数千万年にわたってまったく違う環境で暮らしてきたヒトとイルカが「同じふうに考えているのか」というのは、興味がつきない問題だ。

 もちろん、人と人ですら考え方はそれぞれだし、イヌやネコのように人と近い場所で暮らす動物ですら考え方が同じはずがない。でも、基本的なこと、たとえば、数を区別できたり、論理的な能力などが違うと大変だ。例えば1と2を区別できるのだろうか。AならBで、BならCならば、AならばCである(いわば三段論法)のような基本的な推論が成り立たなかったりすると、「話をしたい」と思っても、戦略を大幅に変えなければならないかもしれない。

「1995年、96年前後ぐらいですかね、鴨川シーワールドにいるシロイルカのナックを相手にそういう実験を始めました。最初は、ナックが日ごろから目にしているフィンやマスクにアルファベットのRとTを対応づけました。Tは、逆さにしているんですが、それは見間違いを防ぐためです。フィンを見たら、⊥を選びなさい。マスクを見たら、Rを選びなさい、と。それから、今度は、⊥を見たらギリシア文字の兀(パイ)を、Rを見たらΣを選びなさい、というふうにやって、突然、フィンを見せて、ギリシア文字を選ばせる、と。厳密に三段論法というわけではないんですけど、こういうことが分かるかというのは大事なので」

結果は、見事にクリア。それも、フィンやマスクから、ギリシア文字への対応を一発でなしとげた。フィンは⊥で、⊥は兀。ならば、フィンを見れば、兀を選ぶ、と。ナックにとって、こういう連想が、ごく自然なものであったと考えられる。

「あと、数についても確認しました。ちゃんと1と2の区別がつくか。実は、それしかやってないんですけど(笑)。あと少し足し算みたいなこともどうやらできるようだと分かりました。さらに、違う図形、例えば三角と丸を呈示しておいて、それとは別に手元では四角やダイヤとかを見せ、手元で見せたものと同じ数のものを選べってやると、できるんですね。・・・・・・・・」

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 : ジョン・C・リリー(3/3)

生涯(その2/2)

イルカのコミュニケーションと鯨類の未知の知性に関する彼の研究は、「Man and Dolphin(1961年)」(1961年)で発表され、人々の想像力をかき立てた。彼の研究の中心は、イルカの聴覚や発音を含む生体音響の研究であり、イルカのクイック&ホイッスル会話をテープに録音して分析した。音響技術、特にカセットテープはリリーの鯨類研究に欠かせないもので、彼はイルカのコミュニケーションを解読するために、また、人間の意識をループの繰り返しに陥る傾向から解放するために、カセットテープの使用を重視していた。研究から、イルカは人間に似た言語をはるかに速く話していると結論付けた。また、イルカにLSDを投与したが、特筆すべきことは起こらなかった。

カール・セーガンなどの天文学者は、リリーの研究に地球外知的生命体とのコミュニケーションへの利用の可能性を見出し、NASAは彼に資金援助を行い、1963年にカリブ海にもう一つの研究所を建設した。しかしイルカの言語の理解は成功せず、この頃から幻覚剤を摂取するようになった。

幻覚剤の摂取が増えるにつれ、研究所での研究への熱意は衰え、ディレクターであったグレゴリー・ベイトソンはプロジェクトを去り、1968年までに資金は枯渇した。リリーはその後の人生でイルカのコミュニケーションの研究を続けたが、裕福な実家の私的な資金とテレパシーのような非主流的な方法を使用した。

彼はケタミンをたびたび服用し(ケタミンとLSDを最もたくさん摂取した人間と言われた)、生涯で何度も命を危険にさらした。また、ケタミンやアイソレーション・タンクに入ったままLSDを服用することで、地球外生命体のグループであるハイアラーキー(高次元の先導者)的な「地球偶然統制局(ECCO, Earth Coincidence Control Office)」と呼ばれる存在に遭遇したと主張している。晩年、リリーはサイケデリックな幻視者とみなされるようになった。

多くの著書を残して2001年に死去。

おわり

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https://youtu.be/G7qdg464oIk== バックヤードでの参考映像003 ==

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森のなかえ

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