ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年09月09日<ⰧⰊⰧ ◆ とあるリア充が自分の連れ合いに飽き飽きしたので、偶然乗り合わせていた飛行機の乗客22人と一緒に爆発させる(1949年=カナディアン航空機爆破事件)。 ◆ 競輪場で大穴が出たことからエキサイトしたおっさん連中が大暴れして、競輪場があった村を崩壊に追いやる(1950年=鳴尾事件)。 ◆ 1991年 - SMAPが『Can't Stop!! -LOVING-』をリリースしメジャーデビュー。
本日記載附録(ブログ)
日本からも200人以上が参加する素粒子物理研究の最前線
欧州原子核研究機構、通称CERN(セルン)、欧州21カ国の共同運営
ノーベル賞を受賞したヒッグス粒子発見の舞台である
スイスとフランスの国境地帯にあり、全周はなんと27キロ
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
CERN/セルン(04/mn)
◇◆第2回 物理学者を「救った」CERN計画 =1/3= ◆◇
CERNのLHC加速器には、ATLAS、ALICE、CMS、LHCbという名の主立った検出器がある。それぞれ、リング状のLHC加速器で光速近くに加速された陽子のビーム同士を正反対の方向からぶつけて、高エネルギー状態を観測する。それぞれの検出器には目的があり、その中で、ATLASとCMSは、ヒッグス粒子を発見した立役者だ。新粒子の発見などを主たる目的にした、エネルギーフロンティアの加速器実験の王道をいく検出器といえる。
日本からの研究者はATLASに多く関与しているため、本稿ではATLASについて重点的に述べたい。
ATLAS(A Toroidal LHC Apparatus、トロイダルLHC検出器。ドーナッツ型のコイルに電流を流して磁場を得るトロイダル磁石が使われるためにこの名前がついている)は、LHC加速器に繋げられる形で、地下100メートルに設置されている。全長44メートル、直径24メートル、7000トンの巨体だ。
ATLASの実験には、日本の研究者が主要メンバーとして多く参加してきた。その中でも、LHC加速器自体の建設から、ATLAS検出器の建設、運用、ヒッグス粒子の発見まで、一貫してかかわってきた存在として、近藤敬比古(こんどう たかひこ)・高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授がいる。近藤さんは、ATLAS実験の日本共同代表も務めた、いわばグループリーダーの1人だ。
近藤さんに、御自身と加速器実験とのなれそめや、20世紀から21世紀にかけてのエネルギーフロンティア計画について、含蓄のある話を伺うことが出来た。現在、エネルギーフロンティアを疾走するLHC加速器に至るまでの紆余曲折を自ら体現するかのような研究歴である。
「星を見るのが好きで東京大学の物理学科天文コースに入ったんですが、学部の3年や4年で物理コースの人達と一緒に、量子力学や相対性理論を習うんです。天文台で星を観測するよりも、もうちょっと原理的なものに興味を持ちまして、それで、宇宙線をやりたいなと思い、のちにカミオカンデでニュートリノを見つける小柴昌俊先生がおられた宇宙線研究室に入ったんです。まあ、子供の頃からラジオ工作して、手で何か作るのが好きで、小柴先生の研究室も実験の装置を作って研究するところでしたから」
宇宙、天体、ラジオなどの電子・電気工作、といったことに、10代の頃、興味を持っていた人は多いはずで、ぼくもそのクチだから、一方的に親しみを感じてしまった。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考資料】 : ヒッグス粒子崩壊を確認(1/3)
Ω 物質の質量の起源を解明、三千人による研究結実、ボトムクォークへの崩壊をついに観察 Ω
物理学者たちは数十年前から、「神の素粒子」と呼ばれるヒッグス粒子を探してきた。宇宙を満たし、物質に質量を与えると考えられてきた粒子だ。ヒッグス粒子は2012年にようやく発見され、存在を予言した物理学者がノーベル賞を受賞した。そして今回、物理学者らがヒッグス粒子のボトムクォークへの崩壊を観察し、新たな洞察を得た。(参考記事:「「科学の大発見」はもうない?」)
この研究は、ヒッグス粒子の崩壊を予測していた理論素粒子物理学にとっても、数十年がかりで実験装置を建造した欧州原子核研究機構(CERN)にとっても、非常に大きな業績だ。8月24日付けで論文公開サイト「arXiv」に論文が発表され、同時に学術誌「Physics Letters B」に投稿された。
「自分たちの目で確認できるのか、確信はありませんでした」と、ATLAS共同実験グループの副報道官をつとめるCERNの物理学者アンドレアス・ヘッカー氏は打ち明ける。「多くの人が今回の成果に喜んでいますが、なかでもこの実験に長年携わってきた人々の感慨はひとしおです」
とは言うものの、ヒッグス粒子とは? ボトムクォークとは? 崩壊を確認できたことがなぜ重要? といった疑問を抱く人も多いだろう。順を追って説明していこう。
ヒッグス粒子とはなにか?
私たちの宇宙を構成する素粒子とその相互作用について、とてもよく説明できる「標準モデル」という理論がある。ヒッグス粒子はその鍵となる粒子だ。ただ、「ダークマター」や量子レベルでの重力の作用は説明できないが、それでも、すぐれた理論であることは確かである。(参考記事:「謎に満ちた 見えない宇宙」)
1960年代、物理学者のフランソワ・アングレール氏やピーター・ヒッグス氏らが、標準モデルをアップデートして、光子(光の粒子)などの素粒子が質量をもたず、ほかの素粒子が質量をもっている理由を説明した。彼らは、現在の宇宙はヒッグス場の中に浸っており、ヒッグス場と相互作用する素粒子には2種類があるという理論を提唱した。光子などの素粒子は、そこになにもないかのようにヒッグス場を通過する。対して、ほかの素粒子は、あたかも水飴の中のようにヒッグス場の中を移動する。その抵抗が素粒子に質量を与えるというのだ。
数十年におよぶヒッグス粒子探しの末、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の研究者たちは2012年にヒッグス粒子を発見したと発表し、アングレール氏とヒッグス氏は2013年にノーベル物理学賞を受賞した。ただし、厳密に言えば、この粒子が標準モデルのヒッグス粒子とまったく一致すると証明されたわけではない。そこで発見以来、物理学者たちは、ヒッグス粒子が理論どおりに振る舞うかどうか検証を続けている。(参考記事:「LHC再稼働、ヒッグス粒子の次は?」)
・・・・・・・・明日に続く
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https://youtu.be/hhrnZ79ab6o == 神の素粒子と呼ばれるヒッグス粒子のすべて==
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