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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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空から観測する地球の降水/ 沖 理子(01/mn)_学究達=557

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年10月01日<ⰧⰊⰧ

◆ 中国・北京は天安門にて、毛沢東が中国の支配者であることを内外に宣言(1949年)。……翌年の1950年 - 毛沢東暗殺陰謀事件発生は公然の㊙。 ◆ 五輪目当てで東海道新幹線が開業(1964年)。&so、その丁度33年後には、五輪目当てで北陸新幹線が長野経由で開業(1997年)。二匹目のドジョウが当たると思ったのだろうか? ◆ 恐怖の消費税の税率がついに2ケタに。しかし一部の商品やサービスは税率が据え置かれて、消費者ばかりか売り手も経理担当者もフリーランスも右を左の大騒ぎ(2019年)。

本日記載附録(ブログ)

宇宙から観測する地表付近に起伏する雨や雲を見てみたい

より綿密正確な天気を予報、防災の役に立っ観測が出来るはないか

地球規模で高精度の観測ができる「GPM主衛星」での研究をスタートさせ

2022年にNASAから名誉な「Exceptional Public Service Medal」が授与される

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

地球観測研究センター主幹研究員;研究領域リーダ・沖 理子=01/mn) 

◇◆第1回 宇宙から雨雲を3Dスキャン! =1/3= ◆◇

地球は水の惑星だ。

 梅雨のある日本では、毎年、6月、7月になると、日々、雨に打たれつつ、「水の惑星」を実感することができる。本当に、雨のよく降る星だなあ、と。まあ、ほかの地域では、乾燥しているところもたくさんあるわけだが、体感として。

 さて、雨が降るとき、我々は、水が地球レベルで循環するのを目の当たりにしている。

 また、雨に至らずとも、雲は、空に浮かぶ水の塊だ。

 しかし、我々の目は地面近くにあって、自分の頬にふりかかる雨や、見える範囲の雲のことしか感知できない。

 では、地上を離れて、宇宙から大気圏を見下ろせばどうか。

 天気予報の時などによく使われる静止衛星(地上3万6000キロメートル)からの写真は、とても役に立つ。日本列島やその周辺の大ざっぱな雲の様子を把握できる。でも、ちょっと遠すぎて、細かい点がわかりにくい。

 ならば、もっと地表に近づいて、せいぜい数百キロメートルの低軌道に観測衛星を置いたらどうなるだろう。

 大きなメリットがある。

 その距離だと、電波を発して、大気中の水滴からの跳ね返りを観測する、いわゆる気象レーダーを使うことができるのだ。気象レーダー自体は地上にたくさんあるけれど、低軌道からのレーダーは現時点で2台だけだ。それらを使うと、静止軌道と比べて水平分解能が細かく観測でき、雲や降水、降雪の立体構造を把握しやすくなる。

 その威力は、雨雲をスキャンして、内部構造までつぶさに明らかにできる水準。「雨雲スキャンレーダー」などと呼ばれる所以だ。

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 :  地球観測研究センター長/ NASA Administrators Agency

Ω・ 沖 理子/Honor Awardsの日本人初受賞について  ・Ω

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の沖 理子博士(第一宇宙技術部門・地球観測研究センター長)に、「2022年のNASA Administrators Agency Honor Awards」として、「Exceptional Public Service Medal」が授与され、2023年7月11日に在日米国大使館において授賞式が行われました。

「Exceptional Public Service Medal」は、NASAが実施するミッションに対して、優れた業績を収めた個人に贈られるものです。沖 理子博士は、日米の共同ミッションである「TRMM(熱帯降雨観測衛星)」の研究担当を務め、続く「GPM(全球降水観測)計画及び主衛星」を立ち上げ、またTRMM及びGPMの日本側のプログラムサイエンティストとして降水観測に関する研究に携わるなど、長年にわたり日米の衛星による降水観測協力を主導してきました。

TRMM、GPM主衛星に搭載したJAXAの降水レーダは、雨の三次元構造を高精度で観測することができ、世界中の降水状況を準リアルタイムに降水推定する衛星全球降水マップGSMaPの実現につながりました。GSMaPはアジア太平洋など世界各国で活用されています。さらに、NASAが計画している次世代の地球観測ミッションであるAOS(Atmosphere Observing System)への参加を前提とした降水レーダ衛星(PMM)が計画され、その開発を着実に進めるためにJAXAはプロジェクトを発足させるなど、今後も地球観測分野での日米協力を継続的かつ発展的に進めていくことが期待されています。

本賞を受賞するNASA職員や米国関係者向けの授賞式は、2023年4月26日に米国のNASAにおいて行われましたが、沖 理子博士への授与はNASA地球科学部幹部が来日する機会にあわせて、在日米国大使館で特別に授賞式が執り行われました。授賞式では、Raymond F. Greene首席公使の立会いのもと、Karen St. Germain地球科学部長(NASA)から賞状とメダルが渡されました。

沖 理子博士は、この栄誉ある賞を受ける初めての日本人となりました。沖 理子博士は授賞式において、これまで協力してきた日米の研究者、技術者などの名前を挙げ、「この受賞を仲間たちと分かちあいたい。そして、若手研究者に今後活躍してほしい」と述べました。 Greene首席公使は、「日本人の受賞は彼女が初めてだが、これが最後にはならないと確信している」とのコメントを寄せています。
https://twitter.com/usembassytokyo/status/1678977774667677698

  ・・・・・・続く

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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森のなかえ

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