☆ ローマ内戦で対抗者が殺されたため、公衆便所(ウェスパシアヌス)が皇帝になる事が確定する(69年=皇帝ネロが野望失墜で自殺、「四皇帝」時代に。されど、一年以内に三皇帝が失墜す)。 ☆ アメリカが、核兵器の原料を作るついでに電気も作り始める。出力は1kW弱、200Wの電球が4個灯せる程度だった(1951年=原子力発電に成功)。 ☆ フィリピン沖にて日本製の素性のよく解らない客船ドニャ・パスが貨物船と衝突して沈没、タイタニックやヴィルヘルム・グストロフを大きく上回る大惨事に(1987年=4,375名の死者)。
本日記載附録(ブログ)
何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石
貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある
そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている
= 大阪市立自然史博物館の林昭次 /08 =
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第3回 ステゴサウルスの大きな棘のナゾも解明=3/3=
・・・・・・何かの拍子に、スライドガラスがパチーンと飛ぶんで、スライドガラスの縁で指をきってけがをする可能性もありますし、ガラスが割れてスライドガラスにヒビが入って、サンプルがダメになってしまうこともあるんです。ただ、基本的には地学を学んだ人なら、実習でやることですから練習すれば出来るでしょうし、極端に難しい技術というわけでもないんです。実はぼくは、そんなに上手い方じゃないんですけどね」
にやりと笑いつつ、上手くないから慎重に、細心の注意を払って、作業をする、という林さんだった。
基本的な疑問をぶつけてみた。
「切る」ことは、そんなにメリットがあるのだろうか。やはり、貴重な化石だから、「壊す」ことに、ぼくはどうしても心理的な障壁を感じてならないのだ。
「僕がこの道に入る頃から、化石の内部には、見た目だけでは得ることができない、生物の進化や生態に関する情報がたくさん詰まっていることがわかってきたので、組織学的な研究は世界中で普及しはじめているんです。例えば、モンタナ州立大学のジャック・ホーナー博士は、その種の代表として最初に論文に記載された模式標本こそ化石を切断し、骨の組織学的な情報を得るべきではないかと言っています」
がつんと衝撃を受けた。
ジャック・ホーナーといえば、小説と映画の「ジュラシック・パーク」を監修し、なおかつ、主人公の恐竜学者のモデルになった人物だ。学問的業績としては、子育て恐竜として有名なカモノハシ竜、マイアサウラの発見で知られる。その彼が、骨の組織学的な研究でも大家であり、「模式標本を切れ」と言っているとは!
「切っても、切る前に、写真やきちんと計測などの必要なデータを採取し、さらにレプリカを作成すれば、形態の情報は失われません。もちろん、切る部分は必要最小限にし、できるだけ標本へのダメージを抑えます。それに模式標本は、確実に、この恐竜だと言えるわけですよ。後になって実は違うとか、そういう議論は起こりようがない。だから、模式標本を切るという研究者は増えつつありますね」
どうやら、「ぶった切る」研究、つまり、骨の組織学的な研究は、日本ではかなり目新しく感じられるけれど、世界的には大きなうねりになっているというのである。
そのあたりの流れを、きちんと掴んでおきたい。
次回記載“ 第4回 骨の化石を切れば、ここまでわかる ”に続く・・・・・
【参考資料】 : ステゴサウルス(3/8)
Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω
ステゴサウルスの生態:食性、繁殖、鳴き声、群れでの生活
ステゴサウルスはその独特の姿から広く知られていますが、その生態については未だに多くの謎が残されています。ここでは、ステゴサウルスの繁殖行動、鳴き声、群れでの生活について、現在の研究からわかっていることをお伝えします。
食性
ステゴサウルスは草食恐竜であり、主に低い植物を食べていたとされています。その理由として、口に並ぶ小さな歯が適していたことや、首が短く、高い位置にある植物にアクセスすることが難しかったためです。また、ステゴサウルスは大型の恐竜であるにも関わらず、脳は非常に小さく、その消化能力に関しても限定的であったと考えられています。このため、石を飲み込んで胃の中で植物を砕くことで、消化を助けていたとされています。
繁殖行動
ステゴサウルスの繁殖行動に関する直接的な証拠はまだ発見されていませんが、他の恐竜の繁殖行動から類推することができます。ステゴサウルスも、卵を産んで子育てを行っていたと考えられています。また、背中のプレートを利用して求愛ディスプレイを行っていた可能性もあります。プレートの大きさや色彩が、繁殖相手の選択に影響を与えていたとされています。
鳴き声
ステゴサウルスの鳴き声については、化石から直接的な情報を得ることはできませんが、研究者たちは他の恐竜や現生の鳥類から類推して推測を立てています。ステゴサウルスは、おそらく低い周波数の音を発してコミュニケーションを行っていたと考えられています。これにより、仲間との情報交換や、捕食者からの警戒などが可能だったとされています。
群れでの生活
ステゴサウルスが群れで生活していたかどうかは、現在のところ明らかになっていません。しかし、一部の研究者は、ステゴサウルスが同種の個体と共同で生活していた可能性があると考えています。これは、同じ地層から複数のステゴサウルスの化石が発見されたことや、他の草食恐竜が群れで生活していたことから推測されています。
以上のように、ステゴサウルスの生態や行動についてはまだ多くの謎がありますが、現在の研究から少しずつ明らかになってきています。今後も研究が進めば、ステゴサウルスの生活についてより詳細な情報が得られるでしょう。
・・・・・つづく
https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==
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