☆ ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』と交響曲第6番『田園』が初演される(1808年)。ホントの真実;オーストリア・ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて「交響曲第6番」として初演。現在の第6番『田園』は同じ演奏会で第5番として初演された。 ☆ 大日本帝国海軍の金食い虫ぶりに文句を言うばかりの代議士に海軍大臣が逆ギレ、2年前に選ばれたばかりの衆議院を解散する破目に(1891年)。 ☆ 車寅次郎に感化されたのか、毛沢東がインテリは一度田舎に行って百姓でもすりゃ良いんじゃねぇの?と若者を田舎へ流刑に処す(1968年=毛沢東、知識青年の農村部下放を指示)。これで被害を被った青年たちは、12年後のこの日に人民日報にて名指しで恨み節を語った。
本日記載附録(ブログ)
何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石
貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある
そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている
= 大阪市立自然史博物館の林昭次 /10 =
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第4回 骨の化石を切れば、ここまでわかる =2/3=
「生物の進化の解明って、僕はパズルのピースをひとつひとつはめていく作業だと思っているんです。最初、発掘して、骨の形態を見て記載する、そういうところまで行ったら、じゃあどんなふうにして成長して、生活したんだろうとか、当然、知りたくなるわけです。こいつの年齢は幾つなんだろうとか、ステゴサウルスの板はどうやって成長して、どういう機能を持ってたんだろうって、絶対疑問がわいてくると思うんですよ。そうすると、別のアプローチをせざるを得ない。だから、北米の人も、やはり、形態を見る研究から始まって、骨を切る研究にも熱心になったんだと思います」
それはそうだ。
発掘して、出てきた骨の形態を見て、新種の恐竜だ! と記載する。それは、大変夢のある仕事で、多くの恐竜少年が憧れる。でも、その恐竜が、生き物として、もっといえば野生動物として、どんな性質を持っていたか、知りたくなる。そして、その方法があるのならば、試したくなるだろう。
「だから、今、いろんな恐竜が切られてますよ。大きなきっかけになったのは、2004年にグレッグ・エリクソンという研究者がやったティラノサウルスの成長線(年輪)を見る研究などです。それで、ティラノサウルスが何歳で、どれくらいの成長速度で大人になるとか分かったわけです。それまでは、わざわざ貴重な化石を切断して、薄片をつくるまでの価値があるか疑問視していた研究者もいたわけですね。でも、骨を切ると年齢や成長速度がわかってしまうとすれば、すごい情報です。ものによってはオスとメスもわかると。まるで生きてる動物を観察しているかのように生理学的な情報が得られるわけですから。実は、あのスーも切られてるんです」
スーが切られる、ということの大きさは計り知れないように思う。
スーというのは、非常に保存状態のよいティラノサウルスの全身骨格化石である。第1回にも書いたように日本円にして約10億円という金額で、オークションで競り落とされたことでも話題になった。現在はシカゴ市のフィールド自然史博物館で展示されている。アメリカ人が大好きなティラノサウルスの中でも最も有名な化石だ。それを切り刻むのだから、やはりそれだけの価値がある情報が得られると認識されたわけだろう。
「ティラノサウルスが成体になるのに何年くらいかかったか知りたいですよね。ティラノサウルスの成体は体長約12メートル、体重約5トンですが、ここまでになるのに約20年くらいしかかからなかったことがわかったんです。これは現生の爬虫類よりも、ずっと速いんです。例えば、ワニは体長4メートル、体重約400キロに達するまでに約25年かかりますから。むしろ、ティラノサウルスの成長は、ワニよりも哺乳類のゾウに近いです。ゾウは25年くらいで、ティラノサウルスと同じくらいの体重に達するので」
明日に続く・・・・・
【参考資料】 : ステゴサウルス(5/8)
Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω
相違点
時代の違い
ステゴサウルスはジュラ紀に生息していたのに対し、トリケラトプスは白亜紀後期に生息していました。このため、実際に両者が同時代に共存していたことはありません。
分類上の違い
ステゴサウルスは装盾類(剣竜類)に属し、トリケラトプスは周飾頭類(角竜類)に属しています。これらの分類は互いに異なる恐竜グループであり、形態や生態面でも大きな違いが存在します。
体形の違い
ステゴサウルスは背中に大きなプレートが並び、尾にトゲを持っていました。一方、トリケラトプスは頭部に3本の角と大きなフリルを持っており、全く異なる体形をしています。
以上のように、ステゴサウルスとトリケラトプスは共通点もあるものの、時代や分類、体形などの面で大きな違いが存在しています。それぞれの特徴を理解することで、恐竜時代の生態や進化の過程についてより深く知ることができます。
発掘史と研究の進展:ステゴサウルスの化石から解明された知識
ステゴサウルスは19世紀後半に最初に発見され、その後も多くの化石が発掘されてきました。研究者たちの努力により、ステゴサウルスに関する知識が徐々に明らかになってきています。ここでは、ステゴサウルスの発掘史と研究の進展について解説します。
初期の発見
ステゴサウルスの最初の化石は、1876年にアメリカのコロラド州で発見されました。この発見により、ステゴサウルスの存在が初めて明らかになり、新たな恐竜の一種として世界中の関心を集めました。初期の発掘では、完全な骨格は見つかっていなかったため、ステゴサウルスの正確な形態や生態については不明な点が多かったです。
発掘と研究の進展
その後の発掘活動により、アメリカやヨーロッパでさらに多くのステゴサウルスの化石が見つかりました。これにより、骨格の復元や生態に関する研究が進展し、ステゴサウルスについての知識が徐々に増えていきました。
プレートの機能に関する研究
ステゴサウルスの最も特徴的な部分である背中のプレートについては、その機能が長年謎でした。しかし、研究の進展により、プレートが体温調節やディスプレイの役割を果たしていた可能性が提唱されています。また、プレートの形状や配置が個体差や性差を示す可能性もあり、研究者たちは引き続きその機能を解明しようとしています。
生態に関する研究
ステゴサウルスの生態に関しても、従来の研究によりいくつかの知見が得られています。たとえば、歯の形状や消化器官の構造から、ステゴサウルスが低い位置にある植物を主に食べていたことが示唆されています。また、尾のトゲに関しては、防御のために用いられていた可能性が高いと考えられています。しかし、群れで生活していたのか、単独で行動していたのかといった点については、現在も研究が進行中です。
今後の研究への期待
ステゴサウルスの化石から解明された知識は、恐竜時代の生態系や進化の過程を理解するための貴重な情報源となっています。今後も研究が進むことで、ステゴサウルスの生態や行動、進化に関する新たな知識が明らかになることが期待されています。
これまでの発掘史と研究の進展により、ステゴサウルスについて多くの知識が得られてきました。しかし、まだ解明されていない謎も多く存在し、引き続き研究者たちの興味を引く恐竜の一種です。これからも研究が進むことで、ステゴサウルスや他の恐竜についての理解がさらに深まることでしょう。
・・・・・つづく
https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==
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