☆ 妻の裸体を実寸で記録写真に残そうとヴィルヘルム・レントゲンが撮影。この記録を“X線の発見”と報告(1895年)。その結果、妻や子供からは排斥されるも1901年、第1回ノーベル物理学賞を受賞す。 ☆ 迫りくる通勤ラッシュを殲滅するため、最強の通勤型多人数運搬用モビルスーツ103系/ウグイス色を日本国有鉄道が山手線でリリース(1963年)。 ☆ 山陰地方で美方香美を誇る日本国有鉄道のお座敷列車「みやび」が餘部鉄橋/兵庫県美方郡香美町香住区で絶景を堪能するあまり、線路から真っ逆さまに転落する(1986年)。事故後に機関士の上司が自殺し、鉄橋下にはお釈迦様が佇む。
本日記載附録(ブログ)
何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石
貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある
そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている
= 大阪市立自然史博物館の林昭次 /13 =
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第5回 ボーン・ヒストロジーが化石研究の新たな扉を開く =2/3=
「束柱類って、研究者によって生態の解釈が違うんです。ホッキョクグマのような陸上中心の生活をしていたって言われていたり、カバのような半水生生活をしていたのではって言われていたり、アシカやアザラシのような水中中心の生活をしていたのではと言ったりとかですね。いままで生態に関してあまりコンセンサスがとれていなかったんです。骨の外部形態を見る研究が多かったので、これまでと違った視点からデータを出せば、生態の謎にさらに近づけるのではないかと考えたんです。そこで、僕は骨の中の組織を観察して、この動物が果たして陸上中心の生活をした動物か、水中中心の生活をした動物か、何か言えるんじゃないかと研究してみたんです」
こういう場合、ほかの動物、特に生活様式がはっきり分かっている現生の生き物との比較が大事だ。林さんはそこをきちんと押さえた。
「徹底的に60種類ぐらい、それこそサルからゾウ、そしてクジラからアシカから、主にX線CTスキャナーをつかって、骨の内部組織と生態がどこまでリンクしているのかっていうのを徹底的に比べました。多変量解析して統計的に違いがあるのかみると、陸上生活中心の動物と水中生活中心の動物では骨の内部組織が明らかに違うんです。さらに、水中生活中心の動物の中にもまた、違いがあると分かりました。沿岸域に住んでいるようなカイギュウ類などは骨が非常に緻密で重たくて、遠洋まで泳いでいくやつ、クジラなどは骨がスポンジ状で軽いんです」
この違いは、たとえばマナティーやジュゴンなどのカイギュウ類が、波浪が激しい沿岸域で、体を安定させるために骨が重い方が有利で、一方で、クジラなどの遠洋航海者は、体を軽くし、速く泳ぐためにスポンジ状で軽い骨を持つほうが有利だということを表していると、林さんをはじめ多くの研究者が考えているそうだ。
その上で、束柱類はどうだったのか。
「結論からいうと、束柱類は水中中心の生活をしていた動物だったということになりました。さらに、束柱類の中でも生態の違いがありそうだというのがわかってきたんです。デスモスチルスは非常に骨がスポンジ状で、クジラなどの遠洋域に生息している動物の骨に近い内部組織をしていた。一方、パレオパラドキシアやアショロアなどのそれ以外の束柱類は、骨が緻密で、マナティーやジュゴンなどといった沿岸型の動物と似た骨の組織をしていたんです。2013年、論文になりました」
陸上中心の生活ではなく、水中中心の生活であることを強く示唆する結果になったわけだが、それにしても、デスモスチルスが遠洋型の骨の組織をもっていたというのは意外であり、想像をたくましくすると楽しい。というのも、陸上中心の生活をしていたのではないかといった説がある程度説得力を持つような骨格をしている動物が、骨組織はクジラのように沖まで出ていく動物のものと似ているのだから。ヒレはそれほど発達していなかったはずだし、体も紡錘形というわけでもない。果たしてどの程度、泳げたのだろうか? なかなかミステリアスなのである。今後の研究が待たれる。
明日に続く・・・・・
【参考資料】 : ステゴサウルス(8/8)
Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω
ステゴサウルスの化石や復元模型が展示されている博物館
※展示内容は時期や施設によって異なる場合があるため、事前にご確認のうえお出かけください。
福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)
日本最大級の恐竜博物館であり、世界的にも有名な施設です。数々の恐竜の化石や復元模型が展示されており、ステゴサウルスもその中の一つです。
おわりに
本記事「ステゴサウルス徹底解説!その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力」では、ステゴサウルスの基本情報から特徴的なプレートや尾の棘、生態や発掘史、映画や書籍での登場まで、幅広くその魅力をお伝えしました。ステゴサウルスは、独特な姿と特徴を持ちながらも、その生態や生活の一部が未だ謎に包まれています。
恐竜研究は今も進行中であり、新たな発見や研究成果によって、これからもステゴサウルスや他の恐竜についての理解が深まっていくことでしょう。今後も研究の進展に注目しながら、恐竜の世界に魅了され続けていきましょう。
この記事が、ステゴサウルスに関心を持っている方や、恐竜全般に興味を持つ皆様にとって、より一層の理解や興味を深めるきっかけとなれば幸いです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。恐竜の不思議な世界をこれからも楽しみましょう!
ステゴサウルス(学名:Stegosaurus)は、後期ジュラ紀(約1億5,500万 - 約1億5,000万年前)、現在の北米大陸に生息していた、体長7メートルから9メートルほど[1]の植物食恐竜。剣竜のなかでは、最も大きな種類[1]。恐竜のなかでも特に有名な属のひとつである。ステゴサウルスを含む剣竜類の化石は複数個体がまとまって発見されることがあり、群れで行動していたとする説の根拠のひとつとなっている。オスニエル・チャールズ・マーシュがエドワード・ドリンカー・コープと繰り広げた化石戦争のときに発表した一種である。
名前
学名は「Stego = 屋根に覆われた、Saurus = トカゲ」の意味である。発見された当初は完全な標本がなく、亀の甲羅のように骨質の板で背中が覆われていたと考えられたためである。中国語名は「劍龍」(ジェンロン)であるが、日本語の剣竜類と関係なく、ステゴサウルスこの一種類だけを指す。
特徴
背中に骨質の板が、互い違いに立ち並んでいるのが特徴。使用目的には諸説あるが、表面と内部に多くの血管の跡と思われる痕跡が発見されたことから、アフリカゾウの大きな耳のように、熱を放射し体温を調節するのに役立っていたとする説が有力。かつては肉食恐竜に対する武器や防具とする説もあったが、薄く強度に劣るため、その役には立たなかったとされている。最新の研究では、成体となったあとにも板が成長していることが判明しており、仲間同士におけるディスプレイだったとする説が提唱されている。武器としては尾の先にある2対の長大なスパイク「サゴマイザー」が役立ったようで、これによる傷跡とおぼしき窪みがついた化石も見つかっている。喉の部分には、小さな骨片で構成された装甲板が存在したようである。
・・・・・つづく
https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==
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