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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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=今日の足跡が記録帖 &幕間の狂言_◎ 06月10日(土曜日)=

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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★

◆ 日本書紀の天智天皇10年(671年)の事績に曰く『弧を描きながらちょろちょろ流れる液体を動力とした時計が動き始め、決まった時間に鐘や太鼓を鳴らす』。よって、本日は時の記念日。入梅でもある。 ◆ シンシナティ・レッズのジョー・ナックスホールがメジャーデビュー。15歳10ケ月11日のメジャーリーグ史上最年少記録(1944年)。 ◆ 『君の名は』の舞台となった川を埋め立てて、屋上を道路にしたビルが出来る(1959年)。東京都の何処の区に存在するかはお察し下さい。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  君は牛を二頭持っている  = ᙡᙢᙡ

「君は牛を二頭持っている(You have two cows)」とは、全事象を解き明かす究極の哲学である。 この意はインターネットにおける研究活動に大きく拠るものであるものの、主に欧米語圏で、一連の政治的ジョークの始まりによく用いられる定型文である。なお、蛇足ながら、ここで言う牛(cow)とは雌の乳牛のことである。

長い歴史を通して、数学界では牛二頭所有問題の定理が次々に発見され続けてきた。 この分野で現在までに発見された定理は45892篇に上り、1972年にノストラダムスによって個々に証明されている。この定理は経済学の入門教材でよく用いられている。 例に端を発すれば、それは通貨のない社会で隣人と畜産物を交換して暮らしている農夫の喩え話で、次の文章から始まる。

• 「君は牛を二頭持っている。そして鶏を欲しがっている。であるならば、鶏を持ち牛を1頭欲しがっている他の農夫を君は探し始め、経済活動が始まった。 ("You have two cows; you want chickens; you set out to find another farmer who has chickens and wants a cow".)」

 

因みに、関連する分野に、牛三頭の所有に係わる定理を見出す問題があるが、こちらの方ははるかに困難であることが知られている。同様に無限の数の定理が存在すると予想されているものの、証明はされていない。

この公理(哲学的)はジョーク的表現としては、それらの制度の欠点や理不尽さを指摘することを目的としているが、言い換えればそれら欠点や理不尽さを皮肉っているものとも言える。 この類のジョークは、1994年という早い時期から既にアメリカの学者の間で話題になっていた。その年の『ザ・モダン・ランゲージ・ジャーナル(The Modern Language Journal)』の記事では例として下記を取り上げている。

◎ 社会主義 / 君は牛を二頭持っている。だから隣の人に一頭あげよう。(You have two cows. You give one to your neighbor.)  ◎ 共産主義 / 君は牛を二頭持っている。だからその牛を政府に提供した後に、君は政府から牛乳を配給してもらえる。(You have two cows. You give them to the Government, and the Government then gives you some milk.)  ◎ 資本主義 / 君は牛を二頭持っている。だからその二頭の雌牛のうち一頭を売って、雄牛を買おう。(You have two cows. You sell one and buy a bull.)  ◎ 国家社会主義 / 君は牛を二頭持っている。だから政府は君を撃ち殺し、その牛を持ち去っていく。(You have two cows. The Government shoots you and takes the cows.)

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