◆ 愛新覚羅溥儀が僅か12日で清朝皇帝の防衛に失敗し、セコンドの張勲はオランダ大使館に逃げ出す(1917年)。 ◆ ミュージシャンの超過激イベントがエキサイトし過ぎて、大リーグの試合が中止に追い込まれる事態に(1979年=観衆がフィールドに乱入。第2試合が没収試合)。 ◆ もののけ姫封切り(1997年)。ジブリではワンマン宮崎もやっと引退かと希望が膨らむが、4年後に無理矢理つくらせた千と千尋の神隠しの大ヒットで更に12年も老体に鞭打つことに。
◎ ◎ 標高5000mに出現する季節限定の街 エベレスト =前節= ◎ ◎
- - -世界最高峰の登山シーズンを迎えた、ベースキャンプの生活 - - -
=National Geographic Journal Japan 〉ニュース〉旅&文化〉 ・・・・2019.05.20 / 文=Freddie Wilkinson/訳=高野夏美・・・・
https://youtu.be/CPFbqff1lQA
毎年春、世界各国の何百人もの登山家が、世界最高峰の登頂成功を願いつつエベレストへ向かう。しかし、その時間の大部分は斜面をよじ登ることよりも、ベースキャンプでの準備や休息、高度順応に割かれている。日常の家事と物資輸送、そしてときどき生死のドラマが起きるのが、ベースキャンプでの生活だ。
主なキャンプは2つ
エベレストの登頂ルートは主に2つある。それぞれにベースキャンプがあり、テント生活にも違った特色がある。チベット側の北稜は比較的アクセスしやすい。ベースキャンプまでずっと車で行くことができるのだ。北側からの登山の多くはネパールのカトマンズから出発し、車で国境を越えて中国に入り、山を目指す。
一方、ネパールからアクセスするサウスコルのルートは、普通は1週間かけてトレッキングしないと山の麓にたどり着けない。もっとも、ヘリコプターのおかげで、そうした難易度はかなり軽減されている。 どちらのキャンプも、氷河が作った2つの巨大な谷の中に作られている。北側のチベットベースキャンプはロンブク氷河末端に位置し、南側のネパールベースキャンプはクーンブ氷河の上にある。
キャンプ地は人体の限界
どちらのキャンプも標高5100~5300メートル台の地点に作られているのには、ちゃんと理由がある。およそ標高5500~5800メートルで人体は異常をきたし始め、長く生命を維持できない。ここより高いところで暮らそうとしてはいけない、ということだ。 したがってベースキャンプは登山者の本拠地となる。ここから、登山家たちは1回3~5日の日程で全力で山に挑み、ベースに戻ってきて、少し快適な空気の中で体を回復させる。
現地スタッフが支える活況
人気のエベレストブロガー、アラン・アーネット氏によると、ネパールの文化・観光・民間航空省が2019年春シーズンに発行したエベレスト登山許可証は375通。一方の北側には、144人の外国人登山者がいると伝えられている。単に登山許可証を持っていれば、ベースキャンプを拠点に山に登れるというわけではない。外国人はすべて、現地で認可された業者を通して登らなければならない。こうした業者が、ベースキャンプの宿泊、食事、基本的な手洗いの設備を提供している。(参考記事:「満員のエベレスト」) https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20130522/351479/
外国人登山者の3~4倍の人数に上るのが、やはりベースキャンプで生活する現地の働き手だ。山に登るのを仕事とするシェルパもいれば、ベースキャンプのスタッフもいる。料理人、食器洗い係、給仕、そしてチームの責任者が、全員でガイド付き登山客をサポートする。 彼らは、全員がシェルパ族というわけではないが、ほとんどがネパール人だ。この人たちがエンジンとなって、ベースキャンプの活況が維持されている。(参考記事:「悲しみのエベレスト」) https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141022/421119/
夕食のメニューは? 腹が減ってはいくさはできぬと言われるが、エベレストでも同じだ。ツアー会社は、できる限り最高の食事を提供しようと、膨大な努力と資源を投入する。ほとんどの商業登山では1日3度の食事を出そうと努めており、タンパク質、炭水化物、何らかの果物か野菜を摂れる。
米、パスタ、卵、果物や野菜の缶詰、チャパティと呼ばれる薄いパンといった基本的な食材が大部分だが、独創的なシェフなら、食事に飽きが来ないよう工夫するだろう。ヘリコプターや車、あるいはヤクで届けられる生鮮食品の定期輸送が大きく役立っている。
間食用に温かい飲み物、ドライフルーツ、そしてプリングルスもたっぷりある。 別の食事用テントでは、ネパール料理(ほぼ例外なく、ダルバートという炊いた米とレンズマメの伝統的なネパールのシチュー、それにお茶)を現地の労働者に出している。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
【参考記事】 =ジョージ・マロリー=
ジョージ・ハーバート・リー・マロリー(George Herbert Leigh Mallory 、1886年6月18日 - 1924年6月8日もしくは9日)は、イギリスの登山家。 1920年代にイギリスが国威発揚をかけた3度のエベレスト遠征隊に参加。1924年6月の第3次遠征において、マロリーはパートナーのアンドリュー・アーヴィンと共に頂上を目指したが、北東稜の上部、頂上付近で行方不明となった。
その最期は長年にわたって謎に包まれていたが、75年後の1999年5月1日、国際探索隊によって遺体が発見された。しかし、マロリーがエベレスト登頂を果たしたか否かは判明せず、未だに論議を呼んでいる。
「なぜ、あなたはエベレストに登りたかったのか?」と問われて「そこにエベレストがあるから(Because it's there.)」と答えたという逸話は有名であるが、日本語では、しばしば「そこに山があるから」と意訳されて流布している(後述「そこにエベレストがあるから」)。
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