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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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貴重化石を切刻, 画期的成果/林 昭次(07/nx)_学究達=616

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年12月18日<ⰧⰊⰧ

☆ 五代目・クビライが国号を「大元」と定める(1271年)。 五代目ともなれば中華文明を睥睨出来たのであろう。 ☆ 犬好きの徳川綱吉によって史上最大の犬小屋がオープン、但し中に入れられたのはペットではなく野良犬なので念のため(1695年)。 赤穂藩主浅野長矩を即日切腹に処した第5代征夷大将軍・綱吉の“悪政”だった。 ☆ 上野にある西郷どんの銅像の除幕式(1898年)、資料写真が無く適当に像を造ったことから西郷未亡人からダメ出しされる。 &so 三菱の我欲的誘致によって、東京のターミナルが新橋から丸の内にお引越し(1914年)。

本日記載附録(ブログ)

何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石

貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある

そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている

  = 大阪市立自然史博物館の林昭次 /07 = 

【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

  第3回 ステゴサウルスの大きな棘のナゾも解明=2/3= 

・・・・・・・・はっきりしたんですが、子どもの骨はやっぱり華奢でですね、円錐形じゃなくて平たくて、非常にスカスカで脆い構造をしています。一方で、大人のやつは、逆に円錐形で中身も緻密でがっちりした強い構造をしていると。つまり、ステゴサウルスの棘っていうのは、子どもの頃は華奢だけど、大人になると頑丈な武器として十分に使えたということを明らかにしたんです」

 論争の対立点を、実は対立点ではなかったのだと、より大きな枠組の中であきらかにする。素晴らしい成果である。

 さて、林さんの武器である骨の組織学研究というのは、具体的にどうするのか、そのあたりについても伺ってみた。

 大変貴重な恐竜の化石を切るのだから、さぞかし繊細な作業なのだろう。「ぶった切る」などと表現してきたが、きっとその言葉はひっこめた方がよいかもしれない。専用の化石カッターみたいなものが開発されていて、化石のダメージを最小限に留めつつ、薄片を切り出す仕掛けがあるのかもしれない。

 しかし──

「ごく普通に、岩石カッターでやるんですよ。地学系の学生さんなんかなら、誰でも扱ったことがあるものです。ただ、化石のダメージができるだけ少なくなるように、岩石カッターの刃の厚さができるだけ薄いものを使います」と林さんは言った。

 実際に、大阪市立自然史博物館にある作業スペースで、使っている岩石カッターを見せてもらったが、円盤状のブレードで対象物をぶった切るまさに地学の岩石カッターのイメージそのままだった。化石もいわば石であるから、これでがーっと切ってしまうのだ。

「切った後も元の標本がどのようなものかわかるように切り出す前にしっかりレプリカをとっておきます。そして、観察用に薄片にする作業ですね。岩石カッターで切り出した部分をよく研磨してスライドガラスにはり付けて、さらにスライドガラスに張り付けた化石を薄くもう一度切断します。それでも、厚さはある程度残ってしまうので、それを今度は完全に削って60マイクロメートル、0.06ミリくらいまで薄くするんです」

 0.06ミリの薄片!

「大きな骨の薄片を作るときには気をつかいますね。均等に削らないと、片減りっていうんですけど、厚さが均等にならず、偏ってしまう。そこに技術の差が出ます。また、回転させながら削りますが、何かの拍子に、スライドガラスがパチーンと飛ぶんで、スライドガラスの縁で指をきってけがをする可能性もありますし、それよりも、ガラスが割れてスライドガラスにヒビが入って、サンプルがダメになってしまうこともあるんです。ただ、基本的には地学を学んだ人なら、実習でやることですから練習すれば出来るでしょうし、極端に難しい技術というわけでもないんです。実はぼくは、そんなに上手い方じゃないんですけどね」

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

明日に続く・・・・・

【参考資料】 : ステゴサウルス(2/8)

Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω

驚くべき特徴:草食恐竜ながら強力な武器を持つ理由

ステゴサウルスは草食恐竜でありながら、その身体には驚くべき武器が備わっています。ここでは、ステゴサウルスが持つ強力な武器とその理由について解説します。

尾の棘

ステゴサウルスの尾の先には4本の鋭い棘があります。これらの棘は、長さが最大で1メートルにも達することがあり、敵に対する強力な武器として機能していました。尾を振ることで、捕食者に対して攻撃を行うことができたのです。この尾の棘は、「thagomizer(サゴマイザー)」と呼ばれることもあります。

プレート

ステゴサウルスの背中に並ぶプレートは、その最大の特徴でありながら、防御や体温調節に役立っていたと考えられています。プレートは皮膚と密接につながっており、血管が通っていたことから、体温を上げるために日光を浴びる際に役立っていたとされています。また、プレートが大きく立派であることで、敵から身を守る役割も果たしていたとされています。

強力な武器を持つ理由

草食恐竜であるステゴサウルスが、これほど強力な武器を持っていた理由は、捕食者から身を守るためです。ジュラ紀後期には、アロサウルスやケラトサウルスなどの大型肉食恐竜が生息していました。これらの肉食恐竜から身を守るため、ステゴサウルスは強力な武器を持つことで生存競争に勝ち残ることができたのです。

以上のように、ステゴサウルスは草食恐竜ながら、強力な武器を持つことで捕食者から身を守り、独自の生態を築いていました。次の項目では、ステゴサウルスの特徴的なプレートについて詳しく解説していきます。

プレートの謎:ステゴサウルスの特徴的なボディパーツの秘密

ステゴサウルスの背中に並ぶプレートは、その独特の姿から非常に興味深い部位です。しかし、これらのプレートの機能や成り立ちには謎が多く、研究者たちもまだ完全に解明できていません。ここでは、ステゴサウルスのプレートにまつわる謎と現在の研究状況について解説します。

プレートの機能

ステゴサウルスのプレートの主な機能については、これまでにも触れましたが、体温調節や防御の役割があったとされています。しかし、これらの機能以外にも、プレートが他の個体とのコミュニケーションや求愛行動に関与していた可能性もあります。例えば、プレートの大きさや形状が個体識別や繁殖相手の選択に役立っていたと考えられています。

プレートの成り立ち

ステゴサウルスのプレートは、皮膚の下にある骨の突起が成長してできたと考えられています。プレートは、外部に露出した骨質の構造であり、表面には皮膚が覆っていました。プレートの内部には血管が通っており、これが体温調節に関与していたとされています。

プレートの形状と配置

ステゴサウルスのプレートは、個体によって形状や大きさが異なります。また、プレートの配置についても、これまでの化石の発見からはっきりとした答えが得られていません。従来は、プレートが一列に並んでいるとされていましたが、最近の研究では、プレートが二列に並んでいた可能性が示唆されています。

以上のように、ステゴサウルスのプレートにはまだ解明されていない謎が多く残されています。今後の研究によって、これらの謎が解き明かされることで、ステゴサウルスの生態や進化の過程についてより深く理解できるようになるでしょう。次の項目では、ステゴサウルスの知られざる生態や行動について、現在の研究から推測される情報をお伝えします。

・・・・・つづく

https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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森のなかえ

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