◆ かつての千円札の顔だった日本初代の総理大臣が誕生(1841年)、奇しくも38年後には安重根義士も生を享け68年後に二人は刺客と標的として邂逅する皮肉なことに。 ◆ 大日本帝国が美しい国に屈服して解体され、北方領土がロシア領になってしまい、朝鮮半島は南北に分割され、台湾は国民党中国に譲渡。更に、ドサクサ紛れでフランス領だったベトナムが勝手に独立を宣言するカオスな一日(1945年=降伏文書(ポツダム宣言)に調印)。 ◆ モルドバの東側を流れる川沿いの地域ボス住民が、自分たちの富を搾取されるのを嫌がって民族自治を主張して独立(1990年=沿ドニエストル・モルドバ共和国)。
ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 = エクストリーム・謝罪 = ᙡᙢᙡ
エクストリーム・謝罪とは、プレイヤー自らが作成したストーリーに従って、他者に迷惑をかけ、でっちあげの会見でどのくらいの怒りや顰蹙(ひんしゅく)を買えるかを競うエクストリームスポーツ。全世界で行われている。「詫び」や「寂び」などの不必要な要素を排除してエクストリームスポーツ化された。
参加資格 : 企業であれば、一般的には所属企業を上場させ、株価の安定等で一般人に信頼感を与えれば参加資格を得る。たとえ上場しなくても、知名度等の一定基準を満たせば参加できる。国の省庁の場合は国会に法律を提出し、一般人の注目を受ければ参加できる。共産圏の企業は、当局の許可により参加資格を得る。
予選 : 例えば乳業メーカーなら細菌を混入させたり、自動車メーカーなら走行中にタイヤが外れたり急加速したり車体が燃えたりする設計にする、鉄道なら猛スピードで脱線させマンションを破壊する、化学工業企業なら海や川に重金属を垂れ流す、菓子メーカーならチョコレート菓子に蛾を入れる、
料亭なら消費期限を偽装し残飯を客に出す、電力会社なら発電所をメルトダウンさせて周辺の住民を長期にわたって避難に追いやる、焼き肉チェーン店であれば要加熱の肉をユッケにする、建設会社であればマンションに使う杭の長さをわざと短くする、企業であれば社員を過労で自殺させる、スマートフォンメーカーであればスマホを発火させてやけどを負わせる、惣菜屋であれば、食中毒を起こさせて3歳児を死亡させる、製鉄会社なら強度データを改ざんするなどの演技を損害点に換算して競う。
決勝ラウンド : いよいよ決勝ラウンド!ここではでっちあげの謝罪会見を行い、一般世論をどの位怒らせる事ができるかを競う。自分のしでかしたことを棚に上げる、あるいは開き直るなど難易度の高いものほど得点が高い。ミスの処理を長引かせるのはもはや定石である。不都合な事実は隠蔽か、小出しに発表すれば得点が高く出る。トップは出来る限り責任を取らず逃げ回る、責任者の大胆な処分は行わない、などのテクニックもある。
あえて「聞いてない」と裸の王様ぶりを見せる、「申し訳ありません」と内心ほくそ笑んだまま幹部総出でカメラの前で頭を下げ、「ブザマね」と思わせるテクニックもある。好成績が期待できる場合、最終決戦へ進出する意思表示として、「そのような報告は聞いていない」、「事実だとすれば大変だ」、「徹底調査する」と宣言することが競技におけるマナーとなっている。謝罪した時期に開催される入社式や株主総会でのマスコミへの露出度もポイントに加算される。
こうして予選から積み上げられた合計ポイントの上位3社が最終決戦に進出できる。
最終決戦[ : 謝罪王のタイトルをかけた最終章。これまでの最終ラウンドのルールは、倒産50点、解散40点、上場廃止30点、1,000人以上のリストラ20点で得点を競う形となっており、一見倒産が優勝者に見えるが、ライバル企業に吸収される35点、ハゲタカファンドに買収される30点、経営者が逮捕される25点(マネーの力で保釈できれば10点、不起訴処分になれば5点をそれぞれ加算)、関係者が自殺20点といった合わせ技での得点もあるので、目が離せない。詳細な得点計算については、各界の大物から選ばれた「謝罪審議委員会」による慎重な話し合いにより決定される。
なお2008年大会以降はユーザーによる投票で優勝を決定していて、最も得票数の多かった者が優勝となる。最終的な結果は、ご存じの通り東スポや夕刊フジで発表される。
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