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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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貴重化石を切刻, 画期的成果/林 昭次(14/14)_学究達=623

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年12月29日<ⰧⰊⰧ

☆ エジソンが壊れかけの電波受信機の特許を取得(1891年)。後日 人々は無線通信により音声を送受信する技術ならびに、無線を利用した放送および、それを受信する受信機=ラジオ=と呼び、甘受。   ☆ 連合国軍占領下の日本: 第一次農地改革(1945年)。 &so 連合国軍に遠慮して、キラキラネームの撲滅を狙って出生届の人名を当用漢字に限定(1947年)する。 が、逆にキラキラネームの方が別方向に進化した模様。    ☆ 日経平均株価の最盛期(1989年)。その後持ち直したこともあったが、バブル経済崩壊を経て2021年現在に至るまで38,915円どころか20,000円台にも迫らず、年金をなおつぎ込んでも回復に至っていない。

本日記載附録(ブログ)

何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石

貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある

そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている

  = 大阪市立自然史博物館の林昭次 /14 = 

【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

 第5回 ボーン・ヒストロジーが化石研究の新たな扉を開く =3/3=

 ステゴサウルスから始まって、鎧竜、さらには束柱類の研究は、林さんにとって身につけた方法=武器がどれだけ役に立つか、自分自身でも確かめ、研究者共同体でも「こいつには任せられる」という名刺がわりとなるようなものだったといえる。

 これから、林さんは、どんな方向にむかうのだろうか。

「さっき、たくさん化石が出るところで、骨の形態を見て記載した人たちが、じゃあ、こいつらはどんな成長をしたんだろうかとか考え始めると、組織学的なアプローチに入ってくる話をしましたよね。僕の場合は逆で、入り口は恐竜を切る研究でしたけれど、やはり、新しい恐竜やほかの動物を記載するような仕事にも魅力を感じます。例えば、鎧竜の組織に太いファイバーが入っている話、あれは恐竜では鎧竜だけなんです。じゃあなんで鎧竜だけなのか、ミッシングリンク的な化石があればやっぱり、掘りに行って記載するっていう作業をしたい。いろんなアプローチで、迫っていきたいというのはあります」

 やはり、発掘は恐竜研究の華、なのかもしれないし、発掘して記載したら、もっとそいつのことが知りたくなるのも間違いない。そういうことがぐるぐる回るのが、この研究の世界なのであろう。

 また、手持ちの武器である骨の組織学的アプローチとしては、さらに大胆な構想を抱いている。

「僕はですね、生物の生理とか生態の進化っていうのを調べたいんです。例えば、いつ恒温性が獲得されたのか。恐竜って、ワニと鳥の中間的な動物なわけですよね。ワニは変温動物で、鳥は恒温動物ですけども、じゃあ、どの段階で恒温性が獲得されたのか。哺乳類はどうなのかですとか。実は、その一環で海の動物を今やってて、最近、首長竜の研究を始めたんです。酸素同位体分析で首長竜とか魚竜は恒温動物だったと言われているんですが、組織学的に見たらどうか。仮にそうだとしたら、どの段階で進化したのか」

 実は、恐竜や首長竜など、中生代の動物は、こういうことを考察するのに適しているのだそうだ。

「中生代というのは約2億年間続いた、非常に長い時代です。また、大陸移動もあり、それに伴って環境も劇的に変化していった時代でもあります。時間的にも長く、環境も劇的に変化した中生代の中で、汎世界的に生きていた首長竜や恐竜を調べることで、地球の環境の変化と、生物の適応・進化の関係がわかる可能性があるのではないか。特に見た目じゃなくて生理学的な進化っていうのがどういうふうに影響しあってるのかっていうのを調べられるんじゃないかなと思って、恐竜とか首長竜とかをやっているわけです」

 聞いていて、なにやらワクワクしてきた。これまで知られていなかった壮大にしてダイナミックな進化の歴史を、林さんの研究が明らかにする日を期待してやまない。

おわり・・・・・・・・新年2024年一月五日より 新企画記載

“ カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫る/佐藤拓哉 ”を記載予定

【参考資料】 : ステゴサウルス( Stegosaurus )

Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω

ステゴサウルスは、剣竜類の中で最大の恐竜です。ステゴサウルスの仲間は、ジュラ紀後期には至る所で繁栄していたので、世界中からステゴサウルスの仲間の化石が見つかっています。

尾の先には4本の鋭く大きなとげが横に突き出していました。

ステゴサウルスは敵から走って逃れることはまったくできませんでしたが、尾を横に振り回し、積極的に応戦して、アロサウルスのような肉食恐竜から身を守ったと思われます。

前肢は短く、おしりの方が肩より高い位置にありました。背中も盛り上がっていて、アーチ状の形をしていました。
骨板も付いていたため、実際の大きさよりも大きく見えていたと思われます。

重武装の恐竜

ステゴサウルスの仲間の大きな特徴は、背面に並んだ17枚の骨板です。仲間の中には、骨板がもっと小さかったり、肩や尾にとげをもっているものもいます。

とげは防御に役立ったと考えられますが、骨板については色々な意見があり、まだよくわかっていません。

骨板は骨格の一部ではなく、皮膚にくっ付いていました。背中に2列、互い違いに並んでおり、ケラチンで覆われていたと考えられています。

1870年代にステゴサウルスの化石が発見されたとき、骨板は背中を屋根のように覆っているのだと考えられていました。名前の「屋根をもつトカゲ」はそこから来ています。

 

化石の発見から100年後、骨板の付き方もわかってきて、骨板から太陽熱を吸収したり、余分な熱を逃したりして、体温の調節をしているのだろうと考えられてきましたが、骨板を走る血管の数が少なく、たいした効果は期待できなかったようです。

骨板の縁は刃物のように鋭くなっていて、武器として用いられていました。多くの恐竜学者は、骨板は派手な色や模様をしていて、仲間同士で見せ合うためのディスプ レイだったと考えています。

鎖かたびらを着た恐竜

ステゴサウルスの喉は無防備に見えますが、表面は鎖かたびらのように、100個以上のつぶ状の皮骨でびっしりと覆われ、非常に柔軟かつ強固な鎧で守られていました。肉食恐竜が喉を狙って殺すことは難しかったはずです。

腰などの皮下にも細かい骨が埋まっており、尾の先のとげとともに防御に役立ったと考えられています。

こうして植物を食べた

ステゴサウルスは、小さな頭と長い鼻先をもっていました。歯は小さく、口の奥だけにありました。

食べるときは、口の前にある鋭利なクチバシを草刈りバサミのように使って、地表に生えた背の低い植物を摘み取り、上あごと下あごの歯をこすり合わせて植物を噛み切ったり、細かく刻んだりしました。

おそらく頬には袋があり、摘み取った植物を噛む前に、いっとき溜めておくことができました。

https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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森のなかえ

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