☆ 埼玉県の山奥で百姓やら侠客やらが、暴利の棒引きをさせて貰うため天長様に逆らい始める(1884年=秩父事件)。 ☆ 三菱がロックフェラーの口車に乗せられ、ニューヨークのアトラス像があるとこの超高層ビルを高値掴みで買収(1989年)。結局、その後のバブル崩壊で叩き売りする破目に。 ☆ 任天堂、ファミコンが壊れないことが立証され全てのサポートが不要となった為、その打ち切りを発表(2007年)。 目を移せば、エクストリーム・ハロウィンの日。お菓子かイタズラか?を巡って、する側もされる側も戦々恐々。
本日記載附録(ブログ)
日本にもゾウやサイなど、アフリカ並みの巨大野生動物が暮らしていた
地質学的には「少し前」までの話である
国立科学博物館で開かた特別展「太古の哺乳類展」
この企画を担当したのが冨田幸光地学研究部部長
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
冨田幸光地学研究部部長(11/14)
◇◆第5回 日本の巨獣はなぜ消えた? =2/3= ◆◇
「ただ、ネイティヴアメリカンの祖先がアジアからアラスカに渡ったのは、3万年ぐらい前。それは氷河時代の真っただ中なので、南に進めたのは、今から1万2000年ぐらい前なんです。南へ下ってきた人間がほんの少し来たからといって、1000年後の1万1000年前にすぐに狩り尽くすっていうことは不可能ではないかっていう疑問が出てきます」
「さらにユーラシア大陸との比較です。新世界で大型動物が70%絶滅したのに、旧世界では20~30%なんです。ユーラシア大陸では、人間と大型動物はずっと前から共存してきてて、お互いに相手がどれぐらい怖いのか、あるいは人間側から見れば、どれだけ殺したら絶滅してしまうのかっていうのは感覚的にわかっていたので、狩り尽くすなんてことはなかった。むしろ、環境変動の方が大きかったのでは、と言われます。アメリカ大陸での絶滅が人間のせいだとしたら、人間たちが食料のためだけに殺したんではなくて、狩りをすること自体をエンジョイしちゃったんじゃないかって話まで出てきます」
ここまで来ると、かなり「解釈」の問題も入ってくる。
結局、よく議論されるアメリカ大陸の大量絶滅について、環境変動か人為的なものか、というのははっきり分からない、というのが現状のようだ。狩猟圧の影響は大きかったかもしれないし、それほどでもなかったかもしれない。「人か環境か」という問いの立て方自体が、適切でない可能性もある。直接見ることができない過去のことを議論しているわけで、環境変動、人による影響、あるいはその他の要因がどれだけ効いたのか、出来るだけ定量的に語れる指標を見つけつつ、これからも議論されていくだろう。
さて、ここまでが、1万年から2万年前にあった哺乳類の大量絶滅の概観。
では、日本ではどうなのか。
実は、こと「日本の大量絶滅」については、もう少し単純に説明できるのでは、というのが冨田さんの立場だ。
「日本で今まで化石の年代を調べるのは結構難しくて、特にアメリカでやってるような1万1000年とか、1万500年とかっていう、そういうレベルの正確な年代って測定されてこなかったんです。予算的な問題、それから良いサンプルがないと正しい答えがでないという問題。でも、いろんな人が試みてはいて、その最新の成果が2012年に論文にまとめられました。首都大学東京の岩瀬彬先生(現在は明治大学)たちの研究です。その結果を元に考えると、実は日本の大型動物の絶滅っていうのは2つのフェーズがあったという話になるんです」
2つのフェーズというのは、別々の時期に別の理由で絶滅した2群の動物がいるということだ。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : 巨獣はなぜ消えた?(1/4)
Ω かつてオーストラリアに生息した大型動物の多くが、数万年前に姿を消した。!!
絶滅の原因は氷河期の到来か? それとも人間か?? Ω
オーストラリア南部の都市アデレードから南極海に向かって車を走らせること4時間。見えてきたのは、一面のブドウ畑だった。
ワインの産地として知られる美しい田園地帯だが、油断は禁物。ブドウの木々が育つ赤土の下には「ナラコート洞窟(どうくつ)」と呼ばれる洞窟群が分布し、地表のいたるところに、暗黒の地底につながる深い「落とし穴」があるからだ。ここは世界遺産にも指定された観光名所だが、夜になるとカンガルーが穴に落ちて死ぬことが多い危険な場所でもある。
1969年のある日、ロッド・ウェルズという化石ハンターの青年が、5、6人の仲間とともにナラコートの洞窟群の一つ、ビクトリア洞窟の探検にやってきた。階段や手すり、照明も完備した昔からの観光スポットだ。だがウェルズたちは観光客が立ち入らない区域に忍びこみ、狭くて真っ暗な横穴を手探りで進んだ。
土砂のすきまから、風がかすかに吹きこむ。先には大きな空間が広がっているはずだ、とウェルズは考えた。そして仲間の一人と腹ばいになって進んでいくと、やがて広々とした空間に出た。地面は赤土に覆われているが、何か様子がおかしい。奇妙な形のものが散乱している。しばらくしてウェルズは、それが大量の骨であることに気づいた。そこは、落とし穴にはまった数々の動物たちの“墓場”だったのだ。
現在ビクトリア化石洞窟と呼ばれるこの洞窟には、およそ4万5000頭の動物の骨が眠っている。これらは、更新世(260万~1万年前)のある時期にオーストラリア大陸を闊歩(かっぽ)し、絶滅した大型動物で、最古級の骨のなかには、オーストラリアに現存する動物よりもはるかに大きい動物のものもある。
これまでオーストラリア各地では、ヒョウほどの大きさの肉食動物ティラコレオ(フクロライオン)、サイ並みの大きさがある有袋類ディプロトドン、体高2メートルのカンガルー、大型のヘビや飛べない巨鳥の化石が見つかっている。ほかにも、バクに似た動物や、体長6メートルのオオトカゲがいたことも確認されている。
つづく・・・・・
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