☆ 針供養(関西地方。関東では2月8日) 江戸っ子は事あるごとに太閤さんとハリりあうねぇ。 &so 政界や経済界界隈でも御歳暮やクリスマスプレゼント名目の賄賂が行き交う時節柄なのか、本日は国際腐敗防止デーでもある。 ☆ 北海道のはるか山深い開拓村で、くまモンが大暴れして7人ばかりペロリと平らげる(1915年)。ゆるキャラだからって油断してはいけない!! ☆ ビートたけしとゆかいな仲間たちが文京区音羽の講談社/で何時も通りのパフォーマンス。何時も通りだったことから、一同おまわりさんのお世話になったとさ(1986年=フライデー襲撃事件)。
本日記載附録(ブログ)
何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石
貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある
そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている
= 大阪市立自然史博物館の林昭次 /01 =
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第1回 貴重な恐竜化石をぶった切る/林昭次 =1/2=
恐竜の化石は貴重なものだ。何千万年、何億年もの前の地層から掘り出されたもので稀少だ。全身を再現できる保存状態のよいものなど、何体も出てくる方が珍しい。
もしも、ピンとこない人がいるなら、それは、国内外を問わず、自然史博物館で、ティラノサウルスやアロサウルスなどの派手な肉食恐竜や、ブラキオサウルスやアパトサウルスなど巨大なカミナリ竜の化石が展示されているからかもしれない。少なくとも各地の博物館に展示できる程度には、標本があるのではないか、と。
しかし、大抵の場合、そういった化石は、レプリカ(複製模型)だ。保存状態のよい標本を組み立てた博物館が、ほかの博物館にもレプリカを提供することが多い。
例えば、今回訪ねた大阪市立自然史博物館にある立派なステゴサウルスの展示骨格。これも、やはりレプリカで、本物はニューヨークのアメリカ自然史博物館にある。日本の研究・展示施設が持っている「本物」のステゴサウルスの骨格化石は、国立科学博物館の一体のみだ。やや小ぶりで、骨がまだ十分に発達しきっていないので、亜成体だと言われている。
レプリカではない「本物」の化石は、学術的にとても貴重だと強調して強調しすぎることはない。そういえば、世界で一番有名なティラノサウルスの化石「スー」は、オークションにかけられ約10億円もの高値で競り落とされた。ここまでくると、学術的な意味だけでなく、金銭的な価値も途方ないものになる。
かくも貴重なものであるがゆえに、大切に扱わねばならない。傷つけるなどもっての他である。
そのように考えるのが、普通であろう。
しかし、よりによって、その恐竜化石を、片っ端から切り刻んでいる研究者がいる。
大阪市立自然史博物館の林昭次学芸員(古脊椎動物担当)だ。
大学院生時代に日本で唯一のステゴサウルス骨格、国立科学博物館の標本を切ったのを皮切りに(骨切りに?)、世界中の剣竜(ステゴサウルスの仲間)を中心に切って切って切りまくってきた。もう暴れん坊もいいところだ。
もちろん、「切る」ことに意味があるから、許可が下りる。そして、実際に林さんは、ステゴサウルスをめぐる長年の論争に決定的な回答を導くところまでこぎ着けた。
修士課程時代に、国立科学博物館の真鍋真研究室で学び、化石を切って研究する方法に出会った。大学院の博士課程は、北海道大学総合博物館の小林快次准教授の指導を受けた。ともに日本恐竜学を代表する研究者だ。さらに、博士研究員(ポスドク)時代にはドイツ・ボン大学にわたって「ぶった切る」研究の世界的リーダーの1人であるマーティン・サンダー博士に師事した。
そして、今、大阪から恐竜研究に新しい波を起こしつつある。
明日に続く・・・・・
【参考資料】 : 島に生息する哺乳類の長寿化の過程を解明(1/2)
Ω・Ω―恐竜研究の手法を応用―林 昭次 ; 2023/05/23 Ω・Ω
発表のポイント
◆捕食者がいない島に長期間隔離されるほど、大人になるまでの期間が長くなり、長寿になることが明らかになりました。
◆400年という生物の進化から考えると短期間の隔離でも成長・性成熟期の遅延は起きることが示され、成長の遅延が起きる島嶼動物は、外部から捕食者が侵入すると絶滅する可能性が高いことが分かりました。
◆恐竜研究の手法を用いることで、生態観察が難しい野生動物でも骨から成長様式や寿命が解析できると期待されます。
発表概要
東京大学大学院新領域創成科学研究科の久保麦野講師と岡山理科大学生物地球学部の林昭次准教授を中心とした日本とスイスの研究チームは、日本各地の野生および絶滅したシカ類の成長や死亡年齢を比較することで、捕食者がいない島に生息した期間に応じて、陸上動物の成長様式がどのように変化し、長生きしたかについて、世界で初めて明らかにしました。
これまで、野外での生態調査だけでは、寿命が長い動物の一生を観察し続けることや多くの個体を観察することへの限界がありました。本研究では、恐竜研究で用いられているボーンヒストロジーという、骨を切断し、骨の組織から成長様式を推定する手法を適用することで、博物館に収蔵されている野生動物の死亡個体標本からも成長様式を推定することができました。
今後、島に生息する小型哺乳類についても同様の分析を行うことで、島での進化の一般性について明らかにできると期待できます。
この成果は、日本時間で5月22日23時にFrontiers in Earth Scienceに掲載されました
発表内容
〈研究の背景〉
島嶼では、大きい動物が小型化し、小さい動物が大型化するという「島のルール」(島嶼化、注1)と呼ばれる進化の法則が知られています。沖縄や屋久島などの離島に生息する大型哺乳類も、体が小型化しています。また体の大きさ以外にも、本土や大陸の同じ種類の集団にない独自の特徴を持っていることも分かっています。これらの変化は、食べ物が限られる、天敵がいないなど、島特有の環境が影響していると考えられています。しかし、島に住むすべての動物たちがこのような変化を起こすわけではなく、変化の過程や期間などは明らかではありませんでした。
〈研究手法〉
恐竜研究の手法を野生動物の生態解明に応用
本研究チームは、本土から離島までの複数の島に生息する日本の現生・絶滅シカ類を対象に、その成長様式と寿命を比較しました。
本研究では、ケラマジカなど天然記念物に指定されている希少な野生動物も対象に研究を行いました。従来の研究の問題点として、野外での生態調査だけでは、寿命が長い動物の一生を観察し続けることや多くの個体を観察することへの限界がありました。そこで、本研究では恐竜研究で用いられているボーンヒストロジーという、骨を切断し、骨の組織から成長様式を推定する手法を適用しました。これにより、博物館に収蔵されている野生動物の死亡個体標本からも成長様式を推定することが可能となり、化石・野生種の生活史推定をより多くの個体で行うことができました。
・・・・・つづく
https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==
⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡ ⬢ ⬡
=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
前節へ移行 : https://blog.goo.ne.jp/bothukemon/e/538f1c11162ea94f0e81ad2d93493736
後節へ移行 : https://blog.goo.ne.jp/ 学611/e/xxx
----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【浪漫孤鴻;時事自講】 :http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/
【壺公夢想;如水総覧】 :https://thubokou.wordpress.com/
================================================
森のなかえ
================================================