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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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大統領ルーズベルトの決断1/3 ; 歴史深層(012)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年08月22日<ⰧⰊⰧ

☆★ 千島列島全部が日本の領土になる(1875年=樺太・千島交換条約批准)が、現在ではそのうち日本に近いほんの一部分さえも相手に実効支配を許している有様。☆★ 世界の美術館に飾られている名画にとっての厄日。謎の微笑みをたたえた婦人(1911年=「モナ・リザ」が盗難)も絶叫するおっさんや磔された女(2004年=「叫び」と「マドンナ」が盗まれる)もこの日にご難。☆★ アメリカの空襲に心配する必要が無くなったため、日本に於ける地球大気の情報公開が再開される(1945年=天気予報のラジオ放送復活)。

本日記載附録(ブログ)

ニューディール政策と第二次世界大戦への参戦は世界恐慌のどん底からアメリカ合衆国を救う

ラジオを通じて国民との対話「炉辺談話」を重視し、重度の身体障害を持った大統領

アメリカ政治史上で唯一4選るが、第二次世界大戦の終結とその勝利を目前にした死であった

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

「枢軸国との和平交渉を拒絶し、無条件降伏を唯一の戦争終結とする。」と表明…

◇◆ どん底の世界恐慌に立ち向かった、大統領ルーズベルトの決断 =1/3= ◆◇

 1932年11月の大統領選挙に向けて、民主党候補に指名されたフランクリン・D・ルーズベルトは、指名受諾演説で「ニューディール(新規まき直し)」という言葉を使った。この表現を特に強調したわけでもなければ、この表現に言外の意味を込める明確な意図もなかった。しかし、演説の数日後に新聞各紙がこの言葉を掲載し、いつしか、1930年代初頭に世界恐慌が経済や社会にもたらした壊滅的事態を収拾しようとしたアメリカの政策そのものを表すようになった。

 この選挙戦でルーズベルトは、大統領に選ばれたら何をするつもりか具体的に明言しないばかりか、矛盾する声明を出すことさえあった。あるときは公共支出の削減を約束したかと思えば、その次には、雇用を増やすための大規模プログラムへの資金提供を約束する、といった具合である。

 実際、ルーズベルトは何を語ったにせよ勝てる状況だったかもしれない。当時の大統領ハーバート・フーバーは、1929年10月のウォール街大暴落と世界恐慌の直前までアメリカが好景気を享受していたのは自分の手柄だ、といち早く主張していた。また、この不況の責任の矛先を自分以外のあらゆるもの、あらゆる人に向けようと必死だった。そのような人物が、景気回復の舵取り役に適任だという印象を与えることは、ほとんどなかったのである。

    アメリカ国民のためのニューディールを、私は皆さんにお約束し、私自身に誓います。ここにお集まりの皆さん、能力と勇気の新しい秩序の唱道者となりましょう。これは単なる政治運動ではありません。闘いへの参加の呼びかけです。票を獲得するためだけでなく、アメリカを国民の手に取り戻すこの聖戦に勝つために、どうか皆さんの力をお貸しください。

   ─フランクリン・D・ルーズベルトが1932年7月2日におこなった、民主党の大統領候補指名の受諾演説より

 圧倒的勝利
 ルーズベルトは大統領選で圧勝を果たした。1932年11月の選挙から1933年3月の就任式までの数カ月は、新政権のメンバーを任命したり、ルーズベルトと連携して世界恐慌に取り組む道を探っていたフーバーをやり過ごすことに費やした。そして、のちに「ブレーントラスト」と呼ばれる顧問団を結成し、独自の計画を練った。

 しかし、ルーズベルトがこの時期にも、選挙戦の間もおこなわなかったことが1つある。それは、必然的に何が起こるかを明言することだ。彼は就任演説でも多くを述べなかった。ただ世界恐慌を招いた銀行家や資本家の無責任と腐敗を非難し、あの有名な言葉「われわれが恐れるべきものはただ1つ、恐れそのものだ」を言った。

 ルーズベルト自身どうすればよいのかわからないのではないかといぶかる人も多かったが、就任演説で明言した通り、語るだけの時間は終わりを告げた。「ニューディール」の中身がなんであれ、大きな決断をし、実行に移すときが来たのである。

 世界恐慌の始まりに関する解説は、解説しようとする経済学者の数だけ存在する。それは、2008年に起こった金融危機の状況に似ている。経済学者は、それぞれ独自の見解に沿った結論に達することが多いので、起こったことについての認識は、私たちのそれと大差ないように思われる。

 当時の経済学者のなかには、国による経済への大幅介入を支持する者もいる一方で、それとは真逆の対応を求める者もいた。つまり公共支出を削減し、経済における政府の役割を減じて、市場の自律に委ねよという主張だ。もし、世界恐慌への取り組み方について合意がほとんどなされていなかったなら、その結果は誰の目にも明らかだった。

・・・ 明日に続く・・・・・

⨁⨂参考資料: ルーズベルト大統領の実話 (1/3) ⨂⨁

フランクリン・ルーズベルトにまつわる逸話!アメリカ経済を回復させた大統領
アメリカ合衆国の第32代大統領で、「善隣外交」や「ニューディール政策」で知られるフランクリン・ルーズベルト。彼の大統領就任中には表に出ることのなかった歴史的事実や私生活について、いろいろな側面から紹介。

アメリカ合衆国第32代大統領、フランクリン・ルーズベルト
フランクリン・ルーズベルトは、アメリカ合衆国の第32代大統領で、第26代大統領のセオドア・ルーズベルトとは従兄の関係に当たります。アメリカ史上唯一4選を果たした人物であり、秘密結社「フリーメイソン」の会員でもありました。

彼は1882年1月30日、ニューヨーク州北部のハイドパークの裕福な家庭で生まれ、高度な教育を受けました。1904年にハーバード大学を卒業した後、法律を学ぶためコロンビア大学のロースクールのに入学、1908年に卒業しています。

その後は何年か法律事務所で働いた後、1910年の州議会議員選挙に州上院に出馬。1911年に議員に就任しました。上院議員を2年ほど務めた後は海軍次官、ニューヨーク州知事を務め、1933年に大統領選挙に当選します。

大統領就任後は世界恐慌の対策として「ニューディール政策」で景気回復を図り、共産国家であったソビエト連邦を国家として承認するなどの「善隣外交」を行いました。

大統領を4期も務め、「偉大な大統領歴代2位」に選ばれるほど評価されている一方、第2次世界大戦を引き起こした張本人として批判されることも多く、非常に評価の分かれる人物でもあります。

戦時中にアメリカのリーダーとして引っぱって来た彼ですが、1945年に開かれたヤルタ会談の直後、戦争終結を見ることなく病死し、11年の大統領生活とその63年の人生に幕を下ろすこととなりました。 

 フランクリン・ルーズベルトの逸話7選!

1:読書の趣味が偏っていた
昔からルーズベルト自身や彼を知る人物が認めるほど、経済学や歴史といった学術系の読み物にはほとんど興味がなく、海軍関連書物や推理小説を好んで読みました。また趣味として、切手集めにも夢中だったそうです。

2:スターリンと仲がよかった
ルーズベルトは、ソ連のヨシフ・スターリンのことを「友人」だと公言したことがあり、当時大統領顧問であったホプキンズも、2人のことを親友同士であると発言したことがあります。ただ、スターリンによる独裁政治や、ソ連周辺の国の侵略を黙認していたことが、彼への批判にも繋がっています。

3:病弱な体質だった
難産の末生まれ、幼少期には鼻炎、麻疹、おたふく風邪、蕁麻疹など、多くの病を患いました。また、その頃にドイツで施された温泉療法で体調を改善して以来、温泉水には長生きできる効果があると信じ、体質改善を期待するようになったそうです。
しかし、成人してからは小児麻痺にかかり、その後遺症で自力で歩くことすらままならくなってしまいました。車椅子での生活を余儀なくされましたが、国民にはできる限り車椅子姿を見せなかったといいます。 ・・・・・・明日に続く

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  = フランクリン・ルーズベルト 3-1  =

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=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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