◆ 好き勝手放題やっていたボニーとクライドが警察によって包囲された挙句、エクストリーム・死刑に(1934年)。英雄は不滅、銀幕に蘇る。 ◆ キスの日。日本の銀幕に初めてキスシーンが登場した(1946年=『はたちの青春』)ことから。おまけにこいぶみの日でもある。 ◆ 日本の高感度の地震計でわずかに観測される程度の地震に気がつかないまま遥か太平洋の向こうから巨大な波がやって来て、142名の死者を出す(1960年)。
◎ ◎ 苦しみの歴史に衝撃、アフリカ系米国人博物館 ◎ ◎
- - 奴隷、差別、迫害、黒人たちの歴史と文化物語る博物館に行ってみた - -
=National Geographic Journal Japan 〉 旅&文化〉 苦しみの歴史に衝撃、アフリカ系米国人博 〉 2016.10.04 /
文・写真=Ruddy Roye/訳=三枝小夜子
9月24日に米国ワシントンD.C.でオープンした国立アフリカ系米国人歴史文化博物館は、見終わったらすぐに忘れてしまえるような場所ではない。その展示は見学者の心の奥底に入り込み、彼らを取り巻く現実と闘わなければと思わせる。 私は『ナショナル ジオグラフィック』2016年10月号の特集のために、博物館に資料を寄贈した人々の写真を撮影していたので、博物館がオープンしたらすぐに見に行き、彼らの資料を見学者がどのように感じるのかを確かめたいと思っていた。
はたして、オープン当日に博物館を訪れたところ、博物館内を静かに見学する人々は、衝撃のあまりあぜんとしていた。彼らはときに展示された品々や言葉や写真に釘付けになり、これは本当にあったことなのだろうかとみずからに問いかけているように見えた。うめき声や低いつぶやきが聞こえた。首を振る人や、見るに忍びない言葉や写真に顔をそむける人もいた。ある母親は、息子にリンチ(私刑)の不当性について説明しようとしていた。(参考記事:2016年10月号特集「未来へ伝える アフリカ系米国人の足跡」)
この施設はジャマイカ人である私にとっても重要だ。アフリカ系米国人の歴史と文化をこれだけの規模で展示する博物館はほかに例がなく、その歴史と文化のすべてが網羅されているといえるだろう。自分たちの個人的な闘いについて家族や友人と語り合える場でもあった。(参考記事:「ブラジル 逃亡奴隷の闘い」、 「沈没船が明らかにする奴隷貿易の変遷」)
博物館に寄贈された資料は、アフリカ系米国人の家族やコミュニティーにとって非常に大切なものだ。私が雑誌のために撮影したすべてのポートレートの中で、私に涙を流させなかったものや、彼らの物語を将来の世代に語り継ぐことの重要性を深く考えさせなかったものは1つもなかった。(参考記事:「「米国紙幣初の黒人女性」ハリエット・タブマンはどんな人?」)
私が撮影したポートレートは、過去からの影響を受けている。ある黒人兵士は、自国の旗の下で戦うことができず、その大隊は最初にライン川に到達したにもかかわらず、帰国したときになんの栄誉も受けられなかったという。私自身も、人生の中で似たような経験をしたことがある。私はまた、有名な奴隷反乱を率いたナット・ターナーが、蜂起を決めたキャビン池から死刑になったバージニア州エルサレムまでのわずか30キロの道のりの中で感じたであろう自由の感覚も知っている。(参考記事:「リンカーン 最期の旅」)
これらの物語が印象に残ったのは、私の中にあるものと強く共鳴するからだ。米国のナット・ターナーの物話は、ジャマイカの有名な奴隷反乱を率いたサム・シャープのことを思い出させる。私は米国ではアウトサイダーだが、この博物館には、故郷の暖炉の前で祖父母や両親から聞いた物話や、権利を剥奪され、無視されてきた世界中の黒人の物語がこだましているのを確かに感じる。(参考記事:「マンデラの子供たち」)
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